全ての詩文を引き裂いたとしても生まれてくるのは新しい詩なんかじゃないさ、魂の触角に植えつけられた古い血が次のセンテンスへの欲望を昂らせるんだ、さあ、いまのおまえのあるがままをここに書き記せばい .... 今日は体がダルビッシュ
明日も体がダルビッシュ
明けても暮れても
ダルビッシュ
いつでもどこでも
ダルビッシュ
ビタミン不足か
ダルビッシュ
太り過ぎかも
ダルビッシュ
精神的にか ....
     本意なのか 建前なのか
とある医大のドクターが
       テレビで答えていた
「先生にとって死とはなんですか
        ひとことで言うと」
「そうですねぇ 死とは
   ....
見えるだろうか
砂粒のように
細かすぎる 神経細胞を 
串刺しにした 言葉だよ

誰かの微笑みに 同調出来る位
未だ
回復すら していない

だけど くるり まわすんだ

傘回し ....
――おや
結婚飛行に乗り遅れたのかい
風に煽られ一人きりで
なんとかしがみついたものの
車のフロントガラスじゃ洒落にもならないよ
こんな剣呑な崖を登り切ってみたところで
そこには余計強 ....
病院の待合いの長椅子で
おじいさんがあくび
おばあさんがあくび
その隣のおにいさんもあくび
くたびれた私もあくび
うっかりもらっちゃったけど
あくびの正体は知りません
からくりがあっても ....
アスファルトを
冷やして
しゅわりと水蒸気
たちこめるにおい
苦しくなって
でも深呼吸

冷えたのは一瞬
生ぬるい温度が
足を伝って
透明な傘から
にじんだオレンジが眩しい
喉 ....
海原は果てを知らない だって地球を何周したって終わりが無いんだもの

地球は平面でその果てに大瀑布があるって そっちのほうがよっぽどスペクタクルで面白いが

空は蒼くその果ては悠久に続いている ....
年老いた母を負って山へ入ったその帰りの道で、
ショーウィンドウに映った、自分の姿を認める。
酷く痩せていて、泥と垢と涙にまみれているが、
母のずっと掴まっていた前頭部の髪の毛だけは、
オールバ ....
スキダヨ

当然のように君にささやく

だけどなんでかな

目の前に見えてるのは君なのに
脳裏にはずっと前まで一緒にいた誰かさん

あれれ

なんでかな

好きなのに離れたの ....
ななのつく月は かぜまかせ
はるかとおくの たつまきの駅
てらてらにぶく ほら貝吹けば
なびくはたはた しろいはた 


遠雷ひかる海の底 なにくわぬ顔の神の御影
はたはたっ ....
にじりよる夜
酔っ払いが揺れる
優先席だけぽっかり空いた
日本人の優しさがあって

にじりよる夜
わたしの寂しさにつけこんで
漬け込んで臭いものには蓋をしよう
広がりそう ....
ゼラチンをふやかしとろかし
またかためてとろかした指ごと
腐るだろう
ほら、がんばりなさい

「膝に生えたきのこを毟って食べたら
おとこおんなになったよ」
と、手紙に書いた

あらゆ ....
人魚になりそこなった君へ

あれから3度目の夏がやって来たけど
僕らは未だ海に還ることができずにいる

君のお気に入りの水着も
タンスの奥に仕舞い込まれたまま
一度も日の目を見ることもな ....
ゾンビに敬語使っているのか みかん箱に入っていたい気分なんだ今夜は エロい事考えて耳から血が出る 「私は一人じゃ生きていけない」と
はらはらと涙を流した君の事、今でも良く覚えてます。
こないだ、君の事、見かけました
不器用そうな男が、必死こいて君を幸せにしようとしてました
君は十分幸せそう ....
やさしい体温を
手放した
幼い夕ぐれの あわくひろがる
虹彩のふちで

一日中
なんにも
口にしていなかった
なんて
いのりのことばみたいに
くりかえしては
いちまい いちまい
 ....
月はもう出てるの?
舌っ足らずの声がした

こころの底のほう
波の音に気付いたんだ

カメレオンに似た目の動きで空を見てる
今んとこはまあそんな感じなんだ

染みになった今でも君は邪 ....
明日の世界に まだぼくはいない
100年後の世界に ぼくの愛する人はまだいない

未来に思いをはせて明日が早くくればいいなんて思ってたころがありました。
過去には確かにぼくがいたっていうのに、 ....
いくつもの季節が血を流したあとで
しだいにかたむいていく水面の
ひたむきさばかりを空白に浸して
そうして
ここに
たくさんの誤謬が積もったら
それはとてもうつくしいことだと
ひとは言うの ....
とほうもない





とほうもない時が流れ
あの時の笑い
あの時の悲しみ
全てが流れ
としてまた
とほうもない時を迎える

世界の始まりを人々は渇望する
 ....
純粋に吐き散らかしたいトワイライトの祈り
ぼくは だらっと 伸びしてた
コーラみたいな夕空がおよいでいた


あくびのでるリズムでさ 手紙は口笛みたいに舞ってきた
トウモロコシ畑で ....
      

           いかれた月を舐めたい 
           ひりひりする 
           ひかりで
           けがれた 
            ....
こころもからだも捨て身のひとよ

焦がれてただせつに歌う

おまえは少年の瞳をきらめかせる


おまえよどうか愛するひとを護りたまえ

おまえへの純信にやすらかに応えたまえ


 ....
                   130802

あのころはちょっと引き籠もりになっていましてね
名の知られた作家がぼそっと語る
今では引き籠もりも認知される時代に ....
鶴見の高架駅から電車に乗る
走り始めたと思ったらホーム跡

下り階段も残るその場所は
七十年前に廃止された本山駅の跡

未だ遺構が残っている
こと自体に驚いてしまう

侘しい高架駅の ....
空の青があまりにもひどかったので
わたしは死んだ

飛んでいったのは
たぶん長すぎたシャーペンの芯だ
下心があまりにもすけすけで
あけすけなわたしの刺胞が飛ぶ

チクリ、と ....
綺麗な言葉で飾り立てて
韻を踏んで、言葉遊びで
若気の至りを言い訳にして
凄いカゲキな言葉遣いで

「金とってないんだから文句ある?」って
ケンカ腰に強気に叫んで

"よりど ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ほら、そこで見なれない何かがまた息を潜めているホロウ・シカ...5*13/8/2 23:55
ダルビッシュ花形新次113/8/2 23:41
屑糸の緞帳(十)信天翁313/8/2 22:50
孤独だなんて藤鈴呼2*13/8/2 21:55
羽蟻ただのみきや13*13/8/2 21:20
うつるんです。そらの珊瑚16*13/8/2 19:48
雨上がり森未3*13/8/2 18:11
茫洋梅昆布茶1113/8/2 16:10
姥捨て山小猫峰 護4*13/8/2 15:05
_013/8/2 14:14
ファイナルしあわせファンタジー7[group]るるりら11*13/8/2 13:03
にじりよるかの9*13/8/2 11:36
空気平井容子713/8/2 10:58
人魚になりそこなった君へ未有花21*13/8/2 9:11
ゾンビに敬語使っているのか北大路京介313/8/2 9:06
みかん箱に入っていたい気分なんだ今夜は413/8/2 9:06
エロい事考えて耳から血が出る313/8/2 9:06
一人じゃ生きて行けない創輝1*13/8/2 8:57
flower佐東5*13/8/2 8:54
Autistic Me有無谷六次元213/8/2 8:49
明日の世界にまだぼくはいない。この世界のどこにも ぼくは い ...創輝0*13/8/2 8:40
_紅月613/8/2 5:23
とほうもない田園5*13/8/2 3:42
垂れ流れるトワイライトマーブル113/8/2 3:10
泥のように透明なぬくもりさえも月は舐めたいという513/8/2 2:18
せつに歌う吉岡ペペロ713/8/2 0:22
ファイナルしあわせファンタジー7あおば4*13/8/2 0:17
鶴見線kauzak7*13/8/1 23:57
かの513/8/1 23:57
売り言葉詩月013/8/1 23:45

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