俺ならこうキャスティングする
注:( )内はオリジナルキャスト
島田勘兵衛(志村喬)・・・・スマッシング・パンプキンズのボーカル
菊千代(三船敏郎)・・・・亀田3兄弟
岡本勝四郎(木村功) ....
風景を壊しながら
ゆっくり歩いていたら
感傷が45度に傾いた、
存在が比喩のような君が
新しい名詞を
街にばらまくから
リリカルに死んだ思い出が
一瞬で
胸の中にひろがる、
....
目眩のする夜
夜風にあたって溶けてしまいたい
青い閃光
体の周りで光っている
振り払おうとフラフラ
まるでバレエのようね
雨に濡れたアスファルトで
ワルツを踊るの
頭が ....
アゲハに向かって
サナギの頃の
あだなを呼ぶものはおばかです
晴れたり曇ったり
賭けをする空の下
泣いたり笑ったり
旅をする蝶がいて
(幸あれ、と言ってみる)
サヨナラを言 ....
冬の鋭い空気に皮膚が擦れる
首の下をすり抜けていく冷たさ
固くなる指の関節
N市に雪は積もらない
部屋の奥の奥まで今朝は
白い日差しがのびていた
たやすく鎖せる六畳間では
ひ ....
トイレに駆け込み排便する
ああ、すっきり!
尻までしっかり手を伸ばして拭き取った後
レバーを下げれば
ばい菌まみれの そのおぞましい物体は
あっという間に流れ去る
そのうち臭いも消えるだろ ....
今、空の底にいます
屈折した光に包まれて
案外うまく歩けています
地図を読むことは
相変わらず苦手だけれど
磁石を温めて
風を読むことが出来れば
目的地にはいずれ
たどりつくかもしれま ....
極上の微笑みをあなたにあげる辛くったっ
て悔しくったって髭を剃れないでいるあな
たが眼鏡を外したあなたが大好きなのに変
わりはないから知らぬふりの極上の笑顔を
心が凍えそうな夜
カレーなんだな
みすかしたように、カレーなんだな
あなたが思いついたように
乱暴なことばを荒げているころ
スタジオではあなたのような顔が
感動に値段をつけている
私は愛を知らないからと
あなたはなんだって吩咐かる
ささくれ立った棒を突き立 ....
式場に俺だけ
僕の家ではないわけか
オチのない話が臨時ニュースに救われている
風はどこに流れるのだろう
そんなことを
僕は考えていた 街並みは続いていく
誰もいない午後
路地を歩くと
一匹の猫を そして 見かけた
言葉は少ない 午後
人は行く当てを無くして歩いて ....
ゼリー色の夏休みだから
子供うさぎたちは公園に集まってラジオ体操をします
大きい子から小さい子、耳が垂れてる子からピンと伸びてる子
重そうなお尻の子や、軽くて風で転がりそうな子
大人うさぎがラ ....
トイレットペーパーを
何重にも巻いて拭いた
慎重に拭いたのに
中指の付け根に
うんこがちょっと付いた
ちょっとだけど
臭ったら
完全にうんこの臭いがした
気を取り直して
....
悲しみのあまり
地球の上に這いつくばっていると
マントはもっと青くなる
おめでとう
これでようやく
動物の仲間入りだよ
頭上を銀河鉄道が
通り過ぎるのを気付きもせずに
四つん這いのまま ....
猿を幾つか重ねていくと
次第に都市のかたちになった
ブランコでうつむき、砂を蹴って
風にさがしていた あなたの胸のにおい
青い春の 赤い夏の
賑わった滞在地は フェードアウト
おいらはリグレットを噛み潰し
いまや 熾きをみつめて感じている
秒針が刻む一分間の 長いこと を
長針が流す半生 ....
君のいないリビング
殺風景でアウェイで時間しか癒しきれない悟り
時折涙の理由を問いたいくらいに溢れ出す
寂しいよ とても
君のいないリビング 心にぽっかりとあいた穴
寂し ....
見えない風を捕らえたとき感性と繋がる
探し物はやはりあるべき場所にあり
行方知れずは僕に存在した
tabooとされる亡骸にくちづけて
くちづけての此の地の温もり
はぁーとため ....
●●四角くゴロリンコ●●
まっすぐに見える意味が●まぶしいったらありゃしない
伸び縮みしてシナる●俺のパーツのように
難しい文字じゃないのに●欠片をさがして生きている
....
遮断機がおりる
喧しい静寂につつまれる
電車が激しく行き過ぎる
心が傷ついてゆく
どうしようもない
業を見せつけるように
ほとんど絶望的に
命を振り落とし ....
なんかいか
うまくやるために
犠牲になって
しんでくわたし
しなびた夜だ
ただただ空気がつめたくなって
朝がきてきえていく
さようならあの恋
あのときの匂いが ....
灰色に覆われていた重たい空は
夕方から雨に変わった。
わたしは宿の大きなガラス窓を打つ
雨の音を聴きながら
目の前のドッグラン広場を見ていた。
窓を伝う雨にわたしの顔は
....
鼻毛カッターで鼻くそ取っている
痛い❗これは痛い❗
あらゆる意味において痛い❗
大乃国が苦手とした
板井の張り手ぐらい痛い❗
止め ....
くるくると蠢く
藍色の 愉しいおしゃべり
誰かの声のような
知った台詞を 繰り返す
荷造り紐の 黄色が映える
春は未だか
何かに貼り付いている
何だ?
地だ
大地 ....
競争に行く君の
邪魔はできない
話せなくなっても
仕方ないや
どうかどうか
忘れないで
横一線に 深く傷の入った樹
ここから離れることの出来ないひと
手を添えて
照光の遮りは 心地よくて
未だに傘の輪から 飛び出していくことができない
線の先の遠く はっきりとは見えない ....
もうずっと大丈夫だよ
生きてけるよ
何の心配もいらなくて
ずっとずっと安心いっぱいで
生きていけるんだよって
そんなことを求め続けて
鬼さんこちらと
手拍子の鳴る方へ
西へ東へ
のた ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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