もし私が
あなたの目の前に
立っていいとしたら
もし私が
あなたの目の前で
MG69を持っているとしたら
もし私が
Aメジャーセブンのコードだけじゃなくて
他のコードも出来 ....
箸持ったまま寝た女の肌が白い
絶頂におちた声が朝を連れてきた
苦い血が鉄扇の錆
ふと
淋しさの風が吹く
秋は寂しいと誰かが言った
ふと
自分が殻だけになる
スペースキーを押した
零ですらない
ふと
空虚な気持ちになる
自分は無数の細胞の集合
それが
....
その箱はスケルトンの灰色で
どこにも蓋がみつからなかった
サイコロを転がすように その六面体の
一面ずつに番号をふって 開けようとしたが
開けられるような 切れ目がどもにもな ....
真っ白な紙を見て
僕は、こう考える
ここでは、
何にでもなれる
どんな事でも出来る
どんな世界にも行ける
なにかを
創造するということ
言葉を通じて
....
こんにちは、今日の悲しみくん
わたしの親友なんだ、悲しみくん
いつからだろうね、悲しみくん
わたしがちっちゃなときからだね
悲しみくんは、たいてい毎日やってくる
朝起きたときの ....
みなさんさようなら
季節がまた無理にやってくる
なぜにぼくの不幸をだれも笑ってくれない
日照りが綺麗に笑うのは夜見た屑鉄
三日月が少し欠けた時にウサギさんのお餅が食べたいのは僕の気持ち
....
極端な過剰と不足の中で
肺腑をえぐる夜を越さねばならない
それがどんなに辛いことか
君ならわかるだろ
秋の夜は長いっていうけど
本当だね
僕の神経は
当の昔に焼き切れてしまって
も ....
人型サボテンは狂い咲き
愛人は血を流し過ぎたのだ
肌蹴た胸に呪詛めく黒子口移しで
器から器へと移動しながら
情熱は霧散して往く愛は
溶けないままで重く沈殿する
裂く天つめたい銀河 ....
青年は、生まれながらにして沼の番人だった。訳も知らぬまま、彼はこれまでの人生を底のない一つの沼を守ることだけに費やしてきた。沼のほとりで乞食同然の生活を続けながら、近づこうとする者を追い払い続けるの ....
夏のばくだん
硝煙???
息がすくなくなる
かかとが上がらない
光と蒸気のなかをゆく
やがて
やがて秋のけむり
熱がほどける
うすら冷たい大気
拍 ....
書けないときは
過去作でもなんでも
コンスタントに毎日投稿し続けて
さくさくお茶を濁しつつ
ポイントだけは
こつこつ稼ぎたい・・と
いよいよポイント依存症になりつつある
という自覚はある ....
探し物は 何処に売ってる?
呟く台詞に 思いつく
スーパーマーケットならば
何とか なるんじゃ ないかって
倖せの種ならば
誰かの心に 宿ってる?
歌詞カードを 見比べたなら
....
140910
不思議な国のアリスには、チャシャーキャットなる奇怪な猫が登場します。
独立心が強そうなので、誰かのペットとも思えず、かといって人を恐れず
野良猫の ....
虚空に向けて指さす人
その指先は何を示す
道標
明日の空
去っていった人の背中
夏の香りを衣装箱にしまい込み
スマホの写真を整理
一つ 一つ
削除しながら
思い出にサヨナラを告げ ....
正しさの塊
流される風にのって
肌を破壊する
ボロボロと零れて
固まり形を成す
そいつが言うんだ
「気持ち悪い」
目が見開かれて
こちらを見る
(見るな)
純真な言葉が呟かれる ....
蜘蛛の糸の生きものが
紙の壁をのぼりゆく
少しずつ少しずつほどけながら
夜の明るさへと近づいてゆく
歪んだ空の台形が
高みの曇に照らされている
斜面が斜面を
金属 ....
感情が動くとつらい
身体中
気持ちで
いっぱい
重くて
重くて
横たわる
自分の
殻に
こもって
誰にも
会わず
何処にも
行かず
誰からの
言葉も
耳に
入れず ....
満月の夜
息を殺して
月あかりに
あなたの
影をさがして
忍び寄る静けさに
耳をすませば
胸の鼓動が
近づいてくる
夜想曲の夜
恐れを知らず
境界線は曖昧に
....
ベランダに出た
思えば何度
満月を一緒にみたのか
変わったのは私
それにしても
遠すぎる
肉腫
ウクライナで民間機が撃墜された日
駅前のロータリー 車のうえから叫ぶモノがいた
シナ人を追い出せ 朝鮮人を追い出せ 叩き出せ 殺せ
安田講堂に全共闘の旗がひるがえり ....
目を向けると 気付く
何がほしかったのか?
何を思っていたのか?
希望とたくさんのやさしさが
胸の奥に残っている
そういえばいつから
分からないものが増えて来たんだろう
嫌だと言って ....
立川には空芯菜がないと言う
でもね
ちょっと大きなスーパー行けば
立川にだって空芯菜ぐらいは
ありますから
さっと炒めて
ビールのつまみにすることなんざ
わけないことで
その辺の認 ....
江戸っ子だから
寿司だなんて思われてたら
心外よ
好きなものは
麻婆豆腐と飛鳥
麻つながりなんて思われたら
これも心外
だってあたしの飛鳥は
飛鳥でも
ライオネスの方だもの
....
自信を持って×前に進む
これをプラスとする
自信を持って×後ろを向く
これをプラスとする
自信はプラスかマイナスか
前に進むことはプラスか
後ろを向くことはマイナスか
全部マイナ ....
誰が
悲しいを決めて
誰が
嬉しいを決めて
誰が
面白いを決めて
誰が
生きるのを決めて
誰が
死ぬのを決めて
誰が
この世界をつくって
誰が
....
までも無いのです
のでも無いのです
わたしとあなたの
共通を探すまでも
「汚い世の中だなあ」と
君は嘆いて
「汚いからこそ抗う」と
僕は言うの
争いに何も価値をみない
抗いと ....
砂は いった
ぼくは 砂に
のまれた
節の 娘
射し込んでは 突き刺さるだけの
眼球 に
一つに
一つに
一つに
一つに
一つに
一つに 砂が紛れて いった
....
1775 1776 1777 1778 1779 1780 1781 1782 1783 1784 1785 1786 1787 1788 1789 1790 1791 1792 1793 1794 1795 1796 1797 1798 1799 1800 1801 1802 1803 1804 1805 1806 1807 1808 1809 1810 1811 1812 1813 1814 1815
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.07sec.