持ち上げては
こき下ろす
嘘をつかない人間はいないのだが

良い目を見たから許せないのか
騙されたから許せないのか
自分の嘘はばれたくないものだが

真実を追求する
マスメディアもか ....
目が覚める
一切の眠気が残らない
完璧な起床
頭の中はひどく澄んでいる

世界はとても静かだ
何かの機械音だけが聞こえる
僕はただ天井を見るばかり

眠っている時の僕を考える
夢の ....
遠い海鳴りに揺れる芝の浜に
過去を彫りつけて並ぶ墓石 
刻まれた家名は
未来から押し寄せる期(とき)の飛沫に
輪郭を失い昔話の中へ透けていく

たとえば 祖父の掲げた鬼灯の
赤光に浮 ....
知ってるわ
処方箋と 分量に 服用回数
全て守れば
私は きっと 
護られる

だけど ちょっと
スリルが 欲しくて

ちょっとした スリルが
スルメみたいに
ベタク ....
素早く通り過ぎていく日常を数えて
日を捲りながら夢を追いかける
ささいな経験も無数の羽となって
羽ばたける翼を与えてくれる
泣き笑いが刻まれていく千の日々
記憶はいつしか薄れていくけれど ....
我が家の桃畑の道路向かいに、周囲の田んぼに囲まれながら土が高く盛ってある場所がある。そこには一本の小ぶりな古い柿の木が中心を占め、右手に数本のアジサイが植わってあり、左手にドラム缶が置いて .... 春の柔らかな外套はいらない
寒風をしっかり遮る重いコートが欲しい

凍てついた大地を確実に踏みしめる足と
流れる雲をよみとる眼差しを

桟橋に繋留するための無骨な舫い綱あるいは
海底ふか ....
寝ぐせはゆめの死顔
つまらない
ゆめの


微熱を帯びる新聞紙を
鼻先に近づけ
一日の予言を受けるように
朝を吸い込む

行方不明の飛行機
アイドルの恋人
どうでもいい
 ....
餞(手なずける、価値を洗う)

掛けねを外せば、
誓った小指の奔流がしぶきをあげて
耳の浜辺に打ち寄せてくるのなら
瘡蓋も指輪も剥がしてむせび泣こう

信頼が断罪されるさまを
私秘の傍 ....
朝起きると なんとなく湿った朝の空気が
私を眠りから覚ます

窓を開けてみると 
どこか生温かいかんじがする

もう春が来るのかな

春の雨は土を濡らし 葉っぱを濡らし
眠っている桜 ....
はるか。冬の寒さがじんわりと溶けだして、あるような、ないような、暖かな風がからだに沁みる。花園の傍らにある小屋に住まう<彼>は、春が空に色づきはじめた頃に、まるで冬眠から目覚めた獣のように出て来て、薪 .... 今日
どんな夢みたっけ
おぼえてないや

仲間はずれにされてる
あのこが
かわいそうだって
どうにかできないものかって
暗闇のなか
ぐるぐるしながら
一生懸命目をつむった

ち ....
元気と引き換えにまるくなる月だ デブ猫びっこひいて誰もいない海 元気と引き換えに月まるくなる 流されて、
すべもなく流されて、
どこへも、
どこの岸にも、
まったく辿り着いて、
などいない、
そことここ、
あちらとこちら、
まったく区別など、
できていない、
 ....
チミ!
今度の研究のテーマは
「道に迷った認知症の方が家に帰れる方法」にしよう

え〜 社長
それって うちの商品に関係ありますか?
そんなことをしたら
お金をドブに捨てるようなもの ....
頭蓋骨のなかに花咲けるユートピアの蜜の味を
知りたいのだ いつか
それが眼前の限りなく広い空間に
溢れ出し 咲乱れ 母親の子宮のように心休まるのを
味わうことを
してみたいのだ

してみ ....
ロボット兵器を
デアゴスティーニ並みの
低価格で製造し
国防の要にしたい

ゲーマーを遠隔操縦士として
自衛隊に採用すれば
何の生産性もないと思われていた彼らも
お国に貢献出来る良い機 ....
崖から転げ落ちる
ペンギン
飛べないから
翼は広げたまま
水かきが空を切る

岩に頭をぶつけて
気が遠くなる
エメラルドの目に映る
真っ青な海
あと少し…

さっきまで
空を ....
よばれた気がしてふり返る、と
案の定だれもいない

もう
幾度となく通いつづけた道の途中で
わたしは今日も花を咲かせる

いつかまた
不意に、懐かしく
わたしの足を止めるだろ ....
正直になんてならないほうがいい
ほんとうのことはあぶないから

手は口ほどにものを言う
うかつにひらひらさせないで

くちびるどうしてすぐ乾く
いえない言葉が熱いから

正直だった頃 ....
ああもうだめだ 何にもできない
そんな時はきっと一日寝ているに限るね
そんなことを思いつつ
着替えて外出を始めるのだ

戦闘の準備はできたかい

それでは
企業は社会の一機関であり社会の為にある。

企業の目的は企業の外にある。

このふたつの示唆は、紙に円を線で描いたとき、円を線の内側と捉えるか、それとも円を線の外側と捉えるか、そんな禅問答に似 ....
命が散る

飛散する

ビッグバンをものまねしよう

命が散る

飛散する

宇宙の最初をものまねしよう


それをお花見のように眺めよう

そしてお花見のように別れよう ....
                    140315

売れ残りのさんけーテレビを売り歩く
早く売り払わないと消費税が8パーセントになってしまうし
4Kテレビの宣伝も激しい今、売れ残ってしまう ....
グローバル未来科学研究所
SF同好会チームリーダー
佐保方内守晴氏は
放射能を体内に吸収し
ミントの香りを付け
排出する新型のバクテリアを発見した
とする論文を英国科学雑誌ねえちゃんに発表 ....
価値観のベクトルは
進歩と発展ではなく
共存と調和
競争原理が働かないので
社会の進歩はゆっくり
先進技術も先進医療もない
平均寿命は70歳ぐらい
でもほとんどの人間が死ぬまで楽しく働い ....
生と死、幸と不幸を分ける境界線の
なんと曖昧なことか
一体彼らが何をしたというのだ?
彼らと私の違いなど何もないではないか

奪われた二万千五百十名もの尊い命
決して癒えきれぬ悲しみを不意 ....
拳は白く
階段をのぼる
風が風を
金と緑に分けてゆく


夜の起動音
ふるえ にじみ
したたりを覆い
したたるもの


曇に沈む指に沿い
音はかがやきを増して ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
嘘つきただのみきや25*14/3/16 15:46
ヒュプノスopus214/3/16 15:13
メモリアルパークにてイナエ9*14/3/16 14:23
薬の話藤鈴呼2*14/3/16 13:53
thousand daynomusa...214/3/16 11:25
装飾葉leaf714/3/16 10:45
冬のコート梅昆布茶2514/3/16 6:18
新聞紙末下りょう3+*14/3/16 1:16
◎餞由木名緒美10*14/3/16 0:48
春の雨葉月桜子1*14/3/15 23:19
春の夢碓氷青1*14/3/15 23:02
弓夜014/3/15 22:55
元気と引き換えにまるくなる月だ北大路京介114/3/15 22:47
デブ猫びっこひいて誰もいない海414/3/15 22:47
元気と引き換えに月まるくなる414/3/15 22:46
水の紀[group]千波 一也414/3/15 22:45
5年後のある会社のお金の使い道の話ichiro...9*14/3/15 22:38
空想都市白雨114/3/15 22:21
国防の要花形新次214/3/15 21:59
ペンギン藤原絵理子214/3/15 21:58
時が咲いている千波 一也414/3/15 20:48
正直もの朧月214/3/15 20:26
戦場に赴く三上あず414/3/15 20:21
ドラッカー先生へ。吉岡ペペロ414/3/15 19:44
お花見のように314/3/15 19:30
3Kテレビあおば7*14/3/15 19:05
大発見花形新次014/3/15 13:12
架空世界ichiro...8*14/3/15 12:19
二千十四年三月十一日に夏美かをる24*14/3/15 12:14
冬とむらさき木立 悟214/3/15 11:50

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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