―あなたはどんな茶葉だったの?
へバりついっチャってたからアタシ
―どこに?
チャんとおぼえてないんだけどタシカ
―湯呑み?
シャンハイ
―チャンハイ?
はい
―どっち?
チャンハイ ....
膣は穴じゃない
日頃、閉じている扉の向こうにあるものは
それは穴じゃない
迷いこんだ樹林の枝を入れるべき穴はない
天空に唾するとき岩の戸は閉ざされ空が落ちる
雷鳴 豪雨の闇の中
あれは穴 ....
パリパリのラスク
粉がこぼれて
僕のスカート汚した
僕のお気に入りのスカート
この地球を産んだという
大層立派なスカート
夜空に翻る
白い足がちらりとのぞく
宇宙の一部も隠してしまう
....
何ごとかを成したかのような
コメントをするが
実際は何者でもない
単なる自称詩人
しかもそのコメントが
一昨日読んだばかりの
他人の受け売りに過ぎないので
怒りは頂点に達し
ガザ地 ....
過去という言葉を
すぎ去ると読むより
あやまちが去ると読めば
過ちはもうここには無い
この世界という限りない謎を前にして、
「神秘」* として一括りにする感情に寄りかかり「うっとり」棚上げにすな!
この世界という限りない謎 深く深く感じたら、
内から溢れ出る直観思考せよ詩 ....
食べものや飲みものを
私が頂く時に
ご先祖やペットなどの
幽霊が私の肉体を借りて
私といっしょにその食べもの飲みものを
味わってくれていると
すてきだと思いませんか
ああ、
こんなこと ....
無辺の界にて草木の揺れ
葉群れきらきら照り返し、
天空に貼り付く陽の銀箔
ぽかりゆったり白雲流れ、
青く透明空無のひろがり
ぎらり異人の眼光り一閃、
聳え立つ次元の垂直無限
....
命に
命を
助けられて
知った
愛
{引用=直視できない静物}
しっとりした朝だ
一夜で山の色味はずいぶん変わり
黄ばんだ光の川底
紫陽花は
くすんだ化粧の下
よく肥えた死を匂わせる
寡黙な季節の形象を前に
ついこと ....
老いる
背伸びする何故か空しい老いた秋
*
ー 老いるということは何なのでしょうか?
inkweaver
老いることは人生の自然な過程であり、様々な意味があります。老いは経験 ....
ものうい口づけの時
真昼のカーテンが そっと身をよじらせ
触れ合った歯の小さな音をも
ききのがさない
ある時
生命を捜し求め
悲しい広さを見い出した
貞操を否定す ....
キノコ狩りをしに
森に来ていた
プー太郎の自称詩人が
ハチミツを取りに来ていた
くまのプーさんと出くわし
頭を噛まれているのを
木陰から静かに
観賞していました
やはりプーさん対決は
....
時には
落ち
着いて
思うということをする
進むためのストップ
*
同じことを
繰り返し
言う
この思いが
大事だから
かけがえのない
存在と
共に
在ることが
出来る私
五月に運動会を行う地域もある
私の地域は今でも十月
楽しい時間だった
勝っても負けてもいい
みんなと楽しめて幸せ
家族の応援の声がすごい
みんな力を貰っている
練習したり
....
考えたらすごいことよね
昭和 平成 令和と 3つの時代を生きてるのよ
昭和生まれが明治生まれの人を見て驚いてるのとちょっと同じ感覚かしら
私が生まれたのは昭和51年 西暦でいうと1976 ....
○「成長するために」
人のせいにしていては
いつまでたっても成長できない
草がアスファルトの小さな隙間からでも
伸びてくるように
我々人間も必死に努力しなければいけない
○「正常な社会 ....
雑踏に踏みこみ
人ごみに紛れて歩く社会人
子どもの頃の笑顔はいずこ
きずついて人のせいにはしないこと
その人のなか 我も含めて
気がふれてオリジンというアマの人
評価対象 ....
ピントを甘くして
眉を和らげて
眺める
風ブレを気にしないで
意味を追い駆けないで
眺める
昨日までのわだかまりを
水鳥が曳いていく
明日からの気がかりが
湖畔の欅を越え ....
もし足立区がガザ地区だったら
常磐線を使う人は
とても大変だなと思う
そう考えるとガザ地区が
足立区だったら良かったのに
とも思う
足立区の人は幸せを噛み締めて下さい
蛙が鳴いているね
沢山鳴いているね
ゲッゲッゲッ
グェッグェッグェッ
グゥアッグゥアッグゥアッ
蛙が天に召された音も
混じってら
ぴゅーぅ
打ち上げ花火みたい
光る風に
{ルビ戦=そよ}ぐ影
これも運命 天の自由だと
思う
命
ああ 幸せに
気付くかどうか。
花にほほ笑む人と
花を踏む人の
違い
手はさわり
落ちていく
あたらしく
たどりつく波
その波のかたち
平日の空気を
涼しい寝台特急は泳ぎ
車体を残して
溶けていく
あなたは積木の
手本をしている
手は繰 ....
アラームの鳴る朝はいつもくびまで浸り
電柱をたよりにからだをとどける
夜中に
空気を入れかえようと
窓をあけ
寄せる金木犀のかおりに
みちていく
いつもの朝から
今日は
水平線ま ....
繰り言が誤解をして戯言になる
前途の揚々とした譲渡するべき未来
妄言妄聴のまま信徒となり
快癒が遠く 浄土もなく
打開の釉薬が焼却される
はず なぐさめ
赤褐色が優越だと
最期の一花 ....
私は生きた
愛した
戦った
それは私が
徹頭徹尾
人間だったと言うことだ
意識の視界に虹がかかる
私は虹の形を手探りする
すっかり両手が七色に染まる頃、
それまで見えなかったものが
ふっと浮き出し見えて来る
この世があの世と繋がったように
あの世がこの世 ....
くもりのちあめのひのしんごうきは
あかすぎる、と
あおすぎる、が、あって
きいろだけは、すぎないから
ちょっとだけうれしそう
わたしたちはおもちゃばこのなか
うみすてられて、おいてかれ ....
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