意味不明な場所で会うんだよ
真っ白な怒りの板に
悔いを食ませ
流れた燐のほとばしりとは
ついさっきまで
この身体だったもの

としたらかすかな
ほんのわずかな瞬きで
吹きすさぶいまの ....
だれが言うんでもないが
晃は一年前に死んだんだと
なんども響く声・・・・・・のようなモノ
に惹かれてここに来たけれど

来たけれど

美しさを孕むことは
僕ら男には・・・・・・孕めな ....
深い森の中
ダンサーは
 
柔らかく しなり
五感を開放して
踊りながら 問いかける

古代の森が醸す 
気高く 
人を受け入れることの無い 
重い気配

人という種の 居場所 ....
占い師に
あなた成功するけれど
お金は貯まらないよと
言われたとき
女房が後ろで
ほくそ笑んでいた
貯まらない理由を
知っているとばかりに

ちなみに
その占い師
2014年は
 ....
二の腕の柔らかい部分を少し、
千切るようなさようなら。

そんなに困らないし、忘れることも増えるだろうと
言われるし そう思っても


あってもなくても良いものは
それが失われた瞬間、 ....
じゅうたんをほどいてゆく
いろとりどりの糸があらわれる
つむがれていた星々の
ものがたりがきえていった

糸をほどく
きぬの生まれでた
まゆにもどってゆく
蛾のはいた
むすびめのない ....
この心を縛っているのは?
価値観か。
世間体という感情のようなもの

顔面蒼白で立ち尽くす日がある
泣き崩れて動けない日がある
嗚咽が止まらない日がある

記憶なんてなくなればいい ....
つまびく。



つまびく。
とおい音がする。

海辺の砂の、さらさらという音にも似ていて、
夕闇の中、季節外れの蝉が最期の力でうたう音にも似ていて、



それでい ....
ほうぼうでにぎやかな幸せがとびかっている
それは日々繰り返す営みを重ねているから

苦労しらずの赤ん坊
いや違う
産まれてはじめて君が行ったのは
泣くことだったね

なあ
君は愛を見 ....
からの冬



陽光がふりそそぐ
あたらしい年


からの冬が
こたつを引きずり出して
わたしの足をつかまえる


春になってたまるかと
過去のわたしが追いす ....
道が続いていて
どこまでだろうと
考えていると
いつの間にか
夕方になっていて
どこかで何かがあったのだろうと
思っていると
僕は死んでいたんだ

道の真ん中
誰もいないそこで
 ....
耳に痛い言葉ほど

真に有益なものはない

されど大人になるにつれ

それらは耳に突き刺さり

受け入れ難いものになる


情けないやら

呆れるやら
お祭りの絵にひとりぼっちがいない 幸せ踏みはずし夜がながい かわいくなりそこねた女のシタが短い 時間がない?
バカを言え。
時計を見るな!


時間がない?
バカを言え。
時計など捨てろ!



あんたより時間がない中で
どうにかこうにかやり抜いている人が
何 ....
ふとっていて
やせないと
じょうりくに
きらわれて
くちを
きかれ
なく
なる
ので
しょくもつ
しょくもつせんいを
とって
やせて
じょうりくに
すかれて
ごはんを
 ....
わたくしは剣道が好きだった

「カギ足」を指摘され

伸びる面の為に努力した

竹刀は「しなう」後頭部に届けば良いのだ

暴力では無い

真剣な勝負

切っ先が届くまでの行程
 ....
誰が想像出来るだろうか

東北の寒村の1月1日

吹雪の日

生かされある俺だよ

戸籍?

生きないと判断されたから

今日なんだよ


それを真っ向否定した

祖 ....
人を愛するのが

苦しい時がある

かなしいくらい

無理をするから?

伝えようとして

言葉が拙いから?

君の心の内側に

入れはしないと

知った時に私は

 ....
結局、僕は女性のことを性欲の対象としてしか見ていないのだ。
女性の人格や尊厳などというものは、全くどうでもよい。
そこら辺の路上に掃いて捨てておけば、それで事足りるではないかと考えている。
また ....
掟破りをしてしまった…

ごめんなさい

ただ私の事を知ってる君だから

君に相談にのって欲しい事がある

天まで届け
いつも明るく微笑み 僕を温かく包み込んで
幸せを与えてくれる
あなたは太陽のよう

時々綺麗な光を照らしては僕を冷たく突き放し
涙を浮かべ悲しみを与える
あなたは月のよう
 地獄で舞う白蝶が集まって形造られた白鳥
     は 朝日と共に踊り
         其れを視た幻核者が古代を想い入出した時 
                       君は敗北を知る ....
巷を遠くわが宿に
来し方を返り見つつも
さいはひに充つるひと時
蓄音機ふと出だしたり


奏楽はいと珍らかに
泰西の忘却の曲
ゆくりなく求めたりしを
麗はしき協奏楽や


空想 ....
庭のバケツに張った氷
この氷の大きさはバケツの大きさ

日が差し込む部屋
この部屋の明るさは窓の大きさ

部屋に響く笑い声
この笑い声の響きは安らぎの大きさ

何事もなく流れる時間
 ....
アンテナ

指先、繋いでく、君と世界
行き先、ここから、どこへでも
爪先、立てて、伸ばす手
行き先、ここから、どこまで

矛先、揃えて、進む世界
標的、叩きたい、今日はどこ
剣先、鳴 ....
生きているから近づこうとする
でもベッドで眠るときに遠のくのだ 体が
この手によって傘を買う それは
流れる時の中で 遮る 雨を
屋根には濡らすための何も降らないから


カラオケの ....
先日殺し屋の採用面接をしたが
女手ひとつで育てられて
小学生の頃から
新聞配達で家計を
支えてきたという
今回のターゲットの
人生をまとめたVTRを見せて
それでも冷酷な表情を変えなけれ ....
木目通りに 幾重にも編んだ 絹の糸

此処が 何重目で有るのか
難渋なのか 何回なのか
何階なのか 何階なのか

とにかく 分からなかったから

海へ出よう
唐突に 君は言う

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
磁場、光平井容子714/1/2 23:46
遙かにイイ草野大悟20*14/1/2 23:45
ダンサーいねむり猫114/1/2 23:32
占い花形新次014/1/2 23:17
怪我に似たものap314/1/2 22:42
機織りそらの珊瑚17*14/1/2 20:58
ご褒美をください。まきちぇり214/1/2 20:43
つまびく。田園11*14/1/2 18:30
小さき魂114/1/2 17:04
からの冬214/1/2 17:03
phoenixopus014/1/2 16:03
お説教hiroto...3*14/1/2 15:57
お祭りの絵にひとりぼっちがいない北大路京介314/1/2 14:17
幸せ踏みはずし夜がながい114/1/2 14:16
かわいくなりそこねた女のシタが短い114/1/2 14:16
時間を捨てろ!komase...3*14/1/2 13:50
ベリアルa014/1/2 12:18
踏み込みドクダミ五十...114/1/2 12:12
本当の誕生日は昨日214/1/2 11:49
苦しい時がある114/1/2 11:23
新年の抱負は世界平和がん014/1/2 11:19
ごめんちゃんこ214/1/2 11:16
太陽と月リィ014/1/2 11:07
町錆びれてmerema...014/1/2 9:04
至楽織部桐二郎214/1/2 7:33
大きさichiro...10*14/1/2 7:15
アンテナitukam...1*14/1/2 1:55
日常生活の闇と詩番田 114/1/2 0:52
採用面接花形新次314/1/2 0:17
苺エッセンス藤鈴呼1*14/1/1 18:30

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