定期的に行う君とキス
どこでやるのってそれはマイハウス
そこまで大事じゃないのに引いた赤線は宙に浮かぶ
「風邪が移るから」って君は僕の愛をやんわり塞いだ
そう まるでプールのよう
そう ま ....
ジュリエットは泣いていた
あんなに固くかわしたはずの契りはなんだったのだろう
風と男は信用できないと泣いていたのだが
すぐに泣きやんだ
だって泣くのもけっこうつかれるんだもの
そして地中 ....
何でもなかった一日が、
特別な日になってから四年が経った。
君の笑顔は夏の向日葵よりも眩しくて、
卑屈だった僕の心を照らしてくれた。
僕の悲しみは悲しみでなくなり、
母なる大地 ....
昨日の囁きが今日の閃きに変わる時、
私らは燃え尽きる事のない一本の蝋燭のようだ。
揺らめきながら暗闇を照らし、
広がる領域の旅人となる。
思考の岩を砕き、思想の風になびかない心を持ち、 ....
最初の一滴が流れを作り
川になり海へ渡る
僕はいつも想う
たとえそれが悔し涙であっても必ず報われると
生きているのか生かされているのか分からない今
気が付けば歳だけ取るばかりで何も掴めていなかった
いつかみたあの風景をもう一度確認したくて歩いた
所詮はただの気休めでしかない事など分か ....
たった今
いまが過ぎて行く
次から次へと
いまが過ぎて行く
めまぐるしく
次から次へとやってくる
いまに
めまいを起こしてはいけない
不安な気持ちに悩まされ
次から次へとやっ ....
閉ざされた空間に
そっとしゃがみ込む
消え逝く記憶の間に
確かに残る感触
「忘れても良いよ」
「そう云うと思ったよ」
区切られた時系列で
淀みなく進む作業
失望とか諦め ....
除草剤をまくために
貴族のサロンでは集会
目を盗み生えてくる
名前はいらない草たち
花の散る間も与えず
花の色もわからず
せめてメネデールを
さよならには刺激的な味
急勾配の坂にひ ....
無題?
わかってもらえなくてもいいけど
このしゅんかんがいちばんきれいなんだ
わかってくれやしないだろうけど
いっときだってめがはなせないんだ
わかってくれたらうれしいんだけど
もうほ ....
露天風呂に
注がれる湯を見ていた
細い竹筒を通って
それは 私のいる場所へと
落ちてくる
水面に触れるだけで
透明だった湯は
たちどころに白く濁る
真暗闇なのに
ほのかに明 ....
マグマが 中心
歯車狂った ネロ宇宙人
アースにカーソル合わす 琉九の 銃芯
★春夏秋冬 ちりゆく桜
似合ってねーよ金に狂った奴に桜のバッチは(X2)
成り上がり 名が上が ....
夜になっても
愛はきみの胸にあった
海のむこうでさびしくともる
うすぐらい光のように
いま、雨は
何処にも降っていない
ただそんな予感だけが、
あ ....
ダンスを踊ろう
暗くせまいところで
水と草の 香り蕩けるポルカ
いつまでも 甘く舌にざらつくタンゴ
ぼくが 小さな椅子にすわって
うつむいているよ ....
住宅地の向こうに
田畑があり小川が流れて
せせらぎが響き渡る
文明が発達しても
昔の豊かさを感じさせる
小川のせせらぎは
夢を見ているようなふわふわした
優しさへいざなう音色
....
60歳以上のじいさんを捕らえ
入れ歯に爆弾を仕掛けて
町中に放つ
じいさんが
固いものを噛んだら
起爆スイッチが入って爆発し
周囲30kmは
草木一本残らない
おじいちゃーん
な ....
僕は「時」が欲しい
細切れにされた時間
スマートフォンによって刻印され、タイムカードによって切り取られた時間
そんな時間はもういらない
誰もがFXの一分一秒の落差で
天国 ....
明滅を繰り返す信号
冬空の下
数光年先からの呼びかけに意識を傾ければ
聞こえる
体の奥に流れる
あつい血のながれ
「あ、星がおちた」
「ほら、また、おちた」
胸のあたり ....
私がもしも
粒子になったら
あなたのところに飛んでいこう
私が
私とわからない
でも
あなたはわかってくれる
(ご遺体の損傷がひどく
(確認にはずいぶん 時間がかかりました
(カ ....
そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らしながら泣く
私のかたわらには夫
私の夫はテレビを見る
私のもの言わぬ夫
そうそう こんな夜はないだろう
私は おえつを漏らし泣く
....
泡沫詩人は泡沫として生涯を終えねばならない
泡と知って砕けるしか無い
積み重ねた人生のすべてを
噛み締めた苦渋を
水の泡と悟って笑うんだ
クソほどの価値もない!目眩ましの純情を殺せ! ....
僕は眠る
夢の中で 僕は
泳ぐ景色の自分を描いた
水の中で 太陽を 求めた
僕は思う そして
吹く 笛を
石ころとは手の中の音楽
手に強く 握りしめる
無力な体
そ ....
安売りのつまらないゲーム後の虚脱感欲しさに
ベビーカーいっぱいに思い出の写真を詰めて、
夜が明けるまえに街灯の少ない我が街を練り歩
く。コンビニで売ってる勃起するドリンクは老
人ホームを不夜城 ....
虹色の橋を駆け抜けて 光の川を渡る
知らないはずの懐かしいばしょ
むがむちゅうで おいしい匂い 追いかけて
....
巨乳偽装の
内部告発が後を絶たない
今日もまた
関西系列のラブホテルで
デリバリー従業員が
Aカップのショボパイを
Jカップの超巨乳と偽り
それでいて
料金は同じにしていたことが発 ....
段違い平行棒と
サーカスの空中ブランコが
一瞬にして 重なる
ふわり 浮き上がる様は
真夏の 人魚
いつもは 飛沫が お友達
たまに 渋木を 恋人にして
日々 励むの
い ....
社会の影に父
死ぬまで内緒を忘れている
見失った自分が扱いづらい
街が 色とりどりに装飾された季節
いつの間にか 心は踊り ざわざわして
気がつけば はじまりは訪れる
思いはたくさんあるけれど
うまく言葉にできなくて
伝えたい事も 話せないま ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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