閉じたり 開いたり
貝殻 カララ
真空管の 声がする
カラカラの 頭の中を
巡り 巡って 焦った喉が
カラカラと 哭く
透明な 真空パック
野菜を 封じ込める
便利 ....
遥かに漂う四次元よ
聴いておくれ
もう おいらの青い春は
赤い夏は
白い秋さえも
めぐりめぐって 戻っては呉れず
ただ汚血に淀んでばかり ....
視覚に頼りすぎている
真っ暗、闇の中
視覚が遮断されると
他の感覚が鋭敏になる
真っ暗、闇の中
嗅覚、聴覚、触覚 、味覚
あらゆる感覚が敏感になる
自 ....
あなたのこと
嫌いになったと思っていたけど
好きになりすぎて苦しいから
わざと
嫌いになったんだと思っていたけど
ほんとうに嫌いだったのかもね
あなたのこと
好きだと思ってい ....
たそがれを
使って
フリスビーをしよう
向こう岸までとばせたら
わたしのかち
ってことにして
たそがれを
まるめて
叩いてのばして
ハサミを駆使して切ってたら
なんだか
さみ ....
ほたる、を一つ
いかがです
わずかに手もとが明らむほどの
灯りを欲していませんか
ほそぼそと
消え入りそうな日々でしたらば
懸命に
頑固さを貫きとおす日々でしたら ....
「家族、身近な人 土砂にのまれ…」
2014/8/22 朝刊 中日新聞
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酷い顔をしているのだが
別に疲れている訳では無い
オシャレが好きだが
モテたい訳ではない
帰るのが遅くなったが
遊んでた訳ではない
宇宙で太陽はそれほど大きい訳ではない
生命は繰り返 ....
韓国の国民は自国の上層たちが嫌いなのだ
親日派の後裔である上層のことが嫌いなのだ
上層だけが得をしている歴史や世の中が許せないだけなのだ
そして韓国人は日本を
じぶんたちを無視 ....
うどん食べたり
人形投げたり
おむつ替えたり
書き書きしたり
本破ったり
イチゴ食べたり
妹噛んだり
でんぐりがえり
まだ
意味なんて
追いかけてんの?
歌うたった ....
泣いた夜の
径に現われる白い珠
先をゆく 先をゆく
色のない足跡
片方の動きから生まれくる
羽のかたまりのいのちたち
夜の熱をつかまえたまま
夜の辺を昇りゆく
....
いくつかの
起承転結が
たとえば
レース編みの
小さな花模様のように
点在しているような
ひざかけを
(今朝、突然に秋が来たので、
それが不意打ちであったため
タオルケットだけの ....
何が無いのか
自信なのか
意欲なのか
まるで
ひどい通信簿をもらったような
夏休み
比べては落ち込み
比べられては憤る
創るのに必要な
腹の底の力が ない
140829
バケツをガンガン打ち鳴らし
村中の家から家へ
いよいよ明日から学校だ!
昼間は勉強が出来るんだ!
祭り囃子より素早く届けられ
どんがんどんがんやか ....
ふたをする
という感覚
耳を塞ぐ
という感覚
たましいが
堆積して
そこにあって
そこにない
ぽっかりと草原に
ひざをかかえる
ような感覚
ちくちくと
腕に手の ....
恋と愛 割れ堕ちる結び
鏡に眼向けて 誰よりも先へ
問うた幾多の同じ言の葉 光の蛻
右の手 左の手 繋がる温度
身体 連なり 温度は熱へ 群がる
思い荒ぶる ただ一つの想いの果て
....
ドッペルゲンガーも老いるのか
煩悩が消えぬまま大晦日のコンビニおでん全品70円
筆名をコロコロ変えて賞味期限切れ
アイ、ヘイト、ブロウジョブ、フォア、マイ、ハズバンド!
バット、アイ、ライク、クンニリングス、ベリー、ベリー、ベリーマッチ!
アイ、ライク、ソー、ハード、クンニリングス!
オオッ、ソー、ハード、 ....
京子は弱くなければ優しくなれないと思った。
逃げ出したいほどのみじめな生活。
この暮らしを憎むのではなく愛おしむには、じぶんが弱くなければそうはなれないと思ったのだ。
体育の授業は校庭をぐるりと ....
真面目にやってるそのつもり
時間厳守と計画力
放射性物質を撒き散らし
健康一番、おっさんはそう歌うんだ
味気ない曇天を懐かしむあまり
自転車で往復1時間の距離をゆく
....
楽しい日々よ
さようなら
苦しい日々よ
ありがとう
いつでもどこでも
波打っている
いまでもここでも
動めいている
思い出
重い根
遠ざかれ
未来 ....
定まってない
定まってない
いつもゆらゆらと
目眩のように浮いている
進んでるのやら
戻ってるのやら
何で僕って生きてるの?
と言って、ゆわり
何で雨が降ってる ....
91
腕が無いから世界で一番美しいなんて言い方ちょっと失礼じゃないかしら、と3m上から彼女が。
92
眠いと言ってここを去ったのに朝を連れてくる君は太陽。
93
空の青さが際立っ ....
虫の歌は小人が教えてまわったの
言葉を介さない言語なの
地球の支配者は昆虫だという人もいる
私も人間が支配者よりはずっと良いように思う
節足で内側から崩れていく
物としてのでき方が人間と真逆 ....
1 7六歩(77) ( 0:08/00:00:08)
2 3四歩(33) ( 0:10/00:00:10)
3 2六歩(27) ( 0:02/00:00:10)
4 4四歩(43) ....
はるか一等星に
わたしは及ぶべくもない
けれどもそれは
かの一等星とて同じこと
わたしには
わたしだけにしか放てぬ光と影がある
かの一等星にはない
幸いと慎ましさがあ ....
頭のなかで
ひっそり ねむっていた蝉が
摘出された冬
生まれかわったあなたがいた
ころがっているだけの生をえて
ゴロゴロ ゴロゴロ ゴロゴロゴロゴロ
交換される下半身
望みもし ....
軋む葦を 隠れ蓑にして
僕は 歩き続けた
春に成れば
ふわふわ の
アイツに 会える
それが 何よりも
楽しみだったから
あんなにキレイな 月世も
湖から 消えてし ....
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