壁なのだろうか
雨だったのだろうか
全てを忘れてしまった
前に進む言葉もなく
手のひらの上を
くるくると いくつもの雪が 舞っている


ただただ
思うことは何もない
恥ずかし ....
 .... 夏の夜に

思い出す

同じ日

一年前の

熱い気持ち
日曜日
公園端にひまわりが伸びていた
二輪はふてぶてしい黄色
子ども達のはしゃぎ声を
したり顔で見下ろしている
あと四、五本のはまだ早緑
背丈は一人前なのにねー

大きな葉っぱを着て
 ....
  透明な鍵盤に置くかのように
  あなたの指が宙にとどまる
  噎せ返るほどに暑い八月
  そんな形で朝は始まる



  夢のなかでそれは確かに
  風靡く草原を鳴り渡って ....
詩?
「興味ない」
まあまあ、そう言わずに。
流し読み感覚で。


はじまりの朝だ。
もう、夕暮れだとしても。
はじまろうとしているなら、それは朝だ。


はじまりの ....
羽化する前の 蝉が
黄色い傘に 必死で 捕まっている
リアルな 姿に 出会いました

中の 緑色の 羽根が 
微かに 見えて

それは しっとりと 土に眠る頃 
描かれている 心のよう ....
まだ、帰るわけにはいかない

決意に追われ故郷を出た
寄せては返す人波に魂を焦がしながら
有象無象にこの身を投じる

揺れる魂
ぶつかる光と闇
そう、分化する地球

なぜ比べる
 ....
この時期になると
日本中あちこちで
ある花火大会

君と行った初めての
花火大会を思い出すよ

君の喜ぶ顔が見たくて
内緒で始発の電車に乗って
場所取りに行った
山下公園の特等席に ....
 
しゃりしゃり しゃりしゃり かき氷

アベックぺたぺた かき氷

夏やねぇ あつっ!



 



 
私は午後のコーヒーショップで
独り読書をしている
斜め前のテーブルでは
女子高生達がお喋りしている
BGMは懐かしい曲
『You Don't Know What Love Is』
邦題 ....
その鳥には名前が無い 永く忘れていたのかも知れない

その馬には乗り手がいない あまりに荒々しいから

その石には角が無い ずっと転がってきたから

僕は銀河の鳥の名前を知りたかった
 ....
色は光にかざして
乳首から乳輪にかけて
その濃さで年代がわかる
香りは
ミルクの匂いがしたら
ヴィンテージ品
軽く口に含んで
舌先に載せ
転がして
舌触りを確かめる
二三度吸ってみ ....
無が堆積する日常の中で屍蝋化した純朴が
何を見ることもないまなこただ見開いて
呻くような旋律が微かに漂う空間の中を
まだらになって静止している
まだらになって静止している
 ....
同じ夢を見ている

気が付けば その部屋にいる
知らない部屋が そこにあり
そこから出発しなければならない 私がいる

なぜいるのか そこはどこなのか 分っていない
いくつもの夢をみて  ....
腕がある
脚がある
カラダがあって
心臓はこの辺だろうか
洗濯物を干しながら
幸福感に包まれる

よれてしまった襟だとか
落ちきれてない染みだとか
ゴムの伸びたパンツだとか
新品で ....
世界中の
ありとあらゆる穀潰しが
本当の自分とやらを
解放するために訪れる

この街では
脱ぎ捨てられた
人間の表皮が
アスファルト一面に
腐敗した花を咲かせる

脱皮の後の
 ....
古池にサメを放つ 安酒飲む口でセレブ婚 ムスクの香りに頼りすぎている男でした 釣りなどはじめてみた
君の影響かしら
と思ってみるけれど
釣り好きの君の傍らにいて二年間
そういえば竿のひとつも持たなかった
たまたま起きた早朝の四時に
君がいつものように釣りに出 ....
しょーこ姉さんとショッピングモールへ行く
彼女の誕生日プレゼントを買いにそいでもってお昼にパスタでも食べようかって

姉さんといっても年下だが今年はダイエットするんだそうな
ジョギング ウオー ....
どうして下らない男ばかり好きになるんだい
あいつは、君を幸せにしない
君のことを考えてすらない
それは君にもわかっているはずだ

君の話を聞くのは好きだ
しかし、あいつの話となると、聞くに ....
ぼくらは皆気づいていたよ。
君の腕にある傷も、君が長袖でいる理由も。
なんとなくだけど、
君があの中途半端な時期に転校してきたホントの理由も分かってた。

だけど、それがぼくらに どんな関係 ....
01433/01433 YIB01036 萌木碧水 くるんとまるく(FPO同掲)/ 萌木碧水
( 1) 97/10/27 15:13





       
         ....
薄くあかるいほうにながれていった。手にぶよぶよした抜け殻だけのこった。
離岸失敗のゴムボート。季節は確実にいちねんのなかで正確な四回転を刻んでいく。なにを実証できたわけでもないけど。
 ....
あなたとわたしの違いは何だ

あなたはいくつも毛糸を編んだ

わたしはひとつの道を歩んだ

そしてあなたはその時言うんだ


正しいやり方はひとつじゃないし

汚いやり口も時には ....
魚が鳥を喰い神父の祈念は
   向日葵畑に黒い映像機を置く  
      襤褸の巡礼の渦巻く顔が振返り  
        空洞が皺嗄れて喃語を喋る
      地平は陰鬱な青の向うに
  ....
お前には本当に今私が、血を流しているように見えるか。
むこうの方で人が死んでいるように見えるか。
お前の存在は他者の認識によってのみ確定する。

本当にお前の前に今私はいるか?
フルスピードで 駆け抜けた
リミッター ギリギリチョッブ

何となく 一生懸命な 気がした

振れるほどに 遠く
触れるほどに 狂おしく
眺めるだけで 最高だった頃

身近だった 心 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
in庭番田 213/8/5 1:23
スティーブン・タイラーであると同時にジョー・ペリーでもあるTAT3*13/8/5 1:20
hanabeロリン013/8/4 23:53
でっかいsalco11*13/8/4 23:20
天籟[group]草野春心7+*13/8/4 23:12
Morning Momentkomase...3*13/8/4 23:05
のこのこ藤鈴呼3+*13/8/4 22:54
星はすばるゆったいり113/8/4 21:14
花火と君と清風三日月213/8/4 21:07
かき氷殿上 童10*13/8/4 20:40
You Don't Know What Love Is[group]壮佑9*13/8/4 20:39
銀河の鳥梅昆布茶1013/8/4 18:26
乳首ソムリエ花形新次113/8/4 18:01
天国へハイウェイホロウ・シカ...1*13/8/4 16:39
佑木2*13/8/4 14:33
【ベランダに吹く風】詩人サークル「群青」七月のお題「風」から[group]そらの珊瑚18*13/8/4 14:05
穀潰し花形新次013/8/4 11:42
古池にサメを放つ北大路京介513/8/4 10:38
安酒飲む口でセレブ婚113/8/4 10:38
ムスクの香りに頼りすぎている男でした313/8/4 10:38
しあわせを釣るかんな7*13/8/4 9:45
ショッピングモールへ行く梅昆布茶513/8/4 9:42
もらい泣きアマメ庵313/8/4 9:16
ぼくと、君と、ぼくらのクラスは最強だから。 #2[group]創輝013/8/4 8:52
くるんとまるく鵜飼千代子9*13/8/4 8:09
スピンねことら413/8/4 7:32
違いは何だ中村 くらげ2*13/8/4 5:05
茹卵とオリブの腐ったサラダ高濱113/8/4 4:22
宇宙について 2兎田 岳013/8/4 3:58
サナギ と ケムシ藤鈴呼2*13/8/4 0:20

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