それは
草原の中にいきなり現れた扉のようで
開けた途端に怪物が流れてきた
怪物達はノブを回し
勝手に入ってきた

草原の中の動物達は驚き

綺麗な青で染まった空は次第に

開けた扉 ....
通り過ぎていった人たちの口癖ばかり まだボケる余力がある たくさんのさよならのなかに希望さがしている あなたが 失くした ラインダンスは
素敵な楽曲と 共に 蘇らせる事が 出来るよ

天使の声がした
素敵な楽曲って 何だろう

夏になれば 蛙の輪唱が 聞こえたり
合唱コンクールが 開催さ ....
たまたま聞いていたラジオ

二日連続でべつべつの番組で

aikoのカブトムシがリクエストされていた

いちにちの面白い話を聞かせたくて

あなたに集中させてしまって

カブトムシ ....
人は覚える生き物


忘れたがり屋な面も見られるけど


それでも新しい何かを覚えようとする


後から覚えた物


先に覚えた物


重ね合わせると先に覚えた物の方が
 ....
コストパフォーマンスではない自分が欲しかった
でも生きるためにはある程度のコストがかかるが

父や母はその中からコストを僕にくれたんだっけ
愛情と共にねでも父はずるい
やっぱ女の子可愛いんで ....
わたしはわたしの中に
夜を溜める
そしてその夜を醸してゆく
深くなるように
やわらかくなるように

わたしはわたしの身体に
花を鳥を
風を月を沁みこませる
わたしの中の夜が
やさし ....
人生において僕は様々な役を求められて来た今もね
もちろん卒なくこなせる人間ではもちろんないその対極だろう

何かと何かをアジャストすることで随分磨り減ってしまった感性を想う
アウトサイダーにな ....
僕は確かに水中から青い空を見ている。
きらきらと輝く太陽がゆらゆらと屈折しながら僕の体をかすめる。
僕は普段と変わらず透明な水の中で呼吸をし、鳥の声を聴いている。
水の中でも大好きな森の息吹 ....
透き通る白い羽を雄大に扇ぎながら一羽の白鳥が湖面に波紋を広げる頃、
薔薇園で真っ赤な薔薇が一輪咲いた。
 
蜜蠟が滴り落ちそうな天空を見上げる。
深呼吸すると芳醇なワインの庭 ....
大草原の中、一人仰向けになり雲を見ていた。
青空にぽっかり浮かぶもの、地平線からもくもくと湧き上がるもの、
風と共に流れてゆくもの。一つとして同じものはない。
我々人間と同じだ。

どこ ....
みなさん、こんにちは。
いつもお世話になっております。
今回、みなさんに読んでいただく
「悪い花」という作品はたいへん
美しい現代詩となっております。

そして今回に限り、
悪い花(希 ....
あなたの少し後ろ側
影を踏みながら歩いていく

街灯の明かりが怖くって

あなたの手を強く握る程
遠くへ行ってしまう気がした
前の家のばあさんが死んでしまった
腰より低く背を曲げた八十いくつのばあさんだ
息子夫婦は遠くに住んで
干からびたみたいな平屋に一人で住んでいたが
隣近所に迷惑のかからないように
死んだら近親 ....
ひかり草がきょうは青紫を纏い
インク花はそれが気に入らないらしく
いつもより繁殖している
間違えるなと言わんばかり

ひかり草は気がついて少しピンク色を帯びた
あくびを一つしたのはそれは
 ....
梅雨のぬるい日日
あたまが豆腐になっている
天気予報が世間並みに外れたので
好天のそとに出てみた

道を歩いていてさて
右に曲がるか左に曲がるか
人生はまるでロシアンルーレット
きょう ....
瞬きがまだ終わらないうちに
なくなってしまう
数知れぬ一秒にも
満たない想いがあるだろう
とは思うけれど

一瞬のあいだ瞬きをするうちに
恋の始まりはきっと
終わりのない愛になる

 ....
ななしのごんべ
どごがらぎなすって
どごさいぎぐさる

あとなんねんいぎる
どげんしてどごさいぎぐさる
なしてこげなどごろにおるべな

ななしのごんべ

どごがらぎなすって
どご ....
本日は
センカク問題に詳しい
八百屋さんの
真行寺公夫さんに
お話を伺いたいと思います

あー、解決すんのは
簡単でさ
汚染水の貯蔵施設
とか
瓦礫の処理場とか
造っちゃえば良い ....
やりたいことをしているはずなのに
できない言い訳を探しているとき
とてもなさけない気持ちになる

やりたいことがいつの間にか
できることにすり替わり
本当にやりたかったことは心をすり抜けて ....
ほら そっと後ろを振り向いてごらん。

どこから続いているのか

ずっとずっと遠くから

足跡がね 道になってる。



時には寄り道もしたし 時には深い川も渡ったけれど

そ ....
登った
登ったって言うけどさ
正直
俺たちが運んでる訳じゃん
エベレスト山頂まで
大型荷物の宅配してるって
考えたらさ
誉められるべきは
むしろ俺たちの方じゃないの
って思うのよ
 ....
山にはもう

やわらかな緑はないようだ

濃い万緑におおわれている

鶯の歌声も完成にちかづいている

からだで鳴いている

のどで押していないからふくよかだ

みずみずしい滴 ....
  すてきな溝があったので
  かたほうの耳をそこにあずける



  夏草は風にこすれ
  虫たちが{ルビ清=さや}かな羽音をたてる
  日の光のなかですべては
  ひとしく ....
神様は人間の中にいる。精神のうち欲望を制御した美しい理性だ。それが人類普遍の原理となっている。欲望の笑顔が消えた時、遠くから新たな目覚めを促す。すがるためではなく、気持ち悪くなってしまった ....   朝、
  調律をはじめると
  雀がどこかへ飛んでいった
  かなしみのあまりこぼした涙が
  きみの胸のうえでかわくみたいに
今夜でひと区切り

灰に身を浮かべている

安らぎは沈んでいる

やがてくる暗さに構える


ダースのひとかけらを

思い出してちぎる

灰は代わり映えのない

不透明を ....
目覚めても
夢が続くのか
岩穴に
風が吸いこまれていく

のぞく眼に
洞窟の奥でうつむく子どもが映る
近づけば
幼いままのぼくだ

小さいからだを
剃刀の風が
音を立てて
通 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
血液の中にスライム状をぶちこむ最都 優113/6/1 21:23
通り過ぎていった人たちの口癖ばかり北大路京介313/6/1 21:11
まだボケる余力がある413/6/1 21:10
たくさんのさよならのなかに希望さがしている313/6/1 21:10
ちょっとダケ スキップ藤鈴呼1*13/6/1 20:56
aikoのカブトムシ吉岡ペペロ113/6/1 20:39
人は覚える生き物owl113/6/1 20:37
コストパフォーマンス梅昆布茶513/6/1 20:19
夜を溜める塔野夏子18*13/6/1 20:09
調整中梅昆布茶613/6/1 19:44
再生ヒヤシンス2*13/6/1 19:25
平和1*13/6/1 19:23
成長すること1*13/6/1 19:22
悪い花左屋百色8*13/6/1 18:38
未確認失踪少女秋助113/6/1 16:23
前の家のばあさんオイタル7*13/6/1 15:51
ひかり草もっぷ313/6/1 15:49
空がついてくる413/6/1 14:37
恋と愛のあいだの何秒か[group]りゅうのあく...7*13/6/1 11:26
ふりかえる20122*13/6/1 10:35
日曜討論 センカク問題花形新次113/6/1 10:28
ひとりぼっちのたたかいかわぐちひろ2*13/6/1 10:19
あしあと。元親 ミッド5*13/6/1 9:30
最高齢登山者3 ネパール人クルーのつぶやき花形新次213/6/1 8:28
六月の歌声吉岡ペペロ513/6/1 8:14
夏草草野春心713/6/1 6:39
神様と人間はなもとあお413/6/1 6:30
調律草野春心413/6/1 6:04
五月病村正013/6/1 5:34
膜の中での変身殿岡秀秋913/6/1 5:33

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