太陽が回ってないとわかってから
宇宙に中心はないとわかってから
世界は途方もなくちっぽけになった

地図をネットで見てみると
あの長い長い上り坂も
息を切らして走ったグラウンドも
 ....
きみと出会って
わたしがもうひとり生まれた
つるんとしてまっさらで
まったく自由なわたしは
わたしのなかで
きみとして育った

わたしのきみとわたしは
手をつないで
くるくるとまわり ....
場が白けたときほど
煙草が吸いたくなる

{ルビ迸る=ほとばし}情熱の{ルビ最中=さなか}
「まず一服よろしいですか」
なんて流れは有りえない

いくら増税しようが
喫煙をやめない人間 ....
出会いのない恋に落ち
出会わなければと嘆く

そんな恋に僕は堕ちたい






などと
能天気に 点眼すれば
戻り水 の気まぐれか
問わず語りは やはり
ありがとう なん ....
痛みにふりまわされて

器がいっぱいになる

壊してしまうか

爆発するまでふたし続けるか

ぼくら大人はそんなことを

ばれないように静かにやるのだ


他人からおかしいと ....
ノーベルオボカタ賞は
文学、音楽、美術など
芸術において
秀でた創作を行った人物に
贈られる世界的な賞で
つたっぷたいぼうはあでぃまっ
で創作論文という
新たなジャンルを確立した
ミス ....
「こんなとこにおったら,殺されてまうわ」

自覚症状のない患者は 大抵こう言う
痛くもない腹を探られるような 不快感
PCが作った断層映像など 何の説得力もない
説明すればするほど 脅し ....
かれ
あるいはかのじょは
かんじゅせいが
せんさいすぎた

だからしょうらいは
くびをくくるか
きがふれるか
どちらかしかなかった

じっせいかつとどくしょで
きたえられた
か ....
夜を徹して
降りしきる雨
月曜日に朝を迎える
街で真先に開く
パン屋もすでに
忙しく

ラッシュアワーに
台風が直撃する
大きな白い傘を差しながら
駅へと向かう
運行規制で少し ....
健康のために
何かするのは
クールじゃないから
何もしないでいるけれど
悪いところなんて
ひとつも無いんだよ

とはならずに
普通に成人病の3冠王になった

神さま、何故私は
こ ....
誰かが 誰かに寄せて描く 愛の言葉は
誰にも 馬鹿には 出来ない
無碍にも されたくは無い メッセージ

ただ この夜を 共に 過ごすため
そして 未来の夢を 抱き続けたいがため
滔々 ....
私はわたしの重みだけで倒れて割れる

痛みの断片を寄せ集めて
出来上がったわたしを私は消したいのに
身体の内側から鋭い切っ先に刺されて
抜けた髪の毛の断面からすら血がしたたる
私の中身はわ ....
黒い電線が網目のように空を巡る朝
ポンコツみたいな雲がひとつ
薄い空にくっきり張り付いていた
両側の木々は背後に蛇腹に折りたたまれていった

眠れない哲学者のように旅客機が
あちこちに佇ん ....
アレを好きかと訊かれた場合
「キライだ」と答えたら明らかに嘘になる
では「スキだ」と答えたらホントかというと
ほんの少しホントからズレている

ホントのことは その中間のどこか
ななめ上の ....
柱時計の六時の針が
伸びたり縮んだりしている
途切れ途切れに
夕暮れの鐘の音を聞く

濃い水色の闇を滴らせ
裏庭を
引きずりながら運ぶものがある
木戸を開けて尋ねると
お前が見よとい ....
月を見ようとする顔が曇っている 英語持ち込んで伝わらないニュース 冷蔵庫の残りものが世界を救った ハンバーガーを食べたかったけど
フライドポテトにしようとして
フライドポテトを買おうとしたけど
何も買わなかった。

結局
そんなことを
くり返していくだけの気がする。


 ....
気持ちも身体も
行ったり来たり

ドキドキとハラハラの
ほんのわずかな
タイミング
大人の期待を裏切らぬよう
寡黙な少年を演じきりました

大人のあいだに流れる噂と
その発信源である
個々の大人の評判を傷つけぬよう
物言わぬ少年を守り抜きました

こころを開け、と ....
やさしく
尊いほどにやさしく接すると
君に対するこころは
透明に近づいていくような気がしている
下手なうそをつくことはとても
出来ない、
まして上手なうそも

雨があけた折
 ....
過ぎた日々の足跡を探し

小さな鞄を置いたまま

故郷があるはずの空を眺める・・・・。

今は無い平屋の生家。

よく似た場所を見るたびに

庭で掃除をする母の姿が

私に「 ....
岩を打ち砕かんばかりの波の午後
魚たちは眠れないで蒼い夢を食べている
知っているのは砂浜に飾られている白い貝殻だけ
いや、君とわたしもそこに居る

聴こえてくる無限螺旋の慟哭が誘う
二人の ....
君に覚せい剤を打ちたい
世界が一番静かになった瞬間を見せてあげたい

君に覚せい剤を打ちたい
西日のさす部屋で
カーテンのかげで
100円ライターに火を灯して
震える指でまぶ ....
もう春を待てない
冷たくなって思い出の海に着く時あの貝殻は
この心音を覚えているだろうか
視通した限界を
詰め込めるだけ詰め込んだ
原石はすでにからっぽの軽い手荷物が
最後の伴侶

貨 ....
誰もいない
公園のベンチで釣りをしているふりをした
子どもの頃に見た 銀の魚を 釣り上げた
それは水のぬるい夏のさなかのことだった

また 夏がきた
冬が私の目の前を通り過ぎるとき
そこ ....
三月で春が終わった。五月に長い雨が降り、9月は裸になると、時々寒くなった。から、10月は色
々寒くなった、雪は降らない。降るものもある。雷は落ちる。今月はちょっとだけ昨日より寒く、少
 ....
サングラスの似合うじいさんが
真っ白な外車から颯爽と降りる

俺は五万で買った軽自動車で駆ける

東南アジアでの快適な隠居生活は
天国暮らしの予行だろうか

俺は五万で買った軽自動 ....
砂浜に夢を描いた
こんな年にもなって砂遊びなんてと笑う人達
そんなものお構い無しに描き続けてる
たとえ下手くそでもみんなに笑われても
自分の夢なんだ。時間を忘れて
夜になってもまだ描き続け
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
この世界のまんなかは佐藤承夕414/10/8 0:43
うず小夜014/10/8 0:31
全ての灰が落ちるまでボロレシート1*14/10/7 23:57
ありがとう(広場の皆さま)2*14/10/7 23:25
ぼくら大人は吉岡ペペロ414/10/7 23:16
ノーベルオボカタ賞花形新次014/10/7 22:53
徒然に藤原絵理子6*14/10/7 22:48
かれあるいはかのじょ浩一2*14/10/7 22:36
各駅停車は台風のなかで[group]りゅうのあく...10*14/10/7 22:27
健康知らず花形新次114/10/7 21:50
愛のポスティング藤鈴呼1*14/10/7 20:51
「ハンプティダンプティ」桐ヶ谷忍9*14/10/7 18:43
黒い電線が網目のように空を巡る朝オイタル4*14/10/7 18:14
ホントのこと浩一3*14/10/7 18:03
夕暮れに運ぶものオイタル2*14/10/7 17:50
月を見ようとする顔が曇っている北大路京介414/10/7 16:07
英語持ち込んで伝わらないニュース114/10/7 16:07
冷蔵庫の残りものが世界を救った214/10/7 16:06
ハンバーガーもフライドポテトも食べないまま。komase...1*14/10/7 13:15
良くも悪くも中原純乃3*14/10/7 10:02
そういう子でした千波 一也414/10/7 8:53
青が。かんな5*14/10/7 8:09
休み明け。梓ゆい014/10/7 5:54
十三月の童話もっぷ914/10/7 1:48
君に覚せい剤を打ちたいテラザキ マ...414/10/7 1:03
もう春を待てないもっぷ514/10/7 0:50
公園番田 314/10/7 0:44
外は嵐さでてはいけない(ゴル投稿)百均3*14/10/7 0:17
弱者DRIVERボロレシート2*14/10/6 23:10
リィ2*14/10/6 22:01

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