みんなが楽しいはずの日だから
それだけ悲しくなる

みんなが嬉しいはずの日だから
それだけ寂しくなる

どんな顔で笑えばいい?
どんな言葉で飾ればいい?

幸せな日を幸せにするには
 ....
納得はしない
納得する問題はない
走馬灯のように
旅の思い出が映える
仲間がいた
今はいない
逃げるように生きた
生きるためには逃げざるおえない
レコードを回転させる
唄は選べなかっ ....
労働など土に比べたら動きに過ぎない 土など大気に比べたら固体に過ぎない 大気など未来に比べたら現在に過ぎない そのような現在の中で労働は時間の痕跡を作り 同一であるために費やされる非同一的なものの為に .... 手の平を見つめる

指の間から零れるものは
幸福の粒と
不幸の砂
選ることもなく
一緒に零れ落ちる

頭上から降るものは光
雲に閉ざされた陰も降る
選ることもなく
一緒に降り注ぐ ....
小さい花は
自分が小さいことを知らないんだろうなあ

花より
大きい小さい私もてあます

師走にかたづけたい
かたづかない
昨日今日
私自身のこころ
君を海に放り投げたらどうなるのかな?
その海は君で満たされるかな
そこに僕が飛び込んで君と一つになろう
君に溺れ
君と漂い
君の波に流され
君の中で眠ろう
からかいが善になれと夢見て眠った
心がほしいと思う人の柔らかい心はクリスマスベルの響きのよう
リンゴンリンゴン金色の
何一つ手に入らなかったし誰一人認めることが出来なかった
弱気な心をロックさ ....
頭蓋骨の中で
産声をあげた言葉は
即座に成人を迎えるが
吐き出された刹那
暖められてた
体温も密度も
蒸発して消えてしまって
レコーダーで保護しても
中にはものまねみたく
自分に似た ....
人を愛そうと思ったよ
よく晴れた12月の朝だった

人は誰しも
美しい面と
醜い面を持っている
それを知ったとき
恋は萎えそうになった
だけど
あの人は人を愛している
その事実を知 ....
一言が大きく響く
一人 夜中にソファーの上にいる
テレビの光と そこにいる人の影
どちらが温かいのか知っているのに
理由もなく大事な助言をさえぎってしまう

気がついて我に返ると
始めて ....
ここはどこなんだ
この駅弁を買って 
慣れ親しんだ色に見える
あの階段を僕は下りていく 
駅の中は冷たい風の中
なぜかと歩き続ける
思いの中から そして
あの日の街に行くのだろう
 ....
びおろんの七彩の声

ちぇんばろにふらんすの

王朝楽やしめやかに

薔薇の舘に充つる一夜ぞ



歌姫の経りぬるしらべ

そのかみの妙なる夢に

うたひつつ双手を組みぬ
 ....
遠く 朝の空に カラスが 鳴いた 
空に向かって投げられた 一筋の石のように 
深く青い空の中 大きな羽影が音も無く遠ざかる

夜に満ちた寒気が 弱い光にわずかにゆるみ
 首を縮めたくな ....
そっとしておいて

軽やかなジャンプ

手をつないでゆっくり

静かなダンス

浮きあがる心は

淡く光る

しっとりと濡れた街は

柔らかなマシュマロのような

つつ ....
サンタクロースはどこに子供がいて
何を欲しがっているかが分かるし
トナカイのそりに乗って空を飛んだりできるのだから
一種の超能力者と言える
昔からそうしてクリスマスの夜に
プレゼントを配り歩 ....
きょうという日に
かなしくて
きょうという日は
きょうだけだけれど
きょうという日は
いつでもよい
きょうという日
と書くけれども

紛らわしいよ、暦のせいで
きょうという日に色眼 ....
私たちは
それほどたくさんの
フレーズを奏でられない

私たちは
それほど大きな音を
鳴らせない

けれどもういちど
ネジを巻きましょう
さびついてしまわないように


私た ....
なんでもない、ただのつまらないけし粒みたいになって死んでいきたいから、もう一度あなたに出逢いたい。夜空を見あげてしまう理由を、星が綺麗だから、なんてありきたりな台詞に終わらせたくない。もっと個人的な、 .... 光がある
ということが
どんなに素晴らしいか

窓辺より五月の風がそよぐ
風は陽光に照らされ
照らされて
光の音律を奏でる
私は光を呼吸し
この世に希望があると知る

ああ太陽
 ....
火星剥く ポジティブで死す 光粘る まるで
インフルエンザのように
「かゆみ」が感染したらどうなるか

人々は怠惰になり
からだをかきむしり
涙を流し
苦悩する

そして
争いがなくなる

こんな神様の罰が下 ....
少女の細い細い手首の糸
静脈の清流を
机の上に広がった乾燥しかかった薬品が流れる
かえるさきは循環する心臓の末端
そこはフランスとスイスの国境で
ちょうどこの鐡道の糸の終着点
窓辺には革表 ....
海嘯消ゆ冥灯る
外周9メートル
回収10円取る
採集重メンタル
這いずる銃鳴照る
不意数十名去る
うぐいす目餌在る
クイズ自明障る
悔い弟子メサイヤ売る
喰い寿司女最悪
憂いずして ....
限りの見えた 二人のそばに
新たな選択は見えていた

矜持よりも
恐怖に突き動かされた別れ
だからあんなにきれいな終わり方でも
後悔ばかりが湧き上がる

一人きり残されて
嘆いてばか ....
猫も僕も笑われるのが大嫌 .... 夜店の風鈴のように
蔓棚から垂れて枝にぶら下がり
秋風に吹かれている卵
茶色く毛羽立った上着の中は
半透明なグリーンの輝き

物珍しさと
手間の掛からない栽培が
流行を呼び 
夏は陽 ....
人々のイスラムの祈りに耳を澄ませば、イスタンブールの人々の生活が、
静かな景色が僕の胸に沁みこんでくる。
ブルータイルで彩られ巨大なドームとミレットを持つ、
ブルーモスクは優しくイスタンブールの ....
僕はトルコ旅行という幻想を見た。
古いジャーミィーの横にあるカフェでカウンターに座りトルコ人のおじさんと話す。
店内は薄明るいが、外の空は薄暗く、空気は垂れ込んでいる。
僕はコミュニケーションを ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
クリスマスきみのてを113/12/25 17:53
14年前コバーン313/12/25 16:45
twitter葉leaf313/12/25 15:44
還暦の感懐……とある蛙12*13/12/25 14:10
背くらべ朧月213/12/25 13:33
リィ113/12/25 13:08
クリスマスの悪黒髪3*13/12/25 12:25
鮮度寒雪113/12/25 10:25
愛の深度渡辺亘113/12/25 9:56
サナギ加藤2*13/12/25 5:35
武蔵小杉の乗り換えの時番田 013/12/25 1:21
夜会織部桐二郎113/12/25 0:27
冬の朝のぼんやりいねむり猫313/12/25 0:14
そっとしておいて灰泥軽茶613/12/25 0:03
サンタクロース実在証明紀ノ川つかさ413/12/25 0:00
処方箋一篇もっぷ313/12/24 23:48
オルゴール村田 活彦413/12/24 23:48
星の爆発ユッカ4*13/12/24 22:55
Delight渡辺亘113/12/24 22:30
火星剥く北大路京介313/12/24 21:27
ポジティブで死す313/12/24 21:27
光粘る213/12/24 21:27
共感ichiro...6*13/12/24 21:19
沈みゆく夕刻白雨413/12/24 17:45
先天素手連想槍砲台なけま、たへ...013/12/24 16:07
首の傷クナリ6*13/12/24 15:56
チョコレート/セックス/チキン/裏切り者/呪い/祈り/光TAT6*13/12/24 15:12
キウイフルーツ哀歌イナエ13*13/12/24 15:10
ブルーモスクにてガンジー113/12/24 14:43
トルコ旅行と僕の闇113/12/24 14:27

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