ピーマンだった朝
ごぼうと言われた昨日の昼
もやしっ子と中学時代揶揄され
これまで
土の匂いが抜けたことは一度もない
ハウスに移り住んだのは妹と義理の弟
僕は小さな畑の端っこで
売り ....
「なるべくものを持たないようにしているんだ」
彼は何気なくそう言った

いたた!

周囲を見渡すと 物 物 物
帽子だって
ヤマタノオロチどころの騒ぎじゃない
頭の数がいくつあっても足 ....
訪れようとする今日の始まりに
カーテンレールの音で線をひく


薄明るい空はやがて明るい朝となる
ベランダ越しに徐に空を眺める毎日
朝方ろくじにカーテンを開けたとき
今日もいつもの一日が ....
黒い霧が晴れると
激しいのどの渇きに気づく
連なる衝撃をベースに
通学路が揺れる
安物のスニーカーは脳に響く
学生帽に埋まったタクシーが追い越していく
ブルジョアか?
建物までの ....
十畳ワンルームのアパートに
台所と風呂場の蛇口をひねり清流をつくろう。

そこへバイガモを活けてヤマナシを浸したら、
クラムボンがやって来るかもしれない。


「クラムボンはわらったよ。 ....
ビリビリっとくる電気が恐ろしくて
車に猫パンチを食らしてドアを開ける君
最近君の猫が死んだばかりだから
のり移っちゃったのかと思っていると
レジ袋から覗いている
ちくわに、かまぼこ、かつ ....
そら、
は、あおく、
青いと、わたしたちがそう錯覚、
する、けふ、は、
やさしい、暴力に浸され、
事後の、咬傷から、首都圏が溢れ、
ています、」


(ここにはまだだれも認識からはぐ ....
故郷エルエロトピアに残してきた
ワタシの幼い恋人は
処女膜が身体の奥深くにあって
ワタシの短小では
破ることが出来なかった
アナタが悪い訳じゃないわ
と申し訳無さそうな
ワタシの幼い恋人 ....
星の根を聞いて空がゆっくりと微睡む
失われた時間が戻ることはないけれど
星の種がスクリーンに根を張っていく
切り刻むのは現象として見える結果で
無味無臭の意思を配置していくにすぎない
手を鳴 ....
その会が開かれたのは 誰も知らない下町の
赤提灯の中だった

自己紹介よりも先に 大皿に盛りつけられた
大量の鮮魚の切り身や貝の盛り合わせが
次々と 運ばれてきた
私たちはその魚たちが ど ....
バスの隣の席で 私の名をしきりに呼ぶ男がいる
私には 知らない隣の人
しかも 違う名前で呼ぶから 
私を呼んでるとは思えない

隣の男が手を握ってくれるのは
私が寂しそうだからというが
 ....
白い肯定が深々と降り
望まれるすべての生き物は
眠りにつく
それ以外の生き物は死んだり
眠る以外の方法で時を過ごしたりする
たとえばジェンガとか
眠らない生き物は
ソファで映画を見た ....
溶け出す想いは
とうに浮かんで
殴られたような
三分間。

なあなあになりがちな
言葉を見つけた。
間違っちゃいないさ。
簡単ではないだけだ。

撹拌されたよな頭のなか、
流れ ....
陰鬱な曇り空から
思い出したように降る雨
その降り方に苛立つ
10月のパリには、苛立つ憂鬱

どぼぼぼ…
不景気な音を立てて
バトビュスが橋をくぐる
やかましい東洋人の観光客を満載して ....
血管を流れる血のように
岩を滑る垂水が
ぼくの中に流れていたころ
ときどき 桃が流れ着く岸辺で
老女が野菜を洗い米をとぎ
男の子が笹船に乗って
都の方へ出かけて行った

川の畔の小さな ....
ワタシが錦糸町議会で
アナルセックスの重要性について
発言しておりましたところ
一部の議員から
「おまえ痔だろ!」とか
「膀胱炎に気をつけろ!」とか
品性下劣な野次が
飛ばされましたが
 ....
実力がうえの者たちに善戦しても

勝てなかったら

何をやってるんだということになる

戦うということはそういうことなんだ


俺はいま戦っているか?

俺はいま戦っているか?
 ....
本当になりたい自分

本当につくりたい将来

本当にやりたいこと

全てはっきりと
目の前にあったなら

全て鮮明に
浮かび上がったなら

こんなに私は
迷ったりしないだろう ....
ごく普通のおばさんです

暮らしぶりは平凡ですが
お小遣いを稼ぐために
少々 仕事もやっておりまして
それを理由に家事は手抜している
ズボラな主婦でございます

趣味はスーパー銭湯とグ ....
優先座席で女の胸もむ高校生をジッと見つめて何も詠めずに下車 オセロの角に売約済の札 小さな娘が子を産む赤いパセリ あくまのマジック
ぬりつぶす
だれがだれで
ぼくはだれで
きみがだれかも
わからない
あくまのマジック
ぬりつぶす
かおとか
てとか
からだのうつくしいところはどこ
うそだら ....
きみはだれ?
Who are you(フーアーユウ)
ぼくはしらない

きみはだれ?
Who are you(フーアーユウ)
かすかな希望
さわぐ緑

すこしの雨が降って
街が ....
あなたはいつも正直過ぎて
間違いのないことを
間違いのないまま言うので
わたしの言葉は丸呑みにされる

逃げ場を失うわたしは戦うこともせず
弟が可愛がっているハムスターみた ....
彼とワールドカップを観に行って
ブラジルで喧嘩して別れたミーナが
変な人形を持ってやってきた

なに、その変な人形?
おみやげ。なんか呪術的なやつでね、
あいつのこと呪ってやろうと思って買 ....
わたしは冗談を述べるつもりなどサラサラない。現代詩を文字表記で捉えるときに念頭に置かなければならないことがある。
それは生の血を重油に入れ換えるかの如くに機体であらねばならないと云うことだ。  ....
天井を見ている
小さな丸い大きな目を開けて
右手は暗号を司る 特徴のある握り拳
海ぶどうのハーモニカのような 足の指
口は ホーホーと開いている

天井を見ている
見渡せる限り 見ている ....
時報に電話する
天気予報に電話する
都会の昔の孤独を歌った
Dylanはすでに年老いて
顔も見ないで携帯画面
交換される文字の羅列に生活する
今の孤独を知りようもない

声で発ッせられ ....
かなしいことがあるのだ
だから黙っているのだ

言えないことがあるのだ
だから扱いづらいのだ

当然の怒りを、されど我慢しているのだ
きっと理解してもらえないのだから

どうにもなら ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
野菜生活乱太郎23*14/6/25 15:37
無人島小川麻由美2*14/6/25 15:18
午前ろくじと午後ろくじ・・・tamami414/6/25 14:37
走れ!寝坊助游月 昭0*14/6/25 13:49
机上の入水城山裕子114/6/25 13:25
游月 昭014/6/25 2:14
apotheosis紅月114/6/25 0:04
カルロス・ドス・メデス「遠い処女」花形新次014/6/25 0:03
小宇宙から流れくるクローバー2*14/6/24 23:33
赤提灯の音為平 澪314/6/24 23:11
幻の人414/6/24 22:59
冬の眠りクローバー2*14/6/24 22:56
情動なロックでてんがねこ014/6/24 22:36
パリの指輪山部 佳114/6/24 22:18
ボクの中を谷川が流れていた頃イナエ15*14/6/24 21:35
カルロス・ドス・メデス「セクハラ野次」花形新次014/6/24 21:32
俺はいま戦っているか?吉岡ペペロ614/6/24 21:16
最終目標ください。無花果214/6/24 20:52
【 おばさんの呟き 】泡沫恋歌14*14/6/24 20:16
優先座席で女の胸もむ高校生をジッと見つめて何も詠めずに下車北大路京介114/6/24 18:20
オセロの角に売約済の札214/6/24 18:19
小さな娘が子を産む赤いパセリ114/6/24 18:19
あくまのマジックゆうと114/6/24 18:02
& you214/6/24 17:56
この大海原で黄昏るわたしを中山 マキ214/6/24 17:46
空、青かった? すっごい青かった!!mizuno...314/6/24 15:58
現代詩概論 その壱アラガイs5*14/6/24 12:22
天井とお空朝焼彩茜色19*14/6/24 11:54
孤独……とある蛙8*14/6/24 11:24
かなしみとゆがみに寄せてうめバア7*14/6/24 10:49

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