あなたには、恋人がいますか。
掛け替えのない、人ですか。
賭け甲斐のない、人ではありませんか。
一緒にいたいと、思いますか。
ずっと、一緒にいたいと思いますか。
ずっとというのは、いつまでで ....
木下恵介監督
高峰秀子主演って訳じゃない

味方選手にチョーパン喰らわせて
1次リーグ敗退が決まったので
いつまでもブラジルくんだりに
いたってしょうがないから
ただ家に帰るだけ

 ....
緑の森の伏魔殿

蒸す青い夕方

ひとのざわめき

2時間ばかりいるうちに

昭和のニュース

闇のなかの光

黒い森の伏魔殿


審判は未来にあるのではない

今に ....
小学校の避難訓練があった
地震を想定し保護者が迎えに行くというものだ
俺はすこしだけ飲んでいたが口臭がしないように歯磨きをつとめた
それからスーツに着替えた
ネクタイをしようとしてやめた やり ....
一番早くに鍵を手に入れたのはハオルシア、君だったね
薄暗い石像の並ぶ地下室に
大人たちが隠した小さ過ぎる穴
逆さまの天井に光るひとつ星
巡礼者だけが知っている秘密
(打ち明ける、打ち明け ....
トリグラフ、とかそんなカタカナ語

あるいはポストモダンを越える

ドゥルーズ的現象

全ては「差異」であり、だからーーー

「差異化」という現象は地球を覆う

でも、僕はふいにフ ....
結ぶ手の影がこだまする
無数の鉄路の冬を越え
灰がこぼす粉の首
白へ白へ 消えてゆく日


花があふれ
段をのぼり
影と話し
蒼を残し


水が水を伝え
音は ....
公園の散歩道で
不意に
蝉の合唱に包まれる

ぼんやり
考えていて
身体にバリアーができて
今まで蝉たちの声を遮っていたのか

木々を見上げる
どの枝で鳴いているのか
蝉は見つか ....
半年間
使ってきたダブルネームを
本日
解約いたしました

なんつか
どうにもならなかったんですよ
分裂して
そのまま
どうにかなっちゃいそうだったんで

犯罪者にならなくてよ ....
一人好きの独り嫌いさん

誰かに依存しそうな危うさを
心にこっそり抱えているから
一人を選んでいるのかもしれないね

誰かと一緒にいても決して満たされない
むしろ淋しさを感じる時もある
 ....
生まれる

脳みそのどこか隅の方
誰も知らない場所が刹那光った
パチっと音をたてて
吐き出された最初の光は
暗く細い神経の道を
弱々しく進みはじめた
シナプスで一休みしたら
新しいニ ....
蒔いた種は とっくに薹が立っていた
奇妙な敵との戦いに 明け暮れている間に
そんなに夢中になっていたのか


無限軌道の 乾いた吼え声が 引き裂く
勝利が与えた 美酒の入った 革袋だっ ....
{ルビ日日=にちにち}を雑巾雨に打たれてる
一茎だけの蘭の花
百合より白い貌うつむけて
お前も夢に見ているか
さふらんのあの黄いろ

淡むらさきのさふらんは
遠く乾いた国に咲く
雨に溺 ....
我が家の車庫の上で
つばめが巣をつくり
毎日でかける家族を
みおろしている

母親なのか
父親なのか
わからないけどどっかりと
すわってみおろしている

みおろされながら
なにか ....
不安をこころにおしこめて

今はただ ちいさいつぼみ

いつか意外な色をした

きれいな花をさかせたい
霧の中をむささびが通る
生まれながらにして影を忘れたあわれなぼくらに
あの怪獣はずっとずっと語りかけている

蟻の列を避けて歩くように
ぴかぴかと大きい目は下を見続けている
城壁跡に腰掛け ....
24人の妻がいる
毎日こなしても
一人にとっては
3週間に1度になる
45過ぎて
さすがに一晩に複数を
相手にするのは
ベリーハードというか
ほぼ不可能だ
それをセックスレスと言われ ....
・ ・ ・

それは

・だった

はじめ

・だった

・ ・ ・


あらんとしてある者


存在しようとしている

ほんとうはほんとうのなまえをしらないんだけ ....
     
ああーあ イラツク イラツク 

人間どもに騙されたのだ アメリカの野放図に広がった森林から誘拐されて日本の都会の隅の小山の麓の一角に囲われ 夏の陽射しを直接受けて 原色の皮を被った ....
便秘の女性達が
ドッサリ出したいが為に
ハーブを
煎じて飲み始めた

閑話休題
それにしても
ハーブの定義がわかんねえな
大抵の野菜はハーブなんじゃねえのか?
キャベツも乾燥させて焙 ....
ツッコミを待ち続けて次の夜が来た 綺麗な愛で首をしめられている 青く染まっていまどきの燃える恋 久々の晴れ間に浮かれていた午後


汗で膨潤した角質層が汗腺を塞ぎ
汗腺から出られなくなった汗は
俺の真皮の中で暴れている

汗よ
もがけ
閉じこめられた苦しみに
負けるんじゃ ....
真紅の海が

波立つ水平線

囲まれた世界を

さあ帆船で行こう


探し物は

吐息の魔術

見つけた物は

瞳の地球

手に入れた物は

儚い嘘


ヘイ、マスター

舵取り一杯

グラスは2つ ....
細かすぎる歯車
動き続ける歯車
歯車の歯が
一本欠けても
構わず動き続ける歯車
欠けても違う歯が生えてくる
不思議な歯車
そんな歯車が組み合わさって出来た
大きな機械は動く
 ....
事務局の調べでは
慎重な審議をという
わけが分らぬ鶏が
僅かばかりの
青りんごを突っついている
本人が参加しているのだから
これ以上は望めません
閣議決定の後に表題が昇る
日の丸崇拝者 ....
朝は晴れ晴れと
色とりどりの花の中歩く
季節六月、紫陽花の花

朝は晴れ晴れと
君を見て花の中を歩く
季節六月、紫陽花の花

言葉を交わす余裕なく
六月晴れ渡る梅雨入り前
紫陽花の ....
よいちがいちどだけ出会った日
だいだらぼっちに出会った日
サクラの花散るやまのみち
風にふかれて舞う花弁(はなびら)と
花弁を追う犬の子一ぴき
よいちは小さな村の子で
姉にはぐれて泣いてい ....
しんしんと夜の降り積もる
時計の針をすすめているものは
いったいなんなのだろうか

森深く一角獣のみる夢が
遠く聴こえる気がする
こんな夜にふさわしい響き

一角獣が問う
あなたの角 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いとしいわかんDAICHI814/7/1 20:24
ポール・ンガベ「故郷カメルーンに帰る」花形新次114/7/1 20:04
緑の森の伏魔殿吉岡ペペロ314/7/1 19:16
避難訓練馬野ミキ614/7/1 18:42
ハオルシア オブ ツーサ衣 ミコ414/7/1 13:41
ディオと承太郎yamada...114/7/1 12:55
水辺 さまよい Ⅲ木立 悟3+14/7/1 10:24
気づく殿岡秀秋514/7/1 9:51
ダブルネームuminek...8*14/7/1 7:15
ひとり と わたしくらりねっと014/7/1 5:28
生まれるitukam...1*14/7/1 0:14
タルカス藤原絵理子3*14/6/30 23:00
黴雨salco1114/6/30 22:51
上空の親朧月114/6/30 22:45
きれいなものにこあらいぬ014/6/30 21:55
怪獣について知っていることカマキリ114/6/30 21:44
ポール・ンガベ「セックスレス」花形新次1+14/6/30 21:43
コォォォ!!!!ナゼィキテイルンダァァアアアアア!!!!!! ...2012114/6/30 21:26
  独語するオオカミ ー名古屋市東山動植物園ー        ...イナエ7*14/6/30 21:20
脱糞ハーブ花形新次114/6/30 21:03
ツッコミを待ち続けて次の夜が来た北大路京介214/6/30 20:54
綺麗な愛で首をしめられている614/6/30 20:53
青く染まっていまどきの燃える恋014/6/30 20:53
汗よ この地球の大気に飛び出せichiro...15*14/6/30 20:49
夜の航海凍月1*14/6/30 20:22
機械1*14/6/30 20:08
表題あおば9*14/6/30 19:14
五年前の紫陽花の花は[group]……とある蛙16*14/6/30 15:58
よいちとだいだらぼっち5*14/6/30 15:36
しんしんと夜梅昆布茶1814/6/30 15:19

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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