白眼と白眼、バランス崩し
黒い輪郭に青白く輝く肌
何かに呼ばれるように
何かを呼びながら
無限に向かっていく
意識の光に充たされ

 柔らかな死の祝祭、
 死と再生の饗宴、
 虚無を ....
2023年は
関東大震災から100年である
1923年に発生した震災の第一報を
アメリカに伝えたのは
福島県南相馬市にある原町無線塔である
それが世界各国の迅速な支援に繋がった
100年前 ....
命の果ての地平線で
百億の虹がいっせいに開く
真っ白な光の裏側で
音が凍りついて花みたいに燃える

わたしはアンドロメダの踊り子
わたしは約束された期限付きの祝福
わたしは届けられること ....
○「人生百年時代」
長い人生を渡っていくには
真面目さや有能さだけでなく
人生を楽しむ力が必要だ

○「宇宙人」
もし宇宙人がいるとしたら
人間の形とはまったく違うものである
と僕は思 ....
物欲を干したい
物欲いらない
物欲をゴミ箱にポイだ!

よーし
これで
物欲とは おさらばだ!
わたしは買わないぞ
欲しくもない

いま あるもので
じゅうぶん 暮らしていけ ....
深夜二時に起きて、トイレットペーパー補充して、
洗濯物干して、コーヒーの木に水をあげて、朝食、卵かけ御飯食べて、
テレビ台など、リビングの物を拭き掃除して、それから死にそうに辛く、しんどくなっ ....
同じ気持ち
同じ思想
同じ価値観じゃなくてもいいの

多様な社会
それぞれ違う みんな
なにも一緒じゃなくてもいいよね

受け入れ合って
成り立っている世界

宗教がなかった ....
清廉さ
だがこれはどうも本当らしく聞こえない

我が身可愛さ
これだったのではないか

そんなことはどうでもいい
えぇ、どんなこともどうでもいい

回る回るよ、世界は回る
気分悪く ....
あの青い空の下に もう季節はかえらない

愛は贈るものではなくて
奪うものだという

君の十五才の陶器のくちびる
かわした言葉たちが ....
 三丁目の角を曲がったところで、ふと君の
匂いを感じたとき、なんてことないと思って
いたのに。


 電子レンジに卵を入れて、しばらく眺めて
から取り出し、破裂するかどうかを少しだけ
考 ....
無機物生動の戦慄切迫
迫る迫り入って来る我
恐怖障子白壁浮き立ち
脅迫する覚醒に犯され

 悪、根源悪は今 善、根源善
 善は悪に、悪は善に 

 〉この巨大な繊細な創造の力動
 〉 ....
連綿と続く人生の
渦響のなかに目覚めて
さらに目覚め在りながら
この人生の端緒と終点とが
螺旋を成し繋がっていくのを

底の底で見つめている、

廃墟に咲き開く真紅の薔薇
ずっと何処 ....
爪を剥がす
わたしの指は二十本あるので
二十回できる

それはやさしさの残機

不安に駆られるゆうべは
脳を取り出して洗う
ホームセンターで売ってた一番強い漂白剤に浸けて
洗面台でじ ....
秋らしさはまだ感じない
まだ夏が強い状態
でも微かに秋は来ている

薄いイメージのある夏
色濃い秋と交わる

秋が加速する
そうは言ってもまだゆっくり
少しずつ変化していく

微 ....
日が暮れてひとりの棲み家に戻る
靴を脱ぎ
1Kのアパートのなか
フローリングに膝をつき
頭を垂れる

声もなく
神すら必要としない
祈り

どうかあしたも日が昇ってください
いや ....
   蟻



 辛抱づよいのか
 気もそぞろなのか
 個性はどこにでもあるのだなぁ
 けれど 蟻よ
 それは どう見ても ただの小石だ

 次の時間
 木の葉の波でひと休みして ....
   秋心 (あきごころ)



 息にした けむり色
 ただよう風が見えた
 秋が どう溶けてしまうのか
 一度は知りたかったから
 踊り場で、ほら つむじになれた
 そんな夜
 ....
蜩(ひぐらし)の かなかなかなかなかなかなかなかな……と歌う歌声が
空へ心地好くひびく
一人 林の陰に立ち 傷を思う

傷の増えた この銀製の指輪は
あの人が亡くなった頃に求めたものです
 ....
目の前が真っ青になった

急に知らない言葉で喋らないでくれ
ああ
 もう
雑音にしか聞こえない
ような
それか また
プライドが
揺さぶられたような 大事な
根底を掬われたような
 ....
夜が更けた頃
川沿いの道を僕は歩く
時々跳ねる魚の音を聞きながら
大きく 肩のこった 腕をふって
倉庫から出ていくトラックを見る
どこに これから 行くのだろう
フェリーに乗って 大洗港か ....
夜の梢はいつの日か

あの真っ赤な月を掴むのだろうか?


硬い目をした少年少女が

飛ぶ夢をみるように




多分

これは憧憬



僕はいつでも

落ち ....
串刺しにされた
ひばりの舌、
光の放射止めた
戦慄の太陽、

生真面目な顔 茫洋と
半月引き連れ闇夜いく

 ((ぽっかり穴開いた時空の壁に
 次元と次元を仕切る門を観て))

 ....
 波が かすかに鳴りながら
 ふともらした悔いのことばを
 嘲笑う

 そう 確かに
 人を愛したことを悔いるなんて
 つまらないことだった

 憶い出させてください

  ....
あゝ熱する陽射しに秋風の吹く
熱気震わせ秋風の吹き抜ける

路傍の猫じゃらし、
大きく首を振り
活気付いた花穂の緑、
輪郭から逃れ照り映え
秋風に乗り熱気を浮遊する
不思議な夏と秋の交 ....
複雑系

悩みと笑顔が
絡みあう顔の人

しばらくは
見ないふり

としもとったし
もういいからっと

ゲロるのはなし
ココはイマでは
 

犯罪者も
宗教人も
 ....
理想は
現実と妥協するためにある
理想ばかり追い求めると
現実が倒産してしまう
今あらゆる分野で
理想倒産が急増している
檸檬が眠っている
そう伝えると
Leの発音が上手すぎて
たくさん笑った
水辺にある満員電車の名残り
その色と形
黄色い皮の中に
幾筋の風が吹いている
わたしの皮膚は汗ばんで
 ....
森は
木の集まりであり
気の集まりである

森は
陰の集まりであり
陽の集まりである

森は
沈黙の集まりであり
物語の集まりである

森は
生の集まりであり
死の集まりで ....
光が反射するから
憎んで見える
遮るものが
あって
はじめて
背負うものがあると知る

あまり甘くもない半月をすりおろして、
かがやきもしない琥珀糖にまぶした
苦くもない 痛くもない ....
僕は生きている
街で 遠い この
流れる日々を でも
見る 砂漠に


僕はどこに行くというのだろうか
不安の中で 悟るのだ
戦場の中に存在するのは
自分自身であることを


 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
焔の舞台ひだかたけし5+*23/9/16 16:01
原町無線塔 いいね!イオン3*23/9/16 14:37
魔術大覚アキラ423/9/16 13:48
独り言9.16zenyam...6*23/9/16 10:00
物欲との対峙ルルカ ne...2*23/9/16 9:35
わたしの日常2*23/9/16 8:40
ジョン・レノン イマジンについて2*23/9/16 8:05
パトロン・パトロールりゅうさん223/9/16 7:49
あの青い空の下に・・・・・・藤原 実4*23/9/16 1:21
飼い主のない猫 (散文詩 7)AB(なかほ...5*23/9/15 18:35
THRAK 10ひだかたけし223/9/15 17:58
THRAK9223/9/15 15:53
日曜日の家事凍湖(とおこ...823/9/15 15:52
微かに秋夏川ゆう423/9/15 13:18
無への祈り凍湖(とおこ...523/9/15 12:02
soft_m...5+*23/9/15 10:45
秋心 (あきごころ)4*23/9/15 10:30
傷のことこしごえ5*23/9/15 9:50
定式えこ123/9/15 6:35
夜の倉庫から番田 123/9/15 1:26
めっもうし123/9/14 21:21
きまじめな顔ひだかたけし323/9/14 21:16
潮騒リリー8*23/9/14 19:12
路傍の秋ひだかたけし423/9/14 16:17
複雑系足立らどみ4*23/9/14 8:28
理想倒産zenyam...1*23/9/14 7:38
檸檬風たもつ323/9/14 7:08
森についてzenyam...5*23/9/14 6:59
寂然と水鏡あらい2*23/9/14 2:19
あるパイロット番田 123/9/14 1:32

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