おはようこんにちは良い天気ですね
今日はどちらまで山の麓まで
麓からこんにちはを通り良い天気ですね空は
高いですねから山頂より大気圏の向こう側まで
空のおはようからかなたへ
今朝はえいえ ....
明るい空はとても気持ちよく
心は晴れ
今日も かわいい蛇がにょろにょろ
中庭の土の上 たわむれています
そこに さんっ と太陽が照っています
あぁ なんてのどかな ....
無限の地平 踊っている
それは多次元世界です
*
上層から限り無く流出して
垂直に
対角線交差し
遠心力の
あらゆる幾何学模様を粉砕する
文法法則、拡大する光点に呑み込 ....
沈黙の次第濃密に
光点限りなく拡がり
トオイ地平に聳え立つ
アナタという湾曲し力動スル
漆黒のうねりうなりヒビキの木霊、
静かさの瞬間持続のうちに確と現れ在り。
それはむしろ沈黙の季節か
静けさがあどけない恋を焼くのは
お前の微笑みに宿るいつもの翳が
僕の限りない望みをひそかに砕くのは
「フォーヌよ七月の訣れの笛を吹け
フローラは永 ....
私はただ
安心していたい
だけ
だから
みんなへありがとうさま
最初に好きな色を決める
ほんとはどれでもいいんだけれど
聞かれたら困るから決める
駅までの道のりがいつもより遠くて
それでもいつもより頼もしく見えるから
挨拶ちゃんと言えるかな
ネクタ ....
○「登山川柳」
「転ばぬ先のひと休み」
「山ガールの尻を追いかけて熱中症」
「今日も無事に帰るのが目標」
「山小屋は元気な年寄りだらけ」
「話を聞けば上には上がいる」
....
世界が世界を世界した
既にベールに包まれた
環境の私たち2人の
知らないところで
世界は世界を世界しかえた
興味もないニュースは
常に一方通行の流れのなか
線香花火みたいに消 ....
父はお爺さんだ
戦中戦後の食糧難を思い
グルメだなんだと聞くと胸が悪くなると書いていた
食べるものが無ければ何だって、何だって……と
父の母のお婆ちゃんは
それをいい文章だとほめてい ....
激しすぎる 揺れ たちを
夜、夜明けまえ
だましながら捕まえて
昼間の街を見せにいく
揺れたちは
泣きながら
嘘を消化して
売り買いできるような
かたちにまとめて束ねる ....
サァサいよいよはじまるよ
秋の大綱挽きまつり
山が勝てば豊年満作海が勝てば大漁旗
ヤムイモウコンシロウリマコモ
マグロにハマチ、ミノカサゴ
スイサァースイサァースイサァサァー
サシ ....
混ざる小芥子の為す技
口笛を反対にし 髷を凝る
鵜坂しい死体の匂いを
さもさもさも喰う
寛大なら場を盥あげ
羽座を高化粧し画材画を画る
まだ罰が恣意はさ
ばが罰が恣意除毛
思考、運び動き 像としての痕跡うかび
残響のなか 思考 動き運ばれ
猫が走る!
概念と概念を結ぶ
力動の内から溢れ
論理、直観された宇宙に自ずと生起し継起し、
在らしめる ....
「私春記」
「あたしの洗濯カゴ触らないで。
あたしのボディーソープ使わないでよ。」
俺は、いったい何なんや!
憤る 兄をなだめる母ありて
娘の真顔に含み ....
今は
いつでも今だ
過去の今も
未来の今も
今とつながっている
どの道ここから
ここに行く
ここは
どこか
どこかのここだ
新宿の雑踏に陽が差し込むころ
もう少し空気の言葉で話がしたい
自動販売機の隣で人を待つ人のように
母が持っていた日傘のことを思い出し
もう日傘がいらないことも
併せて思い出した
....
夢
のような
人生
だった
と今も思うのです
・
ゲームでは無いが
人生はゲームだと
思うしかない
時もあるんだ
楽しもう
──献杯の酒を飲む夜に
* * *
高校三年生の頃、僕は恋をしていた
あんなにも好きだった娘(こ)に
教室で話しかけることもできず
震えながら・・・告白しようとした
夏 ....
初めて列車に乗った日
私はまだ幼かった
列車は速くて大きく
レールはどこまでも遠く続いている
乗っているだけで列車は右へ左へ
敷かれたレールに沿って走る
そして色々な道や町を進み
列車は ....
お菓子なことになっちゃった ってお{ルビ顔=かお}
「かみついたりしないよね?」まあいいか
しっとり系を装うほどは 老けてないし
{ルビ花=はな}ふぶきみたいに恋ごころ吹雪かせては
....
ただ魂の力動のヒビキの響きに
ひっそり潜む呪いの形象たち、
赤々と燃える太陽より来て
生き生き溌剌とした思考直観の掴み取る、
ただ魂の力動のヒビキの響き包まれ貫かれ包み込 ....
ああああああああああああああああああああ
20文字を確かめるために列記しました文字が
春に思い出したあなたは知らなかったですね
Nが抜けた終わりがなiほんの歴史においてあ
んあに大きなおにぎり ....
憂鬱の汀よ
さらえ
霊魂はここに瓶詰
したためて殺す
抉られるべき言葉のからだを携えて
断崖に立つぼくのもとへの
あたたかな漂着は救済でなく
まして死への希求ですらない
それは白濁する ....
風のひと吹きに静けさ深まり
木の葉の揺れ密やか時の濃密、
純白の原ひろやか煌めき立ち
ひと吹き風にふと静かさ訪れ在り、
木の葉の揺れ留まり時伸び拡がる。
赤いウインナーに、
十字の切れ目を入れて
四本の足を作る
さらに一本づつ 内側から
四回、切れ目を入れて
八本の足を作る
油を引いたフライパンで
コロコロ炒めると
足が開いて蛸ちゃ ....
原初の苑でヒトがたべた最初の有害物質 林檎
今 やさしくすりおろされて
病むおさなごのくちびるを癒す
有毒の糧の二つ名はなあに?
蜜をひそめ 彼女はうるんだ声でまろやかに笑う。
日の光の血痕
かさなった眼が ここにない
熱い空 道すじをかすれて
私たちの歌は時間の
壁の裏におちた
答は無い
永遠の謎
永遠の
愛を
愛に返す
・
愛に
帰る
愛を
再び
愛する
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