画面のこちら側では
いくらでも私は強くなれる
0と1で成す言葉では
いくらでも強がれるのに
どうして、
知らないうちに仇とられていた
仕事休む気で夢のつづき見ようとして寝る
カレンダーを貼った位置が低い
むしり取られ山積みされた路傍の名も無き草
人は一括りに雑草と呼ぶ けれど
一本一本取りだし丹念に調べればたいそうな名が有って
いや 持たされて 力芝 車前草 藪枯らし 葛
ああくず 葛餅 葛 ....
俺さびしいか
いかさまか
俺さびしいか
さかさまか
渋滞ゆっくり
ながれてく
光をともして
ながれてく
俺さびしいか
いかさまか
俺さびしい ....
嫁さんを実験台に
するのは気が引けるので
真偽の程が
よく分からなかったのですが
どうも、尿道を刺激して
排尿を促しているだけだそうで
ちょっと安心しました
でも、そうなると
私は ....
我家の軒下にやってきた
つがいのツバメ
気がつくと
いつの間にか
1羽だけになっていた
それから
ずっと
一羽のツバメは
巣の中で
じっと外を見つめていた
あたりを警 ....
どこまでも深刻そうな顔を石の上3年は
長すぎるというもの。
全身麻酔の効きすぎて言語障害おじさん
は一人娘に「愛してる」と口を動かし娘
は手の甲に口づけをする。
素晴らしい光景を届け ....
例えば、僕達に否定する事のできない
沢山の道楽や快楽がはびこっている
誰かがアイドルになる夢、金を沢山持つ夢、有名になり、人から見られる夢
そんな夢がたくさんあって、それ ....
花が開くとき花が静かに狂うように
美しいものや優れたものを生み出すには
何らかの狂気を組織しなければならない
狂気は宇宙の鼓動として重く血潮を飛び散らせる
人々の文明や繁栄を遡ると ....
何も見えない
彩るような 日々が
日々としては見えない 何も
感じない
暗がりの中で
詩を書こうとしたけれど
印象的な絵が
頭の隅にひっかかる
去っていく鳥たち
潜ん ....
夢のようで夢じゃない
陽があたる草原の上
頭に落ちた赤い林檎
それはさり気なく
かくして当たり前のように
私に訪れた半年振りの恋
実るのか? 実らないのか?
それは運命が決める
....
等圧線の険しい尾根道を
一気に駆け下りた寒気の精鋭に
容赦なく身体を押えつけられて
また2センチ青空が遠のいた
街路樹の痩せた指先から
次々に零れ落ちた枯葉の巡礼を
容赦なく運動靴 ....
under the bridge of the pale night color
YES, certainly you were there
cutting a lime to ....
「僕は言葉が嫌いだった」
『私は彼を信じ続けることができなかった』
「だから僕は君の苦しみに気づくことができなかった」
『だから私は彼を苦しませてしまった』
「嘘でも好きだとは ....
ラジオから
音楽が流れている
朝の光が窓から差し込んで
世界がうんと美しく見える
女らしさや、男らしさが
ちりぢりばらばらに散らばって
混ざり合ったその向こうの
いや何にも混ざり ....
何故なら信憑性が無いからだ
....
金木犀を纏って
波立たぬ心を晴らす庭
汗を紡ぐグラスに
青空を並々と注いで乾杯
野球バットは年老いて眠る
思えばこの庭は
何時から微睡んだのだろう
火照った地べたに風が這う
....
痛む腹 痛む足 痛む思い
痛む腹は可哀相だねぇ
痛むほど無理させられてたってのに
今の今までだぁれにもわかって貰えないで
今しきりにキリキリ悲鳴あげてるんだから
あらあら、悲鳴をあげてい ....
宛名のない手紙を
淋しさと名付けたのは
冬をむかえようとしている
壊れかけた燕の巣でした
遠くで微かに鳴っているピアノを
愛の囁きと名付けたのは
閉じられたばかりの本の静寂でした
....
MRIに写った骨に
ほんの少しの ヒビ在り
しばし見入る
ヒビは歌わない
ましてや笑わない
責めたりしないし
冗談も言わない
財布の心配もしない
後悔もしない
原因があって
結 ....
女子大のトイレの
便座になりたい
手でわっかを作って
その上に
まだちょっとだけ青い
お尻を載せたい
体温で温めてあげたい
舌をウォシュレットみたいに
ウィーーンて出したい
万が ....
人の行為の中で
男女が密着して
はあはあ言いながら
気持ち良くなる
最初がセで
最後がスのもの
なんだ?
セルジオ越後っす!
惜しい!
正解は、おやじ狩りです
回廊 と 回復 と 人生の回路 が
複雑に絡み合いながら 淘汰するまでの時間を
描き始めている
美術館と 病院などの それは
随分と 違うのでしょう
クルクル
目の回る程 ....
{引用=
少しためらい
端座する
永いあいだひらくことのなかった
古い三面鏡
鏡のなかに{ルビ生=お}う
まよいの雪雲は、ひろがり
僕は、人らしくあろうとし、
ど ....
何に対しても一生懸命でいよう
今を大切にしたいから
たとえ「そんなに生き急いでどうするの?」と言われても
「死に急ぐよりマシだから」と笑ってやるさぁ
僕はもう死んだことになっている
別れた女の良いところを100挙げて外は明るくなってきた
遅咲こうとしている
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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