さようなら
さようなら
みんな簡単に手を振るけど
この夏は
一度きりの夏

君も
甘夏色の帽子を振って
家路につくんだね
ハ〜イ、お客さん
いらっしゃ〜い
あら、いい男だこと
嬉しくなっちゃうわ
どこ行くぅ?
最後までいっちゃう?
ウフ、冗談よ
赤くなっちゃって
可愛いんだからあ
うん、横須賀中央駅ね
 ....
茶碗の酒に蛾が溺れている 
夜が明けて、車の音が激しく聞こえ出す肌寒い朝
痺れていたらしい昨夜と半生が襲ってくる
やれやれ今日も人生やら生活に眩しい光を当てなくてはならない
束の間の夢幻 夜と ....
文月を何触ること無く過ごせれど
何をか踏まずに過ごせざりけり
セーラムのメンソールは苦手
でも始まりはゴールデンバットだった 二十歳未明

ベランダの一人蛍ごっこ エアロスミスが流れていた
UKロックはまだ わからなかった 

KOOLのマイルドも苦 ....
暑いうえに
剛力の
全裸ワンワンスタイルを
想像してしまったため
アソコは
アッチッチの沸点超えなもんだから
冷蔵庫でキンキンに冷やした
TENGAで処理する
ほとぼりとほとばしりを
 ....
うしろむきに種を食べていた
あのとき
あなたがわたしを好きだとしっていたら
あんなには幸福じゃなかったろう

鏡とするような接吻ばかりした
そのむこうに
だれかはちゃんといたのに
 ....
鳥は飛ばない
不在だらけの世界で
決めていた
啼けと言われたら
もう
飛ばないことにしようと
鳥は決めていた
鳥は飛ばない
著作権は著作者の死後五十年を経過するまでの間、存続する。
            (著作権法 第五十一条 第二項)






死んでも背負(しょ)って、あるくものだと思ったか
だれ ....
死んだら地面に埋めてくれ








 ....
こう暑いと
身体の内側から
冷やさないことには
やってられないわ
とお嘆き奥様に
是非お使い頂きたい
ご主人からは
決して得られない快感と
爽やかな清涼感を
同時に味わうことが出来ま ....
触れてほしくなくて
触れてほしい
貴女の温かなその手を

強くなんかないんだ
弱くて脆いんだよ
でも馬鹿だから

辛くとも苦しくとも
背中を見せたがるのだ
誰も見ることなんて無い ....
真夏の青空を
吸い込む
くちびるから
生まれる蝶の
羽根の色は
南太平洋の耀く
海の色よりは
ずっと淡く
抜けるような天空の
青空の色に近い

在りし日の情熱からは
傍らで誰か ....
デモンストレーション用のワゴンカーを運転していた後輩から、切羽詰った感じで電話がかかって来た。
「先輩、この車、どこに止めたら良いんですか。」
他の仕事をしていたので、メンドクサいったらありゃしな ....
まつ毛に神経を注ぐ それが まなざしを深く見つめることの出来る
光線の反射を逃がす 導かれるに値する景色を見つめさせてくれる

見たいものだけ 見させてくれ
異性に恋する焦がれの痛みを 和らげ ....
羊をたくさんたくさん数えたさ 本も一部屋分読んだ 煙草も辺りが煙る程吸ったさ
だけど今夜は眠れない 君の夢ばっか見るんだもの とても切ない夢さ

地球が凍結する本やメンタリズムの本を君は喜ぶ 人 ....
共産主義における
マルクスのように
日本の保守と呼ばれる人たちの
教科書といえる存在が
福沢諭吉なのではなかろうか

福沢諭吉は
頭で人を動かす人を
えらい人であるとし
そういう人に ....
悪口言うのは嫌い
でも他人の欠点ばかり目に付く
言いたくない言葉が
ふいに溢れる
それは言いたいのと一緒

自分には甘い
心に決めたはずなのに破る
時と場合と人でなんて
言い訳ばかり ....
プレゼントの花束には毒が入っていました
「いいかい。これはバラという樹の生殖器だ。植物の涙ぐましい進化の歴史さ」
彼の長い舌はまるで昆虫の吻のようでもありました
「いひひひ」

プレゼントの ....
男と女が深夜の商店街を歩く
沈黙を補うのは二人の足音
シャッターが風で
がたがた揺れている

二人はこれからのこと
もう既に知っている
なあ、今から自宅で心中でもしようか
相手が俺でも ....
柿ピを
手のひらにザーッとあけて
口の中に流し込む
人のいろんなものの結晶
一つもこぼれないように
指先をすぼめて

柿の種もピーナツも
ひとつづつままない
そんな余裕はない
後悔 ....
明日も会いたい なんて思えなかった

そろそろ許して 僕を
放してよ

そこらじゅうにころがるマテリア
拾いもしないで
踏みつけて ぱりん
踏みつけて かしゃん
ああ 混ざり ....
お肌が容赦なく曲がろうとする ひまわりが冷たく聞く鐘の音が淋しい レーダー照射してやろうか 真夜中に石畳の狭い路地を歩く。
すべての家々の窓は閉め切られ、孤独のうちに
私は己の半身と夜を語る。
時の歩みはいまだ遅い。

真夜中に浸る欲望を持つ者の頭はたえず動いている。
昼間の ....
彼は幻なので
だれに気付かれることもなく
子ども料金で改札をくぐれる

彼は幻なので
人目を気にすることもなく
パンツ一丁で町角を歩ける

彼は幻なので
特に悪びれることもなく
 ....
髪の長い 古き艶を残した黒髪のお前
その素肌を包み しなやかな 黒髪もくびれる 
男には 備えられない 弾力に水が弾く 潤い 
控えめな 鈴蘭の香り

女という生き物の魔の魅力に跪く 甲にあ ....
わたしの一番
甘酸っぱいところだったら
ハートなんて
答えちゃったりなんか
しちゃたりして
(広川太一朗 談)
だけど
ただ酸っぱいところ
というと
確認できるところは
大体酸っ ....
もしオマエが日に何度も愚痴る仕事に就いているなら直ぐに辞めてしまえ

それは仕事ではない

不毛な世界での隷属に過ぎない


もしオマエが面白いことがないかと誰かに尋ねたり、探したりして ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
甘夏渡辺亘513/7/10 7:48
セクシータクシー花形新次013/7/10 7:13
民次郎 (仮)民次郎213/7/10 1:07
ahiṃsā茶釜013/7/9 23:12
喫煙語り朝焼彩茜色10*13/7/9 23:00
アイスTENGA花形新次013/7/9 22:11
鏡とするはるな613/7/9 21:51
鳥は飛ばない313/7/9 21:46
死んでも背負って、あるく (生体反応の設計)乾 加津也14*13/7/9 21:33
死んだら地面に埋めてくれTAT1*13/7/9 21:11
冷やし張形花形新次013/7/9 20:53
僕は馬鹿だからムウ313/7/9 20:20
蝶はくちびるから生まれる[group]りゅうのあく...11*13/7/9 19:15
後輩を見捨てた俺和田カマリ1*13/7/9 18:08
下克上の恋朝焼彩茜色413/7/9 17:50
今夜は眠れない梅昆布茶1013/7/9 14:58
左右の奇妙な類似点(改訂版)眠り羊013/7/9 12:28
だめだめ人間eris013/7/9 11:41
たのしい生物yuez113/7/9 11:29
なあ、今から心中でもしようか北橋勇輝013/7/9 11:01
柿ピ蒼木りん113/7/9 10:32
忘れなさい と笑うくらいなら瑠音013/7/9 7:31
お肌が容赦なく曲がろうとする北大路京介3*13/7/9 6:09
ひまわりが冷たく聞く鐘の音が淋しい413/7/9 6:09
レーダー照射してやろうか3*13/7/9 6:09
真夜中の放浪ヒヤシンス13*13/7/8 23:58
幻獣青井313/7/8 22:42
惚れている朝焼彩茜色613/7/8 22:02
わたしの一番酸っぱいところ花形新次113/7/8 21:26
箴言蒲生万寿1*13/7/8 21:14

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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