空より広い君の存在 鳥が飛んでいる 長い髪も短い髪も君の髪 愛したい手も 握りたい手も 君の手 私が話しかける

キミが一言答える

たったそれだけ

たったそれだけのこと。


この何とも言えない喜びを戴いて

どなたに感謝したらよいものか
「老いぼれて皺だらけに成る前に死にたいの」
君は言う
「そうなる前に消えたい」
ただ寂しいだけ
もしも幸せが花と同じ仕組みなら
永遠が来る前に枯れてしまうから
種のまま隠しながら持ち続ける ....
魚の骨が刺さったような顔
青く鋭い涼秋の憂鬱
仮面はかってに動き出して
僕は知らない女と饒舌になった

保健室のガーゼみたいなウイスキー
茶色く廻る酒場の喧騒
仮面は鍵を奪い去って
僕 ....
日めくり 日めくり 人生 時代
章 章 一生を全力投球する性を沈め

 静かに大人しく 笑み 明るみに晒す 風の縁 それは姿

  月は呼んでいる リリスな女は 風景を皇帝に仕上げ金粉を叩き ....
泣くのをがまんさせてごめん

関係ないことを喋りながら

ぼくは心のなかで祈っていた


日本の裏側で

経験している

フクシマのことを

弁明している

世界が他人が ....
ごめん と、君が言う

おなかのあたりがきゅうとなって
こっちこそごめん と、思う

その言葉は
おなかの中でドロドロに溶けて
体中をめぐる

ときどぎ色のない涙となって


 ....
いつでも心配があるから
私の背中は少し重い

そういえばランドセルは重かった
ぜんぜん魅力的じゃなかった
どうして背負わなきゃいけないのかと
毎日おもっていた

それをあけたりしめたり ....
               130906




五重にお取り下さい
と聞こえたので
5枚頂いたところ
白い目で睨まれた
翌日は
 ....
現代は
はやすぎて
こぼれおちる

どんな
あみ
にも、
すくわれなくて
ときどき
ぽっつり
ひとりぼっちな気がするんだ
秋の夜の先端が月に届き
丸い円の中心から滴り落ちる雨粒が枝葉を揺する

遠く近く震わせる鈴虫の唱和に
一際大きく腹をこする一匹の独唱
寒気にさらされ弱りゆく命を一心に鳴らし
鈴虫は何を ....
病人同士
肩寄せて
お互いを励まし合っている姿ほど
吐き気を催すものはない

詩人の集まりで
途中から麻雀劇画を
読み出す男は
ちょっとだけ救えるが
そんな場所には
はじめから
 ....
 おまえは
 スプリングステークスも函館記念も勝っている
 実にたいしたものだ
 でもそれだけじゃない
 皐月賞もダービーも菊花賞も走っている
 それも五着六着四着だ
 クラシック全出走全 ....
呑み込まれながら 解り合えない 感じ合えない
瞳語り合えない 違いを解り合える 感じ合える 瞳語り合える

違いの仕方なさに腹をくくる まじないなんて懸けれない 唯一を
誇れない 克己心が 呑 ....
{引用=
森のほとりに
 もの言わぬ田は、ただひと色
 深みどり


稲穂がふかく{ルビ頭=こうべ}を垂れるのは、
 やってくる収穫の 
刈り殺されるものの 祈りでしょうか


 ....
湖のほとりに立つ

秋にしては風が冷たい
氷の手が首に絡みつく

湖の水は風を受けて
ゆらゆらと揺れている

ここは寒い季節にだけ
訪れる特別な場所

森も風を受けて
ゆらゆら ....
Tシャツがゲリラ豪雨に濡れて
彼女のサクランボちゃんが
透けて見えた
彼女がよろけて
僕の腕にしがみついたとき
サクランボちゃんが二の腕に当たった
?!
確かにサクランボちゃんはピンピン ....
餞別のように落ちる薄い黄金色

夕暮れの中、分かれ道で向き合う
明日の約束はしない
それは暗黙のうちに行われるもの
実際に小指を絡ませて約束しても
安心には繋がらない

ま ....
頭の中には何にもない
僕は本をめくる
思いの手がかりを 君に 掴もうとする
目をこらしながら 夢の中で 


柵の 白い ベッドの上
そして 僕の手は 凍えるほど冷たい
眠りを誘わ ....
二大政党は戦争を抑止できないようだ

ただ捩るだけが脳の

二大政党の夢のあと

にっぽんもまた連戦連敗かさねてゆくのか


津波や竜巻

きっと誰も

わるくない

自 ....
君の国で北風のはじまり
わたしの国でのこる熱

笑いあって
 おやすみ
 おやすみ

わたしのてのひらの
覚える熱のさびしさは
電動ミルで挽きたてのコーヒー 泡立つ表面が少しずつ収まっていくと
マグカップには雲の浮かぶ真っ暗な夜空が映しだされた
私の唇が音をたてないようにゆっくりと雲をすすっていく
そのまま月と愛の誓いを ....
(アメリカの男と日本の子供が夕暮れの道にたたずんでいる)

  さようならということばを
  まだ君は読むことができない
  私たちの国の、私たちの言葉で

  good bye
  ご ....
秋のはじまりに
かなしいのかうれしいのか
ほっとしているのかわからずに
虫の音のまじる夜をあるきながら
みていたのは
夢でなくて
たぶんあなたでした
  まずしい日々をおくっている
  ばらの花がいったい、
  どんなところに咲くのかしらない



  雨上がりの
  気温がひくい朝
  きみの手をつよくにぎる
  教えて ....
ゆれるかげは
やがて裸になることを口約する
樹木の些細な手ぶりと
厳粛な黙秘

光の構図は
下書きのまま刷新され
不可視の層を成し
風を生み、流体になる

渡航する小葉に
あなた ....
空に大穴があいていて、そこから誰かがのぞいている
糸を垂らすなら
おまえもこっちにこいよ
その人は、亡くなるためにやってきます。
その人が、治らないからだの病気をかかえているのなら、
わたしはすぐ病院に行って、治療をすすめることができます
その人が、涙もでないほどのこころの病をかかえ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
空より広い君の存在 鳥が飛んでいる北大路京介213/9/7 0:33
長い髪も短い髪も君の髪313/9/7 0:32
愛したい手も 握りたい手も 君の手813/9/7 0:32
感謝hiroto...0*13/9/7 0:04
エーデルワイスボトルシップ413/9/6 23:17
仮面とドクロストーリーテ...113/9/6 23:02
あの世の月朝焼彩茜色3*13/9/6 22:48
日本の裏側で吉岡ペペロ213/9/6 22:24
ごめんちと113/9/6 21:49
校庭の影たち朧月313/9/6 21:21
ご自由にお取りくださいあおば16*13/9/6 19:38
漂流はなもとあお713/9/6 19:32
残月由木名緒美12*13/9/6 18:08
モツ煮花形新次213/9/6 17:25
喝采[group]平瀬たかのり7*13/9/6 15:43
腹痛朝焼彩茜色4*13/9/6 15:24
ささげ米月乃助7*13/9/6 14:18
湖のほとり栗山透213/9/6 12:25
Tシャツが濡れた夏花形新次013/9/6 8:05
「逆光」桐ヶ谷忍7*13/9/6 7:23
シーツにゆらぐ砂漠番田 213/9/6 1:58
夢のあと吉岡ペペロ013/9/6 1:06
国境もっぷ413/9/6 0:41
ブルーマウンテンの夜空Neutra...713/9/6 0:35
good byeマチネ113/9/6 0:19
三角はるな413/9/6 0:12
野ばら草野春心413/9/5 23:57
あわいsample5*13/9/5 23:40
大穴佐藤伊織413/9/5 23:38
その人は、亡くなるためにやってきます。013/9/5 23:00

Home 戻る 最新へ 次へ
2091 2092 2093 2094 2095 2096 2097 2098 2099 2100 2101 2102 2103 2104 2105 2106 2107 2108 2109 2110 2111 2112 2113 2114 2115 2116 2117 2118 2119 2120 2121 2122 2123 2124 2125 2126 2127 2128 2129 2130 2131 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.51sec.