春のあらしは
つぼみすら
根こそぎ揺り落としていく
いのち、として
咲くことのできなかった
それでも小さな亡骸となるものたち
庭に花園を作って楽しむのは
未来を
思うこと
球根は裏切ることなく
毎年花を咲かせるし
宿根草は年毎に株を大きくする
一年草は種を落とし
思わぬところから芽を出している

白いつるバ ....
夢の中で交わした約束
星空とだったか きつねとだったか
彼は言った

「記憶だけは大切にね」
「思い出だけは忘れないで」





朝を迎えたら
憶えていたいたのは
記 ....
この花は
私に名前をおしえない

もっと大きな
深いものことをおしえる
おしえてくれる
花を知った朝
               140409

嘘があるから真実もあるだろう
楽観論者の筆者は軽く聞き流す
哲学青年は厳密に考察を開始する
100パーセントの真実なんてあるものか
必ず嘘とい ....
ジャンケン ポン
鬼だー! 隠れろ!
春の鬼ごっこ
小さな女の子たちが隠れる場所を探している
木の陰へ
路地の奥へ
鬼が来る早く隠れないと……

慌てて
建築資材倉庫へ
独りで逃げ ....
何もない真っ白な夢が舟を作る
霧が行く手を塞ぐ

遠くに歌声?
叫び?
笛の音にも聞こえる。
朝靄に船を出す

雨はしたたかに心を濡らす
メチャクチャなピアノ

不安定に舟は揺れ ....
ギャグマンガが生まれながらに抱える命題を






お前知ってるか










 ....
関係性なんて
ひっそりと結ぶに越したことはない
相手が迷惑だと思っていない
保証がどこにあるの
だからあなたたちはすぐに
裏切られただの
なんだのと大騒ぎするのよ

なめ子は
そう言 ....
桜の季節だね
君が生まれた月

思いやりがあって、どんな時も
私の事を一番に考えていてくれた君

目に見えるモノだけを信じて
耳に聴こえるコトバだけを信じて
私は疑ってた…

誰よ ....
底のない柄杓で金を掬っている 賽銭は出世払い 円高ドル高俺安 恐ろしくケツがこそばゆいことを
平気で言える人間になるには
他人のケツのことなど考えてはいけない
俺は他人のケツどころか
蟻の門渡りまで考えてしまうので
前立腺を刺激することぐらいしか言えな ....
雪解けを待ち切れず
雪の中に芽を出してしまう

だから雪を早くよけてやろうとして
芽をちょん切ってしまったこともある
苦い記憶
切られた芽は花にならない
でも次の年には
必ず芽吹く
 ....
デブです。
それだけで他のプロフィールはどうでもいいくらい太ってます。
好物はチョコバットと寒天です。
昔、高砂部屋に入門しようと思ったけど身長と筋肉が足らず断念しました。
脂肪ばっかりの ....
駅舎。

指名手配犯の絵図を三人の子供が見ていた。

koroshitaruと冷たい手で顔を覆い笑う。

指差して後ろの老婆は体を斜めに涙を流していた。

影がかかったコンクリート。雨 ....
花が咲く
ちからいっぱい
空をむいて

花が咲く
自分のぜんぶをだしきって

いろんなことをおもいださせる桜の花を
ながめて今日をまたはじめる
愛を またどこか遠くで呟く人がいる
たった一人ぼっちで

空が黒む 色は無き様に吸い込まれていく
細れに浮かぶ 光の点々が 見下ろす木々を照らしはしないように
影の増すは やがて見境もない闇 ....
フォークで
ひとくちずつ
崩されていく
ホールの
切り分けられないまるまるとしたケーキ



夢中にむさぼった夢の後味が
満たそうとしたもののおおきさを物語る



コトキレ ....
中学生の頃
覚えたての英語で
シーオーエフエフイーイーって
呟いた
それで コーヒー

和製英語も 造語も
区別が付かぬ 街の看板

何となく 華麗に映る
イルミネーション眺めなが ....
度の強い
あなたの眼鏡をかけると
そこは二重の世界

レンズ越しの
歪んだ世界

たった一枚のレンズで
私の世界は歪んでゆく

人の顔も表情も
喜びも悲しみも
全 ....
桜に挟まれた鉄塔が詩を射精する郊外

私の目に精子が入って充血する水色の町

古書店の主人が埃と光を激突させる本棚

君の闇が深まれば芸術を踏み潰せる

選んだ言葉が次々と逃げてゆく夕 ....
桜はやはり山桜

群れず

誇らず

立派であることを強いられていない

そんな桜の下ならば

ほどよい夢を見られそう




--------------------- ....
 1
指先の吐き出す音は
宇宙で絡み合う
としても 
糸の無い繋がり
華やかな彩りも 
時の経過に
消える夜の虹
孤高の富士は
大地に根を張り
世界の山々と融合するけれど

彼 ....
青天の霹靂
風神 
雷神
天の声

大太鼓と小太鼓を打ち鳴らし
祭礼は始まる


天を仰げば
天が撒く雹に頬を打たれ

冷たく痛い神異を受ければ
己の未熟を思い知る

我 ....
沢山の人に読んでもらおう 色んな人に批評してもらおう そんなの傲慢じゃないですかね 特定の人にだけ読まれ ただ情報だけを提示し すぐさま廃棄されていくけれど 物事が機能するためには不可欠の言葉が世の中 ....  もうだれも おれがおれだと わからない

 ふかいあな ほってもぐるよ ざんねんだ

 ちのいってき それすらも ちのそこじゃうすい

 ねえ そこのきみ ぼくはもぐらぐらしだ

  ....
 リリスがリリースミーって言う事は無い

 シラユリの花弁の淫猥さもそうだ

 私が性的な不能者であっても

 それらは厳然として咲くだろう

 事実とは残酷だな

 然し

 ....
握れば潰れそうな女の肩に雪
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
中絶茜井ことは2*14/4/9 12:05
花園Lucy17*14/4/9 10:33
約束を失くしたにかほ あや214/4/9 9:50
花とはなす朧月514/4/9 9:05
真実あおば12*14/4/9 8:54
【 春の鬼 】泡沫恋歌14*14/4/9 7:19
処女航海うみこ8*14/4/9 5:55
ギャグマンガTAT014/4/9 2:43
ちつのひだなめ子の裏切り花形新次014/4/9 0:38
ねぇ…てっちゃんちゃんこ314/4/9 0:29
底のない柄杓で金を掬っている北大路京介214/4/9 0:11
賽銭は出世払い214/4/9 0:11
円高ドル高俺安614/4/9 0:11
ケツがこそばゆい花形新次114/4/9 0:09
クロッカスLucy11*14/4/9 0:00
プロフィール末下りょう3*14/4/8 23:55
「影がかかったコンクリート」宇野康平214/4/8 23:18
さくら朧月214/4/8 21:57
それぞれの果て黒ヱ2*14/4/8 21:43
かりそめのまるまるはなもとあお414/4/8 21:40
砂糖粒藤鈴呼4*14/4/8 19:31
眼鏡chihar...5*14/4/8 18:58
レモン爆破5秒前左屋百色8*14/4/8 18:54
風に吹かれて眠り羊114/4/8 12:07
夜の蜘蛛イナエ13*14/4/8 9:29
天の祭礼ichiro...7*14/4/8 6:21
twitter葉leaf514/4/8 4:51
あなほりドクダミ五十...214/4/8 0:53
リリー214/4/8 0:16
握れば潰れそうな女の肩に雪北大路京介1*14/4/8 0:08

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