多数決で学級会走っていく
またたいたまたないた
8人兄妹の7番目がエリンギ
やりたいこと
という
なにものにも抑圧されない
わたし
としての
遅すぎる歩み
はじめて
はじめました
誰かに
反対されても
行く
ひかれたレールの上ではない
動き
....
空き地を渡ってきた風が
草の匂いを閃かせながら
耳もとで
ささやく
「ただいま・・・」
あっ
帰ってきたの?
君と出会ったのが
いつだったか
どこだったのか
思い出す前に
懐 ....
化粧箱や封筒の
中には宝石があるものだと
女の子はそれくらい知っている
馬の形をした雲を追いかけて
知らない道を行くと
その細道の先には橋が続いて
途中、別れの言葉を思い出して
しゃくり ....
出ていかなければならない
と知っている
部屋は
あなたとあなたでないものでできている
このまま朝は終わらずに
言葉もひとつも終わらずに
開かれなかった小説
届けられなかった手紙
呼ばれ ....
僕は、プラス思考とか言うものが嫌いだ
まるでおざなりの返事のように
前を向こうと言う人を
僕はきらいだ
前を向くという事は
後ろを背負う事なのに
臭い消しの香水みたいに
愛や ....
独りだけの世界・・・
それはとても狭くて果てしなく広い世界だ
それは和やかな静けさに溢れている
ふと湧き出す感情は【愛】のテーマ
だが敢えて【恋】に触れてみる。
たまには【恋】につい ....
白く煙る街
追いやられた通り雨
きみたちはあまやどりをしていた
廃屋からきこえるメロディー
甘く官能的にせつない果実
雨音がいまも耳に残って
すでに誰もいない
....
なにはともあれドーナッツ、
食べると穴のなくなるところ、
恋をするみたいに
かなしかったよ
きょうもこんなに曇った空で
なにはともあれ
ドーナッツ
ゆうがた
べったりした体をオーブンにいれる
もうすこしでわたしになれる、というところで
あなたがわたしを齧りとるから
わたしはいつも、
そういうかたちで次の朝を生きるのだ
大人になって良かったことは、
お酒に逃げられるようになったこと。
ただ、私はかっこいいお酒の飲み方なんて知らないから、
お婆ちゃんが送ってくれたキュウリにきつく塩をきかせて、
それをつまみ ....
カラスが秋をたべていた
山のぶどうをたべていた
私をみても驚かず
驚く私をみつめてた
秋風つめたく
カラスの背を撫でて
なぜか私が
身震いをする
ぶどう色した
秋をやきつ ....
ー叫ー
どうせ届かないと
諦めて泣くよりは
誰かにつたわると
信じて叫びます
ー呼ー
君が僕を
不要だと言うなら
僕は喜んで
僕を捨てよう
代わりにあいつを ....
言葉にしたら
半端になってしまいそうで
わたしは2、3日考えて
「言葉に出来ない、」
という言葉にしました
それで満足できるほど
大人でもないけれど
さらに探求す ....
人が交差する地下街
人形売り場の前の通路に
子どもの泣き叫ぶ声がわき
困惑ししかりつける若い母親
微笑んで通り過ぎる年配の夫婦
遠い日のにがい記憶がよみがえる
鄙びたドリーラ ....
現代詩の向こう側で
、君は大味の言葉を砕いている
現代詩の向こう側で
、君はいかにもな表現を潰している
現代詩の向こう側で
、君はそれらしい物語を消している
それは確かなことだ
....
ある日
道の真ん中で
ヒョイ、と逆立ちしたら
世界も一緒に
ひっくりかえり
地面が上、空が下、
積み上げた一切合財が
元の木阿弥、振出しに戻った
海から魚が落っこちて
滝のよ ....
終わらない
冬の時代
雪は降りやまず
溶けようとはしない
隅々まで覆う雪原を
横切っていく犬の群れ
引かれる橇の
手綱を取るのは
死神か 腹黒い
サ ....
二十歳になったばかり
一方的な失恋の末
浪人時代の
受験戦争に嫌気がさして
Cigaretteを吸い始めた
カリブ諸島原産のCigaretteは
大航海時代にコロンブスが
率いるアメ ....
何もすることもない
ひどく疲れ切っている この 人生
ペヤングを 開け 僕は食べていた
そして 考えていた 無意味な自分の存在について
詩を書く時間以外は何も約束されてはい ....
気づけば人の命も
充電が出来るように
なっていて
ボタン1つで
初期化もできるように
なっていた。
( ――そんな世界で
暮らしたい方は、
....
スレンダーって言やあ
許されるかと思いやがって
単にペチャパイなだけだろうが!
やーい、ペチャパーイ
ペチャパーイ
あなた達、止めなさい!
ペチャパイいじめは
人間として一番やっては ....
誰でも 欲しがるいつも 自由
バカでも 分かるは そんな理由
この世は否定の論理で成り立ってるんだって誰が言ってたんだっけ
そうだ
たしかに
Yeah!っていう肯定はどう組み合わせたってYeah!にしかならない
感極まってYeahh!!! ....
煤けた屋根裏部屋でまだ見ぬ宝物を探すような胸の高鳴りを感じる。
僕はトム・ソーヤであり、私は赤毛のアンであった。
一方に父方の威厳を、また一方に母方の愛情を持つ感覚。
目に見えないものを見、聴こ ....
みんなが寝静まったので
何もかも忘れてしまった僕は
いつものように、夜のタマネギを剥き始めた。
一枚剥くと
最後まで剥き終われば何かを思い出すはずだ、ということを思い出した。
もう一枚剥くと ....
休日の正午前、
あなたは図書館に向かう歩道を歩いています。
2メートルほど前にトロピカルピンクの半袖ポロシャツ、
ストレートジーンズの中肉中背、
22、3歳と思しき男性がふと立ち止まり
左脇 ....
風呂場においてあった
女房の使用済みパンティ
あたりを気にしつつ
手にとって
グフフと笑いを噛み殺しながら
鼻に押し当て
胸一杯にその芳醇な香りを吸い込むと
下着泥棒だったあの頃が思い出 ....
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