静かな夜 月明かりは遠く

鳥籠の中 私は人形のように動かない

どこかで聞こえるメロディー

私の心はほんの少し鼓動を始めた

微かな声を聞いた

「自由を見つけてみて ....
ほんとうに好きかどうかわからないあなたの
欲をカラオケで満たしたとき
どうして涙が出そうになったのかな
身体じゃなくて 心が穢れたとおもったのかな
想うのはいつも家族のことなのはどうしてかな
 ....
ゴミ処理場だって
場外馬券売り場だって
下手すりゃ
コンビニだって
隣に出来たら
文句言う訳だからさ
自分ら使うくせに

要は距離の問題なのよ
自分家から遠けりゃ
例えばアフリカに ....
{引用=
忘れ去られた化石のように
 書籍がたちならぶ


黴は 胞子のにおい
 博物館の展示品さながら
 標本とみまがい、


ここでは もう誰も
 紙に書かれた物語を
 手 ....
木の天辺に腰かけて 青空と雲ばかり見る
木の葉を見下ろして 草が波のよう
風から生まれる 花の歌
花しか知らない 風の夢

靴が かかとから外れて
靴が 足から うっとりと飛ぶ
羽など  ....
楽しいことなら
何でもやりたい
とアフロにサングラスで
思って来たが

楽しいはずが
やりはじめると
真剣になりすぎて
全然楽しくなくなるのが
性分のようで

今では
食うこと ....
 

待ちくたびれたわ

あなたは肝心なときに いつも笑っているけれど

私のことを本当は どう思っているの

あなたのちょっとした仕草で ドキドキしたり

そっけない ....
日常は駆けてゆく

羽ばたく翼は海を渡る 惑星に映る影

空のベール 明け方の月 水面に写る白い裸体

心音が身体に響く そっと触れた

言葉とは無 足音が近づいていく
 ....
椅子になってみようと思って
椅子にはなれなかった
三秒で挫折した
たゆまぬ努力なしに
椅子は存在しえない
私の大腿四頭筋は悲鳴を上げ
痙攣を始める

あまねくすべての椅子は
慈悲とい ....
誰も知らない
幸福のありか
僕は僕の方から
手をのばす、幸福へ

滴り落ちる悲しみが
感情の面に作った波紋
きみは遠くを見つめ
感情に手を浸し、

さよならを知っていると
きみは ....
人の体温に恋して
霊は家に住み着くらしい
頼んだわけでもないけれど
周りにたむろする木や草の
のぞき込む好奇心を追い返し

昼間 人が出かけても
テーブルの下 柱の陰
ドアの後ろの暗が ....
きみの 笑顔をなぞる
幸福の 灰を集める
それは 溜め息に昇華される


きみがいない日曜日
長い一秒の積み木を重ねては
平手打ちで崩す作業を繰り返す

きみのいない午後 ....
距離感が悪く
誰もサポートに行かず
パスは繋がらず
コンパクトにブロックを敷けず
ラインが無駄に高く
フォアチェックは剥がされ
生じたギャップを埋める手立てはなく
ずるずる下がり続け
 ....
言葉だけが頭の中でちゃぷちゃぷ
内容 意味 思想 認識
言葉の連結はほぐれてしまい
蒸発したみたい
沸点が低いみたい
気体になったみたい

言葉だけが頭の中でちゃぷちゃぷ
内容 意味  ....
暮れのこがねの海岸に
こがねに染まった猿がいて
石穴に石を通そうとしている


街中にはりめぐらされた
ロープウェイの鉄線を
無人のトロッコが走りつづける


 ....
包み紙をひらくと
何もなかった



てのひらだけが
よろこんでいた
おちんちんをさわっている

あなたのゆびになっている

あなたのきもちになっている

ぼくのきもちになっている


かたくなっておさえつける

あなたはそんなことはしない

 ....
彼が初めて発した言葉から、醜いののしり合いが始まる
彼が初めて刃物を持った朝、私の人生は緩やかに終わっていく
未来の子供には言葉の正しい効用と、性交の正しい効果を
教えてあげなければいけない
 ....
 


 本当はなんにも
 感じないくせに
 わざわざ面倒を並べたて
 加工に加工を重ねては
 心ない心を言葉として生産する

 ただただ
 自分の涙を見るのが怖くて



 ....
山道を行けばどうなることか
くまさんと出会うかもしれない
本物のくまさんは踊ってくれるだろうか
こんな私と頬寄せ合って

まだ慌てるような道ではない
一寸先は闇だけれど
恐れは影すら鬼に ....
私は敷居が高い女なのよ 形見だったのか喰っちまった 前も後ろも悪くとらえる人だ  
昨日の私は、耐えるだけ

今日の私は、むせび泣き

でも、明日は笑ってやるの


 
ジョンレノンが歌った

目を閉じれば生きるのはたやすい
開いても見えるのは誤解ばかり

それでもいいと思うのだ

何も知らなくていい
観念ばかりが先走りするよりは

いま見えるもの ....
空想の翼と妄想の足枷
境はあっても壁はない
空と海のように

神学と罪状を彫刻された
流木は風と潮に運ばれる
翼もなければ鰭もない

時折 鳥が降りて来て憩い
流木の節くれだった目を ....
すこしずつ、
やりたくもないことをやるのが上手くなって
笑いたくもないときに笑うこともできるようになった


でも、
言いたくもないことを言うことは
ずっと、できそうにない
そういえば ....
「春」

あなたと歩くのなら春がいい

鮮やかな桜の彩りの中

ポケットの中で手を繋ぎ

二人で顔を見合わせて笑いたい


「夏」

あなたと出かけるなら夏がいい

夜店 ....
何かを始めるのに
手遅れなどということはない
始めた時が
始まりのとき

手を伸ばした時が取り返すチャンス
足を踏み出した時が
新しいスタート

空を仰いで
深呼吸した時が
誕生 ....
心って何
気持ちって何
何処にある

見えないから感じるだけ
はぐれてしまってつらい日々
かわいそうな迷子さんを
僕は助けてあげよう
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「心の籠」夜月 こころ013/11/4 23:28
人肌恋しいあなたへゆず213/11/4 22:38
庶民の真理花形新次413/11/4 21:03
booked will月乃助813/11/4 20:54
み どり砂木15*13/11/4 20:30
セックスの思い出花形新次113/11/4 19:36
「片思い」夜月 こころ113/11/4 19:29
「日常」 213/11/4 19:26
あまねくすべての椅子に捧げるそらの珊瑚2313/11/4 11:03
君という世界西園 虚汰113/11/4 10:05
家霊イナエ22*13/11/4 9:49
影踏みレイヨウ113/11/4 6:58
チャント粉末5*13/11/4 6:47
軽さと重さを行ったり来たり小川麻由美5*13/11/4 5:00
ノート(かたむき)[group]木立 悟813/11/4 3:42
ノート(つたわり)[group]513/11/4 3:39
ぼくのきもち吉岡ペペロ613/11/4 2:36
未来いっと113/11/4 1:49
溢れる自転車に乗れ...313/11/4 1:20
山道を行く木屋 亞万2*13/11/4 0:31
私は敷居が高い女なのよ北大路京介213/11/3 23:35
形見だったのか喰っちまった513/11/3 23:35
前も後ろも悪くとらえる人だ313/11/3 23:35
明日は殿上 童16*13/11/3 23:28
苺畑のきのう今日梅昆布茶1413/11/3 22:29
空と海のようにただのみきや32*13/11/3 22:07
つきたかった嘘はどこにもないだろうユッカ313/11/3 20:20
四季恋想  〜四つの行詩より〜龍九音2*13/11/3 19:44
手遅れLucy21*13/11/3 18:39
遠くにある心黒髪1*13/11/3 17:16

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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