最近やけにカタカナが多くないか
訳せない言葉なら致し方はないが

政権公約がマニフェストになり
尊敬という美しい言葉を
リスペクトと言う

祖国とは国語だと喝破したのはシオランだが
カ ....
静かに腰を下ろす 吐息のような暖かい風

風使いは風伯の子供

神に習い 風を吹かす 意味を込めた透明のキャンパスに釘を打つ阿吽

日差しを素直に浴びた 褪せたカーテンは
風使いの遊戯相 ....
百年の間には
どれくらいの人が土に還ったのか
誰にともなく問うと
最近は火葬ばかりだから
それほど多くはないんじゃないか
と答えが返ってくる
縫い物の手を止めて振り向けば
ねぎ坊主がぐら ....
夜からの雨は
屋根を洗って海へ抜けた
わたしは誰もいない店で
外で吠えている犬の声を聞きながら
小僧のように座っている
なにもすることがないとは
お客が来ないとは
本当にかなしいものであ ....
     「 流れ星がいま落ちた 」


0の あすなろが あっけなく逝ったとき 流れ星が落ちた
1の はじまりが あっけなく逝ったとき 流れ星が落ちた
2の なおざりが あっけなく逝 ....
原田さんはクラスメートだ
原田さんは園芸部の副部長だ

原田さんが幽体離脱を繰り返すのは最近拾ったオッドアイの子猫のせいだと言う

原田さんはイレギュラーバウンドする
どこへ行ったのかわか ....
水底につづく階段
溶け残るつらら
午後を咬むつらら


羽のしぐさ
空のひらき方
指をのばして
そっと試して


ひとつだけだよ
裏通りの声
違う人の 同じ言 ....
好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好き 角を曲がると私が消える 貶してから褒めるつもりだった やまびこの遠く澄み渡るを聴く。この連嶺の偉大さよ。
夏にいまだ白く残る雪を携えて、今、この世界に君臨する。
比類なき荘厳。重厚な交響楽。
私はただその頂にて感嘆し、言葉を失う。

母なる ....
今、私の見ている夜空をあなたもきっと見ているでしょう。
それはなんと素敵な事なのでしょう。
遥かな時を超えて今輝きを放っているこの星々は、
私とあなたの魂の結びつきを担っているのです。

 ....
一筋縄ではいかない
どころか
二筋縄でも
三筋縄でも
いかないので
グルグル
グルグル巻きつけたら
亀甲縛りになって
股間にも食い込んで
やっといけた
わたしは、この心が死ぬ度に祈った

世界を元に戻してくださいと

時間を元に戻してくださいと

ありえないことを本気で祈った

だけど世界は腐食し続けていった

そして幻想と化した ....
ワタシガ
バツイクツダロウト
アナタタチニハ
カンケイナイコトデス
センシュニアッタ
フリツケヲカンガエルタメニハ
センシュノココロトカラダノ
スベテヲシリツクサナケレバ
ナラナイノデ ....
まくらを抱えてすみっこへ
あざだらけの脳みそを抱きこんで
痛む歯を舌で舐めている

でもあたしは愛されている
覚えていないくらいむかし
あたしはだれかにキスされたから
歯が全部溶けて ....
 まっピンクゴール裏
 アジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント一回戦一発勝負
 ダービーの息はずっと過呼吸
 おぉ バモス セレッソ
 セレッソ セレッソ バモス セレッソ
 おっおっお ....
ぼくはいまでもあの質問を忘れられない
妻が妊娠して臨月になった時に
彼女は重い妊娠中毒症に罹り入院していた

こどもが生まれそうな日にね
ぼくは病院に見舞いに行かずゴルフ場にいた
医師の暫 ....
あかも。






























 ....
 .... あの現代詩は
約250年前から高い品質と
こだわりの発想で愛されている現代詩です。
改稿を重ね磨き抜かれた言葉と強めの毒で
すっきりとした爽快な読後を味わえます。

この現代詩は
こんが ....
もつれた毛糸をほぐそうと
ひっぱったり、ひっくり返したり
しているうちに
かたい結び目
いくつもできて、みつかります。

ああ、これはもう、すんなりとした一本の毛糸には戻りません。
しな ....
忘れ去られた庭に
突き刺さる太陽の痛み
去年の夏のひまわりのお墓
誰に知られることもなく

なつかしい小鳥たちも
黒い森へと帰っていった
この庭を愛した人も
閉ざされた扉の向こうに眠る
果たされない約束が遠のいてゆく
博愛は封印されて
初夏の風鈴のように ときに
さやかに りん、と在るを語るでもない

ゆく道は涯てを知られず
帰り道はすでになく
芥子の花のうなだれて
 ....
存在の肉



身体に備わった物質
肉には
心地よいか
心地悪いか、の
世界がある

肉は
その肉を保つために
食事を必要とする

肉は
欲望をまとい
裸を欲する
 ....
Message body



聞く耳もたなきゃ
意味ねぇは

行く道 見えていけねぇは
しくじる だけ ならまだいいが

命があるだけ まだましさ

左に回る 地 ....
となりの、しばは
あおい、というけれど

いくつになっても
いいなぁ、いいなぁ、と
たにんをうらやんでしまう

てのなかには
たくさんのしあわせを
だいているというのに

わ ....
ここに
コンクリートの破片がある
砂と水を固めて
作られた人工の石たち

人が集う会館になり
公園の遊具になり
学校の名を刻む門となり
新しい道となり
駅となり
小さな島に架かる橋 ....
俺、パンツ5Lじゃないと
ケツ半分しか入らないって
言ってるだろう

だから、4Lだと
ホラッ、やっとポコチンが
隠れるぐらいしか入らないのさ

俺いっつも言ってる
パンツ買うときは ....
私のことを好きだと言ったせいちゃんの気持ちに応えなかったことでせいちゃんの気が少しずつおかしくなっていくのを横でずっと見ていたとき確かに破滅の足音が聞こえていたのに私も意地汚い方だから優れた友人として ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
カタカナ言葉HAL1+*13/7/5 14:30
風使いと風伯朝焼彩茜色4*13/7/5 13:58
ねぎ坊主春日線香313/7/5 12:26
店番713/7/5 12:25
流れ星が いま落ちた (他二編)[group]るるりら10*13/7/5 12:00
原田さん佐東5*13/7/5 9:45
明るく短い径木立 悟813/7/5 8:45
好き、嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い、好き、好き、好き、好き好 ...北大路京介413/7/4 23:56
角を曲がると私が消える813/7/4 23:56
貶してから褒めるつもりだった313/7/4 23:56
新たな道標ヒヤシンス7*13/7/4 23:14
夜の目覚め4*13/7/4 23:12
一筋縄花形新次113/7/4 23:05
幻想世界めれんげ2*13/7/4 22:42
モロゾフの言い分花形新次113/7/4 21:39
虫歯はるな913/7/4 21:29
声は凱歌を歌う前に平瀬たかのり8*13/7/4 20:14
死刑執行人HAL5*13/7/4 20:05
キミいろ、ボクの"め"世江113/7/4 20:03
ヨハネの黙示録(12章3節)TAT013/7/4 19:52
あの/この/その左屋百色9*13/7/4 19:04
もつれた毛糸凍湖(とおこ...613/7/4 18:06
忘れ去られた庭めれんげ8*13/7/4 16:15
偽熱の午後もっぷ813/7/4 14:54
存在の肉はなもとあお413/7/4 14:39
ライム闇 韻 卍琉九卍213/7/4 14:31
「せつぼうのはざま」玉兎313/7/4 8:44
破片そらの珊瑚18*13/7/4 8:28
ビッグボディ花形新次013/7/4 7:48
冬に花火はやらない一尾113/7/4 3:41

Home 戻る 最新へ 次へ
2148 2149 2150 2151 2152 2153 2154 2155 2156 2157 2158 2159 2160 2161 2162 2163 2164 2165 2166 2167 2168 2169 2170 2171 2172 2173 2174 2175 2176 2177 2178 2179 2180 2181 2182 2183 2184 2185 2186 2187 2188 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.55sec.