両手の指の十本で
一本一点合わせて十点
良くないところ探して折るよ
マイナスする度折るのです
あらまあ残りは小指一本
それも半分折って
たったの0.5点だとさ
十点満点の
それがオイラ ....
クンニする前に
ファブリーズを
ひと吹きしたら
彼女が烈火の如く怒った
肌に合わなかったからか?
それにしても
そんなに
俺を責めなくても
いいじゃないか
責めるなら
松岡修造を責 ....
お父さんはきょうだれとも話さなかった
たくさんたくさん
お母さんは赤ちゃんと話をしたのだろう
お母さんは話し足りていたから
お父さんはただ眠たいなみだのなかにいる
だ ....
ぽたり ぽたり
胸の上に 滴る 暖かい
天井裏に隠した おまえの死体から滲み出る血
硝子の破片で刺した 傷口から
あの時 息の根を止めたつもりだった
どこかに潜んでいた 自己憐憫 ....
秋空の下に集合した夏の言葉が
口笛で
いつかの春に反射するから
風は今日も
それらを含んで
ざらざらしているよ。
優しい歌ではないからね、
この口笛は。
ほら、すこし前に、
セミが奏 ....
少年時代
今とは違う奇妙な生き物だった
そのころ家の近くには古い寺があり
髪の毛が伸びると噂される少女の人形が納められていた
人形を実際に見たことはなかったが
子どもたちが人形の存 ....
はるまげどん
あるまげどん
あぶらげどん
からあげどん
がらがらどん
ぎとぎとどん
べとべとどん
さあみなさん
あまりたべたくもないおやこどんのよういができました
はいと ....
何か重要なことを
忘れているような気がする
子供の頃に飲んだ麦茶の
味や香りは
今よりもっと鮮烈だった
それは友達のお母さんが
若く綺麗だった記憶と
関連性があるかも知れない
....
かならずや ついえてしまう
いのちとは ひつぜんなのだ
えいえんを ゆめみることを
うちこわす つよいじじつだ
てんごくも じごくもないよ
あからさま いのちのめぐり
みちみちて たえるこ ....
きのうにたおれたわたし
のうえふみこえいまあるわたし
めがないとふあんになるし
めがねないとふあんにもなるし
ないとまもられないからだ
わくないとこぼれるからだ
わくわくないとおちこぼれる ....
そこは
傷をえぐる場所だった
幼少の
専業主婦だったころの
それでいて
基本作業の繰り返し
楽しみが
苦痛に変わり
時間だけに追われた
もう過去の話
いま
本当に
辛い ....
結果を出す為に
実力を伸ばすのではない
実力を伸ばす為に
結果を出すのだ
あぁ今年も槍ヶ岳
心無きはなの山 例年通り松本市内から
冬が来れば艶姿
その姿に私は己の小ささを感じはしない
あぁ槍ヶ岳心無き今年もはなの山
松本市内から艶姿
己の小ささをそ ....
“The Rice”
To make a good block of boiled rice
is rhus;You should change the water of
water-an ....
駆け抜ける 物体 X
白くも見えるが 茶色にも見える
毛むくじゃらで シッポがある
道路を横断するのに
一時停止も 左右確認も 信号も無視する
己の運にまかせている
....
秋が盛りの喫茶店で、私は深い瞑想に入る。
祈りをやめたわけではなかった。
カップの中の液体が限りなく黒に近い赤色をしていることに気がつくと
私の中の怒りはどこか闇へと沈んでいった。
窓 ....
ハロウインの仮装して残業つづけている
木を切って誰も得をしない
揺らした木から爆撃機がチラリ
君のおっぱいは僕だけの物なのに
君は他の人に与えてしまうね
僕のおちんちんはもげちゃった
脳みそも飛び散った
それでもハイゴ霊になって
君を守りたい
だけど
君はそんなの ....
君と
アリクイと
夜の道
お祈りは
メールで済ませ
即物的な
不幸の話
長い舌が
出たり
入ったり
するのを見ている
わたしたち
永遠に眠るまで
予行練習としての ....
ポイントはころも
薄いハムのほぼ倍
サクサクなのが良いです
安いハム 薄いハム
それで結構なのです
自分で作らず
懇意の肉屋で買っても良い
どんぶりに八分目のごはん
キャベツの千切りな ....
「この手術は何しろ心臓をいじるのだから
一00パーセント安全だとは言えない
まあ 三パーセントほどの危険でしょう
《ディスプレイでは
心臓を取り巻いた毛細管が
赤いイトメの ....
眉上ちゃんは
モンブランが好きだ
この前近くの美術館の
帰りに寄ったケーキ屋で知った
“パスタみたいで可愛いよね”
眉上ちゃんは
よく質問をする
物理の授業中 ....
誰にも言えずに
どうせ声なんか届かないから
こころとたたかう
脳とたたかう
因縁とたたかう
ひととのあいだには
無数のひととのあいだには
かわがながれ ....
群青色の空高く 浮かんだ月は艶かしくて
女体の中心を穿つ臍のようだ。
月に向かって両手を重ね
ゆっくり優しく愛撫する。
時間をかけて湿った月の柔肌を
私はもう愛さない。
....
窓、韋駄天 死の前ばかり染め 下弦沿う宵闇かづき
惑い堕天使の舞えば仮初めか幻想、酔いや三日月
息止め得ずとも墓名刻みし錯乱坊主の名か
粋と銘ずとも果敢無き淋しさくらんぼ ....
AV男優のに比べ
あたしの精液は
やや黄色がかっている
そう言えば
あたしの精液も
昔はもっと白かったように思う
例えるなら
グラビアアイドルが
胸の谷間にこぼした
ミルクのように
....
宝箱にかかった閂が外れる、おと
乾いた止め木の、音
十字であったり
星であったりする、乙の葉
鳥居の下に積もってゆく
儚いアルペジオ
秋は「寂しい」だなんて
冬の温かさを知らない ....
眼球跡地なみなみと粘液
見えない声の臭い
焦げたビニール遡上する大河
血と混ざり合う黒煙
1738 1739 1740 1741 1742 1743 1744 1745 1746 1747 1748 1749 1750 1751 1752 1753 1754 1755 1756 1757 1758 1759 1760 1761 1762 1763 1764 1765 1766 1767 1768 1769 1770 1771 1772 1773 1774 1775 1776 1777 1778
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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