お前が殺ったんだろう!
ち、違う、俺じゃない!
お前が殺虫剤を持って
呆然としているところを
隣の佐藤さんが見ているんだ!
そうじゃないんだ、俺は何もしちゃいない!
いい加減認めたらどうな ....
  窓に背をむけて
  なにかを書きとめていた
  あなたに小さく呼びかけた
  微かな灯りのともる夏、
  砂のまじったわたしの思いは
  野良猫のとなりで寝ていた
やんごとなき添い寝に ミシンは要らない

クレヲパトラブームに乗っかって ミシン目ギリギリ
スペックまずまず

ミスタースポック ゆるキャラ自慢に辟易

トマトブリーズ

トマトが染 ....
見栄えが悪いから、と
売店は滝から離れたところへ移転したらしい
水滴は一滴でも目に見えて
だけど滝を一滴ずつに分けてみる人はいない
マイナスイオンの感じない香りよりも
ひんやりとした抹茶アイ ....
頬にできた腫れ物を
結んでいったら門になった



誰も通らないので
自分で通ったら
門も自分も消えてしまった













 ....
空が
ひとつの滴に落ちてきて
片目の上から動かないまま
やがて 消え去った



何か
わかってもらいたくないことが
あるようだった









 ....
からっぽで からっぽで
どうにもならずにからっぽで
結局何処にもいけないままで
からっぽで からっぽだから
また此処に帰ってきたりしたりする
公園に立つ街灯は まるで誘蛾灯みたい
小さな羽虫がぐるぐると たくさんたくさん集まって
そこは暖かいのかな そこは寂しくないのかな
しけった煙草に火をつけて あの娘の事を思ってみたり
あなたは水の流れに逆らわず
最も清い水がどこに流れているかを素早く見抜いた
光と光を結んで星座を作るのが得意で
幾つもの新しい星座を見つけては
地上に豊かに降らせた
だが優れた技 ....
あの娘が笑っている時に 側にいれたら良いのにな
あの娘が悩んでいる時に 助けてやれたら良いのにな
あの娘が何を見てるのか 知りたいわけではないけれど
あの娘が望んでくれたなら すぐにも車を走らせ ....
目が覚めたら 空から落ちる
夢の中で種を蒔け

目が覚めると 空を飛ぶ
夢の中で種を蒔け

青い空を飛び
青い空に穴を空け
黒く覗いた夜空に向かって
星を蒔け
その手で愛おしく
 ....
長い黒、スペースシップでこんにちは

あるいは、こんばんは

ときに、おひさしぶりね

そして、おはようございます
ありがとうが言えた日
ほっとして少し
目の奥が熱くなった

出会った頃を二人
思い出して語った

始まりのスピードはやっぱり
少し違ったけど

今は同じ温もりと安心が
この小さな ....
 神様の脛を蹴りに行こう
 僕は君を殴らない
 蹴らないし引っ張らない
 突かないし刺さないし
 引き裂かない
 僕は君を害する事は
 何一つとしてしない
 僕は君とは関係ない
 だか ....
面食いの部屋に首のない地蔵 人の住めない土地に季節流れている くすねた金で刷った詩集に寝床圧迫されている ゆるり、騙るのは手垢のついた
殴り書きの思い出で
なにかをしながら
ふわふわと
溶けていくのを
見守っています。

到底感じられないなんて
遠い日の花の香り。
間違ったまま
過 ....
赤子のような人形と
人形のような子供が
成長してゆくうちに
キレイなモノを受け入れなくなる
いつの間にやら狂ったおもちゃになっちゃった
この世界に悪意は無いさ
自然に、ただ自然に
 ....
もうずいぶんと泣いてないような気がするけれど、私は幸せなのだろうか。
いつでも満たされない気持ちと不安を抱え、
ずっと息を潜め、静かに静かに暮らしているけれど、私は幸せなのだろうか。
わかんない ....
最近、日本に住んでいる奴の半分ぐらいが
実は日本人じゃねえんじゃないかと
疑い始めている
てめえら、だから適当なこと言ってんだろう

私が定義する日本人とは
天皇に忠義を尽くす人のことです ....
果てしない思考に明け暮れる
無為徒食の存在ではないと
間違いなく
世界に貢献しているのだともいう
だがそれは私の意志ではない
決定でもない
私の居るところに
豊かな命の繁栄があると
言 ....
あの子の景色はひかる星
止まない瞬き
まっすぐにのびるゆたかなゆめ
祝福されてよ
きらきらしい季節に
ずっとわらっていてよ
わたしを棄ててよ




(140520)
気がついてみると
あの頃にようには心や脳が
動かなくなった
のか
とかなんとか
そんなことはないはずで
身体と心のあちこちがゆるんで
ちょっとやそっとしたことなんかで
胸が高鳴り
 ....
硬い音が
 塔に響く
  一段目と
   靴底の音
    誰も見ぬ
     静寂の中
      二歩目を
       踏み出す
        コォーン
         ....
薄闇の中に残された
       一つの林檎から

向かい合い互いの髪を切った
鋏で剃刀で鑿で鋸で

欲深く嗜好を相手に負わせ続けた 
二体の異形は言葉を上擦らす

「わたしたちは互 ....
鳥のように飛翔できるつばさがない
   けもののように駆ける脚力はない
魚のように遊泳できる尾びれもない
無為無能の俺はやっといま気がついた
 ....
明るい窓辺に咲く花は
それを誇りに思うのでしょうか

小さな日陰に咲く花は
それを恥だと思うのでしょうか

ふたつの花に問うたなら
まったく同じく答えるでしょう

肯定ではな ....
ねむる ねむる

水槽のなか

金魚のウロコを夢にみながら

ねむる ねむる

私のなかに誰かが水をはっている

気化熱の実験ですか?

夢のなか 夢のなか

 ....
あなた、あなただけは
ここで生きて
私と離れるためよ、気づいて

たとえ何百年と会えなくても
私たちはきっと大丈夫って
あなた言っていたから

待ち続けるのは慣れっこよ
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
便所虫花形新次0+14/7/13 11:10
野良猫草野春心4*14/7/13 10:57
箇条書き佐和014/7/13 10:05
抹茶アイスと滝クローバー1*14/7/13 8:46
ノート(51Y.7・12)[group]木立 悟214/7/13 8:24
ノート(空が)[group]614/7/13 8:23
からっぽbaby b...014/7/13 5:11
誘蛾灯214/7/13 4:58
偉い人葉leaf014/7/13 4:50
baby birdbaby b...114/7/13 4:43
空は静かに眠る臀部と昆布014/7/13 4:21
宇宙時間水素1*14/7/13 2:51
小さな部屋で森川美咲3*14/7/13 2:43
PE-04Aamp114/7/13 0:28
面食いの部屋に首のない地蔵北大路京介414/7/13 0:04
人の住めない土地に季節流れている414/7/13 0:04
くすねた金で刷った詩集に寝床圧迫されている314/7/13 0:04
奏で、見えず。てんがねこ214/7/12 23:51
人形凍月1*14/7/12 23:50
そっと生きる猫の耳314/7/12 23:24
優しい日本人の私花形新次114/7/12 23:16
題名を当ててくださいLucy18*14/7/12 22:32
Y214/7/12 22:03
いつかIさんがそう言ったようにAB(なかほ...114/7/12 21:38
螺旋階段A凍月4*14/7/12 21:23
反愛ただのみきや17*14/7/12 20:34
残された時空(一)信天翁214/7/12 19:54
等号千波 一也314/7/12 19:34
睡魔月形半分子314/7/12 18:40
きづいて瑞海214/7/12 18:11

Home 戻る 最新へ 次へ
1831 1832 1833 1834 1835 1836 1837 1838 1839 1840 1841 1842 1843 1844 1845 1846 1847 1848 1849 1850 1851 1852 1853 1854 1855 1856 1857 1858 1859 1860 1861 1862 1863 1864 1865 1866 1867 1868 1869 1870 1871 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.41sec.