プールの授業は嫌いだから
学校を休みたいという
息継ぎが
うまくできないらしい

ネットで検索してみる
吐かなければ息は吸えない
水中で吐くこと
頭をあげる向きと
タイミングにコツが ....
神は寂しくて気が狂いそうな夜を与えるでしょう 私は与えない 苦味と甘味の狭間で鳴る 見猿言わ猿聞か猿は尻を隠してない 天才になりたかった

天才になりたかった

よそのこがつかえる色を
わたしもつかいたかった
つかえるとおもっていた
こんな筆はこびを
わたしもしたかった

密なしごとを かんがえず ....
  ぼくはいつも
  見当違いのことばかりする
  マンボウ、
  鉛筆の先がじょじょに尖る
  マンボウ、
  ポロシャツの赤が褪せて落ちる
  思い出と花の色は白い
  ビニ ....
東京湾岸の海がちょびっと見えるビルで
暮らしている一人でだ
最近ちょっと楽しいことは
このあたりのビルに
ウミネコが巣を作りだしたのさ
にゃーごにゃーご煩いぜ
隣のビルの管理人のおばちゃん ....
クローゼットの中は
水玉だらけ

大きいのから小さいのまで
たくさんの色

月曜も火曜も水曜も
どこかに水玉があった



知らないでいいことは
知りたくないこと
知 ....
未来があった場所へ向かって生きるんだ

昔は今とほとんど同じ
後悔の材料があるだけ

後悔が懺悔が疎ましくても

今から作って
昔を大きくするだけ

未来は思ったことがあるだろ ....
窓に付いた
紙のきれはし
水のように光り
兆のように消えてゆく


浸透圧
立ち止まる
有るか無いかの
はざまにまたたく


鱗がひとつ
水から離れ
羽根に ....
柱 文字 からだ
数千年の空の筒
蜘蛛の巣の雨
冷たい青
はらいのけては肌に生え
夜明けを夜明けに呼ぶ鉛
炭の地平に羽と浪を描く



真昼の軍政
砂とささやき
 ....
かぎ裂きの浜辺を
ひとり遅れて
虹は歩いた
問いには応えず
奏でる指から流れる血
嵐の先をしめす標
会いたい人に会えぬ代わりに
言葉ばかりが目に降りそそぐ


 ....
少し曲がってしまった空間の
端から端を銀河と呼んでみて
言葉を彩る意味でも掲げれば
誰の一人も傷つくことないし
明日はいたって明日だろうし
パンダは関係なしに笹食うし
 
 ....
おじいちゃん!
んあー
おじいちゃん
何?何か飲みたいの?
喉が渇くの?
おじいちゃん、何が飲みたいの?
んあー、ふあんた
エッ、なに聞こえない
おじいちゃん、しっかりして!
んあー ....
星の形なんて何型かほんとうのところ 手のひらかざして 模れない
五感が星の刺客たちを招いたんだ 悪者なんていないとね

六感が足を洗わせたんだ 悪は飽くなき最良へ招かれる きっと
悪の巣の絡ま ....
            130711




微振動と微笑みながらも
注意深く
居住まいを正す
夾竹桃の花が散ると
涼しくなるのだ
祈るよう ....

潮の香が
心地よくいざなう午後は
大抵の白い壁に
透明のバス停が浮き上がっていて
そこには潮流の到着時刻が

【珊瑚時】
【シオマネキ分】
【ゾエア秒】

海洋性の点字で記さ ....
すぐにあしたになってしまう今日 は黒くて、生えている星はぬるい。あしたになったら手に入らない、それとか、夜のたべものとか。背中にはえていたのは、よろよろした壁 ・ だれもいないから、黒を白にしても .... コーヒーをひと口飲むと
下腹部に非常に強い便意が襲ってきた
そう言えば今日は朝方から
何となくお腹が妙な具合ではあった
この店では駅構内のトイレに行くしかない
けっこう遠いんですよこれが ....
 .... 擦り切れて、にじんでいる
わたしの履歴書
おまけにもう、くしゃくしゃだ

久しぶりに自分の履歴書を見た
放浪記でも読むみたいに
言い訳のかたまりを眺めた

ひどい履歴書だ
記入欄が足 ....
どうか
ワタシを
忘れないで下さい
ワタシの
形と色
においを
忘れないで下さい
いきんだときの
力の入れ具合を
忘れないで下さい
拭いたときの
ペーパーへの
付き具合を
忘 ....
なつだから
かぜやみずがぬるくて
わたしもぬるい陽炎になる。

髪の毛がもつれ
からだとからだが近く
凍てついた冬よりずっと
いろんな匂いが生き生きと
なまなましく
あなたのうでは小 ....
あと少し
この真ん中をくり抜いてでもすがりたいと思った接地面
ただ視覚だけの存在になろうとも見ていたかった三角形
物質に寄りすぎて踏みにじった心に
もうろうとした痛みで振り返る

鏡張りの ....
アキレス腱を断裂してもう走れなくなって
陸上部をやめて俺たちのサークルに来た後輩がいた
短距離走者だった奴はクラウチングスタイルから
ロケットスタートを決めようとして全パワーを右足先にかけた
 ....
feel feel feel feel feel AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA

u-aa u-aa u-aa NNん NNNNんん

 ♪HAVE AAA NICE D ....
ぽつり


あなたのまえにいたひとが

いつのまにかあなたのよこにいて

とうとつにうしろへといってしまう

それが死というものだとわたくしはおもっています



 ....
あなたはあなたのとっておきの古ぼけたカメラを手に取り、
にやにやしながらその背中を開けて一本のフイルムを装填する。
あなたの細く美しいその指で、とてもやさしく、繊細に。
私は暖かい暖炉の前で ....
朝霧が幻想的な雰囲気をもたらすこの森で私はあなたと会おう。
この森の閑寂さをもって、心を平静に保ち、私はあなたを迎えよう。
その切り株は木陰にあるけれど、柔らかい朝陽が差し込む特等席だからあな ....
日差しの強すぎる午後、私は貴方を想う。
道端に投影される光線に強い生命力を感じて。
貴方のその強靭な生への意志は、私の活力となり、
未来へと続く豊潤な果実を実らせる。

先人の放った言葉 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
水のハーブ佐野権太9*13/7/12 12:56
神は寂しくて気が狂いそうな夜を与えるでしょう 私は与えない北大路京介413/7/12 9:40
苦味と甘味の狭間で鳴る313/7/12 9:39
見猿言わ猿聞か猿は尻を隠してない413/7/12 9:39
113/7/12 8:41
マンボウ草野春心413/7/12 3:02
テロリズム青園ルカ113/7/12 1:49
水玉率大西 チハル213/7/12 1:00
go竜門勇気213/7/12 0:49
わかれ まばたき木立 悟313/7/11 23:32
ノート(砂とささやき)[group]613/7/11 23:29
ノート(虹)[group]513/7/11 23:28
パンダは関係なしに笹食うしブルース瀬戸...11*13/7/11 23:20
ファイナルファンタ爺花形新次113/7/11 22:10
星斬侍朝焼彩茜色5*13/7/11 22:03
滑らかな試金石あおば21*13/7/11 21:28
海まで遠く離れている佐東7*13/7/11 21:27
さよならのことはるな413/7/11 20:57
奈落へ[group]壮佑16*13/7/11 20:27
犬も少年もTAT1*13/7/11 20:25
履歴書(言い訳のかたまり)めれんげ4*13/7/11 19:33
忘れな糞花形新次0*13/7/11 18:58
匂やかに凍湖(とおこ...113/7/11 18:15
ドーナツの消失点カマキリ313/7/11 18:13
アキレス最低の戦い和田カマリ4*13/7/11 17:48
JUST・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・LAST朝焼彩茜色3*13/7/11 15:37
ぽつり田園3*13/7/11 14:57
朝方の嫉妬ヒヤシンス7*13/7/11 14:29
森の精霊4*13/7/11 14:17
限りなき夏6*13/7/11 14:16

Home 戻る 最新へ 次へ
2142 2143 2144 2145 2146 2147 2148 2149 2150 2151 2152 2153 2154 2155 2156 2157 2158 2159 2160 2161 2162 2163 2164 2165 2166 2167 2168 2169 2170 2171 2172 2173 2174 2175 2176 2177 2178 2179 2180 2181 2182 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.33sec.