スナメリのjoy 軽やかに
おおきな気泡のフープをくぐる
うたた寝している青の真ん中へjoy
まあるいあくびを一つ落っことしたら
とたんに アオウミガメのtoy joe
こぽりと抜けて一 ....
なにものにも出番があるに違いない
そうおもわれてしまわれている
いつか
いつか
部屋のすみにおかれた文具のように
ひっそり
それはあなたがわすれていったものたち
だれがせめられる ....
詩人とは
善悪を審かず
赦しを与えず
深く沈んだ魂の叫びに
耳を立て
微かな救済の言を
差し出すものである
しかし詩人擬きは
つねに贋作を詩と誇り
腐敗臭さえする凡庸な言葉を並べ ....
なんねんかまえ
誰かに振り回されて
なんねんかまえ
何かが落ちてきて
あなたを苦しめるものを
ぼくはぼくのいのちで解毒する
アボカドは素晴らしい果物だ
プ ....
All the people are travelers
From time when I spoke for the first time
It has already begun ....
むかでがのんびり散歩してたら
にんげんがさけぶんだ
あわててむかで
はしるはしる
足はからまわりして
からまるからまる
なんにもしません
むかではなきながら
からまる足をうらみ ....
母乳が飛び散る
AVを見た
特殊効果も
ここまで来たか
と思ったが
どうやら
本物らしい
多くの子を持つ
男性は
出産後の妻の
母乳を否応なく
口にしなければならない
結構 ....
ぎゃ ぎゃ 生まれたぎゃ〜
墓の中から母ちゃんが
嬉しいな 楽しいな
四十九日過ぎて〜
墓から化け出たぞい!
ぎゃ ぎゃ 墓場じゃぎゃ〜
みんな遊ぼう肝試し
ぎゃ ぎゃ 舌抜くぎゃ〜 ....
ねえ神様
宇宙はもうちょっと狭く作ってくれても良かったと思います
地球のみんなが力を合わせて
最果てに手を伸ばす
そんなハッピーエンド
父は修行中らしい
はじめての経験だから
父も大変なのだ
だから みんなで助けて
供養して下さいと
和尚様が言う
およばずながら
いちの子分 長女 私
そのに 長男 次男
そのつれ ....
電線越しに見えた光
雲に隠されたまま蠢いていた
あの希望に手を伸ばす
絡まる電気の糸が
首を絞めて 頭をショートさせて
身体も焦げ臭くなって
全部雲の向こうへ渡して ....
恋の忘れ物ございませんか阪急電車お乗り換えです
明日の空は赤い。明日まで生きてみよう。
私 が遠い
高ぶる感情は
抑えなければ ならなかった
誰に 躾けられた 訳でも無く
生まれ付いた 自制心は
私を 苦しめた
笑っても 戸惑っても パニクっても
静かに しずかに
指を立て ....
十五ページ開いて
規則正しい生活に乗っ取って
ルールの上を歩いて
自慰のやり方 詳しく載っている
二十五ページ開いて
あなたの好きな人 寝取って
捕まえざるを得ない幸せを
あえて窓の ....
ふーふ てなことばは好きではないから
とりあえずの選択肢でお互いよきパートナーでいよう
なんて真面目な顔して言ったら笑われてしまった
どっちだっていいよ 本質は変わらない
というような ....
雑然とした部屋で
日々を過ごして
見えるもの全てを
眼に押し込みたくて
携帯電話の充電
もうそろそろ無くなる
充電しなきゃなあ
面倒臭いなあ
あなた、一人ぼっちは
嫌だって言 ....
ふむ
なるほど
夕飯にカレー3杯食っても
夜食にサッポロ一番塩ラーメン2袋
食っちゃうのは
幼いときに父親から受けた
虐待の影響だと
ふむふむ
それで
朝から焼肉弁当と唐揚げ弁当を
....
ボールペンの芯が折れて
染み出した真っ黒いインクで
書いていた詩は読めなくなって
僕の中からも消えていった
謀ったかのように
産まれた贋作に埋もれながら
僕の部屋はボツになった ....
現実の最中 上り坂の錯覚 向かい風の奥義 流れる最古からの生身の風
ひた向き うつむかず 足元固め 悪戯な煩いに 片目つぶり
人生の最中 過ごす刻 太めに刻み 他愛もない空気の澄みと淀みに
....
きっと夏の晴れた日の朝には
水を求めて何処かの
乾いた草原で
遊牧民族が
馬や山羊たちとともに
次の場所へと
引越する支度をしている
地球の反対側とつながる
国境の意味が
なくな ....
闇を切り裂いて走る稲妻に
たたき落とされたトカゲが岩礁に絡まれ
つぶされて息絶えようとした日
不規則な潮の流れに珊瑚の枝がきしみ
剥離した細胞から芽生えた
悲鳴が海を漂い やがて群れて渦 ....
続くんだね、悲しみは、永遠のように
蝕んでいくんだね、抽象的に、現実的に
くり返されるサブリミナル
やかましいったらありゃしない
網膜を飛び越えて、三半規管まで駄目にする
....
草の皿に
いっぴきのいなごがとまっている
ぼくはいつも色んなことを
すぐに駄目にしてしまう
砂団子のように丸く脆く
君への思いを胸のなかに固めて
....
不規則に配置された
文字間から
いつも僕は
君の世界に忍び込んでいた
大雑把な地図しか
持っていないから
いつも僕は
君の世界の迷い人のひとりだった
草原の向こうから
手 ....
がれきを噛む
直角の月光がきみの
糸切り歯を白く燃やしている
かなしみを心にとめ
そして死ぬように忘れ、
忘れるように死んでいく
もろく、
....
だきしめたものはなんだろう
あの雲にのって
ほんの子どもみたいな
ばかげた思いをしょって
ただ、あたたかな
かおりだけのこったこの手
なんだ ....
真冬日と真夏日が腕相撲をする
が 一勝一敗を繰り返すばかり
で 果てしがなかった
木陰と日向が討論しあった
が 太鼓 ....
数ミクロンの
クリアランスを維持して
唇他、口腔内の
あらゆるパーツは
決して触れることがない
しかし
はた目には
やっているように見える
確かに凄い技術ではある
天才的だ
だ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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