ドイツ語で弱音吐いた  春への憧れ


風の唸りとみぞれ雨 白激しくて雪から氷
春は名のみに 待ち待ちし
春への憧れ 今日終えて

春は来にけり 吾が庭に
仏の座母子草 胡瓜草姫踊り子草
さり気なき草々の ....
春の庭は公然の果実となった
うららかが市民権を得て手を振っている
春嵐の気まぐれな登場が
時々番狂わせだけれど

戸惑うことなくスプリングコートを
選んだこの日にも季節は私に謳歌を許した
 ....
ジャンがみててくれる部屋で
どこも痛くなく暮らしたい
ジャンがみててくれる部屋で
どこも寒くなく暮らしたい

神さまがみててくれる部屋で
どこも痛くなく暮らしたい
神さまがやさしくしてく ....
君といつまで一緒にいられるだろう
残された時間に
私は戦く
君と永遠の愛を生きたい
生きたいけれど

永遠などあるのだろうか
人は一瞬の中にあると言うけれど
あの思い出だったのだろうか
10代の終わりころ、私はろくに人としゃべれない少年だった。ごく限られた友人と家族だけを相手に会話し、それ以外の広大な人の群れに対しては固く口を閉ざした。自分の言葉はすべて不適切であり、自分の言 .... 俺ももうちょっと真剣に愛の効能を信じたかもしれない





人知れず夕焼けが暗闇に替わってゆくそのモノガナ ....
微笑みを恐れて泣くなど愚かなこと
胸腔を吹きすさぶつむじ風は微熱をうばい
からころと鳴る胃が律動を求める

乾燥した真昼の道は
縄に括られた首を一心に手繰り
点々と続く血の跡を浮き上がらせ ....
生きていると
うれしいのだと
悲しむ 意味を
時計の針に探す

賑やかな日
目が覚めた世界 僕は
開いた本は 捨てて
目を開いたままでいる
自由にもワキ汗の匂いがついてくる
隣のクラスの超美人エレノアが
バレーボールに必死なあまり
気にしていた体臭をスッカリ
忘れてしまい男子の一部マニアに
嗅がれるという失態を晒したが
逆にそ ....
「一時の感情に身を任せるな」って
なんだっけ
漫画かなんかで読んだけど
この世に信じられるものなんて
一時の感情しか、持ってないから
ムリですね

 
「今がいちばん綺麗」とか
「ま ....
狂ったようにいくつもの音が頭の中で鳴り響く、魚眼レンズを覗いたように景色は不確かだ、俺はゆがみのみで現実を把握しながら、真っ直ぐに歩こうと今生に根差している、靴底が踏みしめる地面は誰かの血で赤 .... 水きりの音が
聞こえているけれど
川辺には誰もいない
水きりに適した
平たく薄い石もない

けれど

いちめんの石たち
いちめんの石たち
いちめんの石たち
いちめんの石たち
  ....
 
月夜の桜にご用心

照らされた花吹雪に心をもっていかれるという

そんな夜はおひとりになりませんように



 
こんな風に思ったことはないですか
私の不幸せは誰かの幸せの代償で
光がある故の影のよう

どんなにあがいても
この運命から逃れることができない

私の黒い欲望は
誰かを傷つけてしまいそ ....
夜勤の作業台
部品のはんだ付けをしながら
あくびが出る
慣れない頃は眠ってしまって
何度も火傷をした
今夜も気をつけなくては

はんだ付けはやり直しができて
部品の取り替えができる
 ....
もうすぐやってくるものを迎えるために
部屋の配置を変える
“あるがままを受け入れる” それが存在の呟きだとして・・・
翼は鳥に似合う
「重いものを背負っていますか?」
おせっかいをやいてみる ....
鮭が鮭であるために
何をすべきなのかを
考えているようなら
僕はまだ鮭ではない。

鮭が鮭であるために
鮭以外にならぬよう
上すべりで川上りな
振る舞いを意識する。

鮭が鮭である ....
工場の煙突が
なんだか
昔よく好んで喫んだ
メンソール入りの煙草

マルボロのように見えた
工場はモクモクと
煙突から真っ白な
人間の魂を吐き出して
コンベアの上に
ゴロリ ....
なみだがとまらない

手首でぬぐうと

雨がたたく音がする

ねえ

ぼくのために

マッサージを予約してくれないか


そとは雨だ

想像する

どんな思いをして
 ....
朝、目が覚めたら
春だった

君は知らないかもしれないけど
私たちは三十億年の昔から、
三十億回にわたって春をむかえている

そして、私たちの体は三十億回にわたって
内臓波動の生命記憶 ....
コンビニの灯りに集まるクラゲを
殺し屋はすべて撃ち落とした
その間にも人は計画を作り続けた
幸せになることはとても簡単だった
書いたばかりの遺書を握りしめて子供が走る
町はずれまで行 ....
ナオミ

明日の午前11時に
成田まで
誘拐犯があなたを 迎えにいくから
電車賃も忘れずに
ちゃんと早起きして行くこと

それから
東京中の名所を リストアップして
メモに ....
別に昆虫の話じゃありません
これは一種の開き直り
あなたは平和主義者ですか
わたしは違います

大仰に言ってみても
所詮 頭と胸
頭で知った理想を
胸にぶら下げて生きること
本音と建 ....
今日の日差しはとても暖かい 
だからでしょうか 
ほろ苦い思い出がふとよみがえりました 
ピンクのビニールバッグを持って泣きながら歩いたあの夜のこと 
たった30分だけの家出 
今ではバッグ ....
我が社に知的障害持った青年が入社した
長い期間研修で頑張って入社した
彼は我々の新しい仲間だ

18歳の彼は真面目で優しい
彼を見ていると
健常と障害の違いは紙一重だと思う

彼の ....
小枝の別れめに すごした雪が溶けかけている
のしかかられた小枝は いつも 問いはしない
さまよいながら 降り募る 重さにただしなり
折れたら落ちる 回る季節に巡りを てばなし
花芽を ひとつ連 ....
曇り空だから 
そんなに 映えない 姿だったけれど 

透過100パーセントで 描いた 
背景のような 
美しい虹が 掛かっていた 

出勤時 車窓から眺めた 
一瞬の 煌 ....
二十歳が近づくにつれて
首を絞められるようになった
雨で濡れた道路を俯いて歩く
必死で生きていく
虚しさを感じる

この街のスーパーで働いている君は
僕と同じ街に住んでいるのに
なぜ会 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ドイツ語で弱音吐いた北大路京介514/3/31 18:10
サークル「群青」 課題「春」 『春への憧れ』木原東子9*14/3/31 16:43
春の果実もっぷ614/3/31 15:22
暮らし614/3/31 14:30
残された時間渡辺亘014/3/31 14:11
責任葉leaf314/3/31 6:57
太陽がもしも美しいブルーならばTAT3*14/3/31 2:13
◎あぶく由木名緒美1014/3/31 1:35
アゲハで見た光番田 814/3/31 1:31
自由にも花形新次014/3/31 1:06
フラグ回収ユッカ4*14/3/30 23:50
俺の今生という名の道標ホロウ・シカ...1*14/3/30 23:49
河原マチネ214/3/30 23:36
ご用心殿上 童22*14/3/30 23:34
こんな風に思ったことはないですかさとう 星子214/3/30 23:14
はんだ付けの夜イオン4*14/3/30 22:32
曖昧な一日空丸ゆらぎ1514/3/30 22:14
鮭が鮭であるためにブルース瀬戸...2*14/3/30 21:49
桜のある工場オダ カズヒ...6*14/3/30 20:53
幸福吉岡ペペロ514/3/30 20:19
三十億回目の春そよ風1*14/3/30 19:45
simple plan3たもつ914/3/30 18:53
ナオミから もう一人のナオミへの手紙オダ カズヒ...2*14/3/30 18:47
頭 胸 腹ただのみきや15*14/3/30 17:25
記憶喪失ハァモニィベ...2*14/3/30 16:04
春の日差し文字綴り屋 ...114/3/30 14:56
新しい仲間ichiro...14*14/3/30 14:14
巡花芽砂木16*14/3/30 14:08
虹のたもと藤鈴呼3*14/3/30 13:48
地元北橋勇輝114/3/30 13:12

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