君がまだ雪の原にいる頃
わたしはあおい花に挨拶
こんなに違うね
いま君がいる国と
でも今日も君の声が届いた
おやすみなさい
おやすみなさい
声だけの君に
おはよう
おはよう
朝のメ ....
西側の二脚の椅子に
座っていた
子らは
ふくふくと育ち
ようようと三月へと出かけていった

つながったひとつのベンチに
結果 残されたようになった
夫婦は
横に座って
同じ景色を眺 ....
 瞳


二月の白い雨の中
何もかもが凍りついた冬日
畦の匂いさへ凍りついたまま
も吉は冷たい闇の中で
いつもの道を見失ってしまった
今日はどうしても
まっすぐ歩けない

も吉を ....
大学生になってCDプレイヤーを買った。私が主に聞いたのはバッハやモーツァルトなどのクラシックだった。勉強に疲れた夜中、部屋を真っ暗にして目を閉じて音楽だけを聴いていると、まるで自分がどこでもない場所に .... {引用=

「カスタネットを叩く小さな手が、乾いた音を空間に弾かせて赤と青のあわいにある星を見つけようとする。白眼は青みがかっていて世界中の秘密を引き連れてまだ秘密を作ろうとしてい ....
  かなしい歌をつれて、
  春風がきみの頬をさわるとき
  ひとびとのささやきは町を彩り
  光が、もの静かな雨のように靴に落ちる
  白い花の影がひとつ、心のなかに揺れている
  ....
ある聖夜ふと訪ひし教会に
聖誕のミサいかしくも
執り行へり鐘や鳴りつつ
我は信徒にあらねども
珍しければ連なりて
慣れぬ祈祷にしばし参じぬ
司祭は儀式進めたり
謝祷交はして会堂の
時説 ....
あなたが とても有名な
シェフなんだって ことは 知ってる
でもね アタシ
スイーツが 大好きなの

月曜日は なすカレー
火曜日は ひきにくカレー
水曜日までは 楽しめたわ ....
今昔の犠牲
なぜ腹筋が

ビネー検査の賜物
なぜ腹筋が

TOMATOの発声
なぜ腹筋が

絡まる兄さん
なぜ腹筋が

額ずいて常夏
なぜ腹筋が

やんごとなきリズム
 ....
正しいとか間違っているとか
分からなくって半信半疑の中で
動いてる

分岐点の上に立たされて
地図も無くって地平線の彼方は
動いてる

1つ欠けてるジグソーパズルは
スライド式って未 ....
出来るでしょうか
目に見えない心を磨くことなど
出来るでしょうか
形のないものを磨くことが

かつてある食品会社が
「水を磨く」と言いました
大河の水は汚れています
池の水も汚れて ....
脳髄の軋むリズムが鼓動とリンクするので、心中に欠陥があるのだと気づいた朝早く、曇りがちな空に君臨する鴉は、街のずっと向こう、やってくる朝日を誰よりも早く眺めていた…ベルトコンベアーに乗っかっている .... 彼は私の事が好きだと思ふ

夕方彼の後ろに確かに居た

タレソカレ

彼の影は彼だ

だのに

影の彼は私に違ひなゐ
雨のNoisy負け 置いてけぼり加速している 月が昇らぬ夜もドカドカ歩く 見た目は確かにそそられるが
実際に相対すると
もてあましてしまう
豊満、このじれったさ
沈黙の微粒子が
ソーダ水のようにはじける
僕の部屋の夕暮れ
音楽も聴かず
テレビも見ず
ソファに座っていた
LEDの電灯は
人の気配に感応して
点灯するのだが
やがて
ぼんやりと消 ....
サザエさんを見ると悲しい気持ちになるの
と言った君を抱きしめたい気持ちで一杯になる

ほんの小さな幸せにこころ満たされてゆく
あなたにもあるはずさ 小さな幸せを感じる時が

夢の中で見た人 ....
 コルシカの兄妹

悲しいコルシカの娘
今宵も兄を思いて涙ぐむ
あれはととせも前の頃
船で旅立つその兄と
思いせつなく別れたのは

地中海の波荒く
兄は行方も知れずに
そのまま ....
君を好きに
ならせてくれて
ありがとう

今日も僕は
僕の宿命と
戦っています
ひとの心に降るという
ましろな雪に
触れたくて
ずっと
ひとの命に寄りそって
ひとの命を
慕ってきたけれど
それは
もしかしたら
ひとの命を奪うことに
なっていたのではあるまい ....
私の楽観主義は
現状は必ず変えられるとの
信念に基づいている
故に強くあろう
しなやかであろう
なんとしても負けない心を持とう
君がムラサキの太陽を睨んだとき
蒼空を背に 真紅の愛情がいま
胸を裂くほど翼をひろげ
君に向かって翔けている

愛の言葉が幻聴へと歪む
   その耳を
翼で抱いて塞ぐためだ
   そし ....
寒すぎるサーバー室で眠った彼は
真冬に新月で小指を切る夢を見た
次の朝になって彼が目覚めると
世界の半分が失われていた

空腹の彼はコードで繋がったまま
駅前まで歩いて喫茶店に入った
注 ....
ある夏の日の夕暮れ

二人は窓のそばにベッドを置き

裸になって横になる

花辺のカーテンは

窓から入るそよ風にあおられ

柔らかな午後の光の調べを奏でる

草の香りを含んだ ....
野辺に咲く花は彩りささやかな風に揺れていた
太陽の光を浴びたその場所は緑の芝生が敷かれ
青い空と白い雲が浮かび眩い光景に満ち溢れる

花園と小鳥と蝶と蜜蜂が飛びかい猫や犬と戯れ
時には小 ....
さみしいとつぶやきたくなる
こいしいとつぶやきたくなる

不安とか
自分ではどうしようもできなくなる事柄は
自分でどうにかしようとして
つぶやきたくなる

そんな10年
やっと来てく ....
獣が聖者の顔つきで説法を垂れていた同じ日に 聖者は次々と法を破った 聖人も悪人もどちらも倫理の極限に達した人 極限において正邪は区別がなくなる 遵守すべき法はなく 法は自ら作り出すものとなる 社会の被 .... 0が1を
たべつくして
朝になっても
明るくない

うすく凍りついた水たまりを割ると
世界の底で
あなたがスープみたいに眠っている
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ちいさな物語もっぷ314/2/27 8:32
二月は未来を調整しますそらの珊瑚17*14/2/27 8:25
北の亡者/Again 2014如月〜皐月たま25*14/2/27 8:12
音楽葉leaf114/2/27 5:47
星野屑子の冒険手乗川文鳥8*14/2/27 1:33
春の歌草野春心614/2/27 0:59
聖誕祭織部桐二郎3*14/2/27 0:43
カレーライス藤鈴呼0*14/2/27 0:21
ニューエイジ(2014.2)新嶋樹114/2/26 23:18
動くムウ114/2/26 23:04
磨くイナエ22*14/2/26 22:45
鴉は生産工程を嗤うホロウ・シカ...014/2/26 22:43
遠影ウィメンズデ...114/2/26 22:35
雨のNoisy負け北大路京介014/2/26 21:34
置いてけぼり加速している314/2/26 21:33
月が昇らぬ夜もドカドカ歩く614/2/26 21:33
豊満花形新次014/2/26 20:19
僕の部屋の夕暮れ和田カマリ5*14/2/26 19:02
小さな欠片ににい114/2/26 18:55
コルシカの兄妹生田 稔114/2/26 16:27
断片渡辺亘114/2/26 14:23
暴風域千波 一也614/2/26 14:04
友よ強く渡辺亘114/2/26 11:32
赤い銃爪ハァモニィベ...1*14/2/26 11:29
ある朝1214/2/26 10:14
夕暮れの窓辺gorses...114/2/26 8:53
花園・・・tamami1014/2/26 7:33
母になるまでかさね314/2/26 6:04
twitter葉leaf214/2/26 5:55
スープはるな1114/2/26 5:47

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