大きな光を抱えていた
真っ白に強く光ったかと思うと
赤や青や紫にもなって光った
強烈なコントラストだ
幻のような夢のような光だ
間違いなく ここにずっといたら
涙が出てしまう
明日のこと ....
それ以上は もう
あなたのおしごとではありません
ペパーミント
そうですね いまのわたしには
あの深みどり色の 喉を辛く焼く液体が
このうえなく大切なだけですから ....
くだものまるごとのみこんだ
ひとくちめで水がうまれて
ふたくちめに街がうまれた
もうひとくちはいらない
だれかの世界にこぼれ落ち
やわらかい素足に踏みつぶされて
かたちを失って色は破裂 ....
....
それは声にだした途端
ひび割れ砕け散る
鎖のようにつなぐもの
絡まる蔦のように
知らずに互いを
縛 ....
『心理学を勉強しすぎて色恋沙汰には全く興味が無いんだキャラ』を崩せずに仲間に入れない
嫌いな人がリツイートで流れてきた
記憶を消されて過去に生きている
ひとつずつ
酸っぱい思い出を
口にしてから食べると
より甘く感じる
けれど
三つめの思い出で
泣いてしまいそうで
味がわからなくなる
その種は花を咲かせて
実もなるけれど
その ....
あんまりにびしょびしょで
かまわないまま
それがなにかも気にせずに
奪いあったものだから
愛みたいにおもってしまう
ただのセックスを
それ以外のかたちにくり抜こうとしたから
からだは ....
扉の音がしたけれど
どちら側に開いたのかわからない
あったのかなかったのかわからない
いくつもの好意
あってもなくてもかわらないような
くりかえす行為、
いつまでも振り向けない ....
130928
「ピオーネと探偵たち」を50分で読破しろ
担任教師の檄が飛び
授業が始まった
パラパラとページを捲 ....
支柱にありがとう、と言った
夏のあいだじゅう
あなたが支えてくれたおかげで
私は安心して背を伸ばし
太陽に近づき
あおい葉を繁らせ
たくさんのこどもを生むことができた
赤い血がしたた ....
ぶくぶくと見た目に多幸なカモを育てます
トウモロコシなどです
運動はさせません痩せてしまいますから
エサ代も安くありませんしね
なぜ、ですか
私共はフォアグラを作っているんですよ ....
濃密な雨の拘束に
獣の目をした少女が一人
茄子の花のように濡れたまま
時の梯子が外された場所で
僕はポケットの中
ことばを撫ぜ回すだけ
やさいをそだてる
くさとりをする
はたけの
ちかくの林で
うぐいすがないている
山は
さぁ雨上り
風に戦ぐ今日も
悔いは無し
ながめる
雲ゆく
鬼蜻& ....
何かに背中押されて
旅立っていく
自分の人生が成長していく
新しい風が吹くたびに
新しい何かが生まれている
寂しさなどはなく
どんな出逢いがあるのか
そればかり考えながら
一つ ....
にわか雨の後に風を読み
電線に止まった鳥がきれい、
だというならば
ガードレールの影がのびてゆき
おどろいた猫の目がきれい、
だというならば
たくさんの小さな色が花びらに
とけ込んでゆく ....
向かいの家の窓から
女が身を乗り出して下を見ている
左手になにか小さいものを持っている
それがなにかまでは見えない ここからは
コンセントに埃が溜ってい ....
風と光
肌触りと眼差し
雲と微笑
素っ気なさとほつれめ
先週より軽い靴音
長袖シャツの袖口が気になる
温かいコーヒーを飲もうと
財布を探った手が
ポケットの温もりを探し当てた
....
彼岸花さいている
あの窓にも
道端にも
彼岸花さいている
廃炉でも
再稼動でも
彼岸花さいている
オリンピック
福島第一
半沢直樹
あま ....
輝く想いを
お気に入りの
箱にいれて
静かに
鍵を
掛けましょう
胸に抱いて
ゆっくり
頬擦りしてから
心の海に
そっと
沈めましょう
落ちて
落ちて
底に ....
歯をぎりぎりと噛みしめる
私の目の前に広がる闇を睨みつけながら
負けたくないと思っていた
決して背を向けるもんかと
叩きのめせ
叩きのめせ
自分の胸を打ちながら
繰り返しては吐き ....
あなたの右手と、わたしの左手
絡まりあう指の隙間から汗
じんわりと湿っていく
心臓が移動して
あなたに鷲掴みにされているみたい
揉まれて、濡らされて
昂ぶっていく
手のひらか ....
朝がいそいでいる
子の笑う声のような
光たちを小脇に抱えて
ガラスの球は真ん中から
はっきりとふたつに割れた
きみが急に
うたうからだよ
ゆうべ見 ....
午前五時。満たされた心に筆が泣いている。
家を出て川辺に立ち、今は何も語らないせせらぎが時を刻む。
頭にぽっかりと穴が開き、そこに寂寞が広がるのはなぜ?
こんなにも心は満たされているのに。
....
なんにもない場所で佇んでいる冬とは対照的に
待ち望まれていた秋がシャンデリアのもと自意識過剰に笑みつつ
深夜の鏡に自分を映し深紅の薔薇へのまなざしをして
まだ気がついてはいない
季節風すら ....
グットモーニング
{引用=(朝は来るよ、何度でも)}
グットバイ
{引用=(素直になんて、なれなかった)}
グットモーニング
{引用=(君の居ない朝を ....
弾きまくった。
色んな曲を弾きまくった。
ひたすら、ひたすら弾きまくった。
BOOM BOOM SATELLITES
「HELTER SKELTER」
淡々と切り裂くように弾きま ....
貴女に昼間言った
アソコをベロンベロンさせられたら
フェラを倍にして返して貰うとの言葉
訂正させて頂きます
貴女への要求は
100倍返しだ!
それが私の流儀なんでね
何をゴチャゴ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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