最後の晩餐を食べ終えて
テーブルにスプーンを置くと
窓の向こうから
雪の音が聴こえてきました

冬が来たのですね
向かいあっていた老人が微笑むと
春は来ないのですね
隣に ....
通訳したつもりはない
オバマのスピーチに合わせて
踊ってたんだって
言い張ればよかったのに
そう!パラパラだ、パラパラ!

大体オバマが
適当に話していても
俺分からんしな
小学一年生の頃の僕は
何を考えていたのかもう分からない
不安だったろう、それは分かる
今もそうだ、変われない部分だと思う
なんでロボットを作ったんだろう、
それが一番分からない
精密と技術 ....
映画の友情出演ってなんなんだろう

照明助手の友人じゃあないだろう

監督とか主役の友人なんだろう

ほぼ無償で出てるんだろうか

だから友情出演って呼ばれてるんだろうか


そ ....
あの空に降ったのは
雪だったか、雨だったか
それはもう遠い昔のこと

だれかと手を繋いで
河川敷で空を見ていた
ただ何となく見ているだけで
そこに鳥はいなかっ ....
騒音の大通りを横切る度、頭痛がし
いつも「アノ」声が聞こえる

オオオオオオオオオオオオオオ

オオオオオオオオオオオオオオ

オオオオオオオオオオオオオオ

いつも低い、低い、男の ....
夢には
二種類あるみたいだ

現実から
逃げるための夢と
現実を、変えていく夢

僕は、
炬燵の中で微睡む
飼い猫のクロと一緒に

彼女はもう
十年以上も前 ....
当時、人類最古の化石として
発見されたと聞いた

ルーシー

空にはダイヤモンド

ルーシー、
大地は何色だった?

ルーシー、
神様に会った?

ルーシー、
世界はひとつ ....
頭まで毛布を被り
丸めた背中の向こう岸に
たまった呼吸の骸が、たからもの
眠りはぬくもりに引きずられてくると
信じて布団にもぐりこむ
あなたをここに押しこめたい

寝息の小川を
すい、 ....
この思い出せないものは
おぼろに揺れて
この肌と共に老いていく

老いた幹に
傷が付くと言う事も
その痛みも遠のいて

一見の新芽を褒めては
少し背伸びする若造を
少し微笑みな ....
なにも映さない鏡になる 色つけた影も独身 女神だって救われたい  人を
 好きになるのに
 理由なんてないよ

 雪の結晶みたいに
 君という心のかたちは
 この世に、唯一つしかない

 純粋とは、
 澄んでいるのではなく、
 自分の色に染 ....
隣の人と隣の人
を、囲う固体の壁が崩れて
人間のぼんやりとした魂が
溢れ出し
隣の人と隣の人の
空間で混じりあっている。

それはとても幸せなこと。

反対岸からみていた私は
直感 ....
方程式は基本的に
恒等式だ

解を求める関係は
恒に平等なんだね


君を好きになって
結婚したけれど
僕は君とイコールじゃなかった

だけど
お互いにイコールになりたいと
 ....
父は厳格な農夫だった。私は子供のころから農作業を手伝っていたが、効率の悪いやり方や、やる気のない態度、失敗に対して、父から厳しい叱責を受けた。収穫された桃を運搬する際にあやまって桃を落としてし .... 僕は今日も
冷たい風の中を歩くだろう
すれ違う人の冷たい目線にさらされながら
この腕を振って歩くさ
手には一冊の本を抱えて


だけど眠いだけ 友達は皆
結婚した
もう半年ほど
 ....
あ。
ああ。
そっか。
だからか。
なるほどね。
しかたないや。
べつにいいけど。
そういうことなら。

それでもほんとは、
いわないけれど、
だまってても、
かなしくて、
 ....
水滴がバスタブで凍る
湯が流れている雨でなく雪だから
ガスが家全体から吹き出して雲を作り
 水滴 がバスタブ で凍り付くので
煙の中で雨が降っている みえないくらい 明るい
光が 窓全体から ....
あれは
花の散る音だよ
花びらの儚くはがれ
地に落ちる音
砂に擦れる骨片の
乾いた軋みのようだろう

あれは
時の流れる音だよ
流砂のさらさら崩れ行く
風と波の造る音
私の体を通 ....
青空が全てを飲み込んで
見渡す限り空っぽになったような そんな日々が続いて
生まれた街を離れられずに
過ぎ去った人達の事ばかり考えている
未だそばにいる誰かの声を
自らの歌声でかき消しな ....
大事なひとの訃報
全身の痛みのなか
苦しんで苦しんで
生き抜いた

あなたの顔が本当に
天使のようで

最期まで気遣いしていた
代われなくてごめんね
何よりもありがとう

あり ....
女子トイレから拝借した
汚物入れに氷を入れ
ウォッカを注ぎ
ステアして
最後にレモンを添える

マリーが使ったなら
教えてよ

最高の
ブラッディマリーが
味わえるから
角のまるい三角をつみあげる
角砂糖のような几帳面さであなたは

猫も飼わなかったし
お揃いの刺青も彫らなかったね
あなたはもう
しらない人になった
前髪をきれいに切りそろえて
会社を辞めることとなりました
ご迷惑をおかけし申し訳ありません

うなだれる青年は小さい声ではっきり言った

心の病

自殺未遂

離婚

子供との別れ

この半年間どんなこ ....
不眠症のユウコは今夜も大量のクスリを飲んでは
ヘロヘロ状態

潔癖症のさなえは自分の周りが汚れているのには我慢できないくせに
もう1週間も頭を洗っていない

マユミは食べることを抑えら ....
森の中、投げ出された靴に活字の鬱を誘われ。

逃げ道は、誤ると蟻地獄に堕ちる自分を

ありありと想像でき、仕舞い込まれた心に

鍵閉める用意をする。

顔、顔、顔が泡のように確かではな ....
歴史上の人物の名前は
タンスにしまった反物に似ている

たまにタンスを開けてみて
その知識がねむっていることに
自分が満足するだけだ


本に書かれた花の名前は
空っぽの宝箱に似てい ....
逐一 イライラッて 出していたら
大爆発しなくて 済む

いや、場合によっては 爆発しちゃっても
仕方ない

仕方ない、ってのは
諦めて、の発言じゃあ なくって、

今 現 在 の  ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
最後の晩餐自転車に乗れ...313/12/17 19:48
通訳花形新次113/12/17 19:24
第五元素のArtificial・Intelligenceなけま、たへ...1*13/12/17 19:10
友情出演吉岡ペペロ113/12/17 18:10
イノセント中山 マキ113/12/17 17:58
「血と路」宇野康平013/12/17 16:57
まーつん13*13/12/17 15:06
ルーシー駒沢優希313/12/17 13:00
蜜月と迷子茜井ことは9*13/12/17 12:39
長寿[group]subaru...14*13/12/17 12:20
なにも映さない鏡になる北大路京介613/12/17 9:57
色つけた影も独身413/12/17 9:57
女神だって救われたい613/12/17 9:57
純粋のかたちまーつん713/12/17 9:57
午後の山の手線 大塚ー池袋間そよ風113/12/17 8:50
方程式ichiro...6*13/12/17 6:42
老い葉leaf713/12/17 4:05
新宿を歩くサラリーマン番田 2+13/12/17 1:23
納得森川美咲1*13/12/17 0:02
流れて佐藤伊織213/12/16 23:51
散華salco1113/12/16 23:17
朝起きると嘘が生まれていた6*13/12/16 22:36
金色013/12/16 21:53
ブラッディマリー花形新次113/12/16 21:28
前髪はるな413/12/16 21:04
がんばれichiro...11*13/12/16 19:27
彼女たちの事情 〜愛しすぎる女たちのうたう詩〜涙(ルイ)213/12/16 17:44
「印象ア」宇野康平013/12/16 16:37
わたしの不毛な知識の庭ハーブ園713/12/16 10:01
今 現 在藤鈴呼2*13/12/16 10:01

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