人には全裸になっても
見えない部分があります
隠しているわけではありません

母は江戸と背中を見て死にたい
と言っていました
  その頃 
  江戸はもうありませんでしたけれど
  背 ....
夜は大きな墓場だから
光が絶命する静かな穴だから
雪はただ意味などなく
微かな感覚だけを残して死んでいく
雪はただ理由などなく
微かな過程だけを残して消えていく
夜を泳ぐまばゆ ....
どこかの車両から低音が伝わってくる
その音は僕をまだ眠らせない
泥で塗りたくられた夜を
ネズミとなって跳ねる
深緑の池の表面を低く銃弾がはしる

僕らの内臓という内臓から放たれ
夕顔や街 ....
宇都宮解放武装戦線
所謂、栃木国が
関東からの自主独立を主張し
過激なテロ行為を続けている

先日も宇都宮餃子を取材中の
神奈川県民グルメブロガー横浜太郎氏
を拉致し、インターネット上に ....
あちらこちらから出ている
無色透明の湧き水

遠くから汲にくる人々
料理に使ったり風呂に入れたり
使い方は色々あるらしい

土日は行列が出来ている
人気が高い湧き水
肌が綺麗な人が多 ....
君だけ流星を見て大人になってしまった 意識朦朧として冬のウロボロス 明日流れる涙となる梨を喰う 一、通過電車

通過電車を待っている
開けっ放しの扉
吹き抜ける風

体を丸めて
じっとしている

通過電車を待っている
各駅停車がもたつきながら
出発するのを待っている

 ....
夢追い人よ
与えられた今日の日を
踏み台にして
空に向かって、翔べばいい  
あばずれ女が10万ルーブルの札束を
暖炉の炎に、投げ込んだ。

自らの純愛を置き去りに
去りゆこうとする女の狂った有様に
身を震わせる白痴の男の
頬にはひと筋の涙が伝い…

暖炉の周囲 ....
細々と清らかな
自我を削ぎ落したような声の集合

僕らはみんな生きている
生きているから歌うんだ・・

なにかもっと
違う歌を歌えばいいのに
コミュニティセンターの廊下に
西日はさし ....
古ぼけたルノー
牛久のロングブラック
夢乗せたバンの500%の駆動は
5年経ち
とうとう銀河鉄道の軌道に乗った

遠く手を振る私に
ホゼさんはピンクの宇宙ステーションで
星屑を煎ってい ....
剛力に人差し指を
舐められて
その匂いを嗅いで
臭かったら
ちょっと、いやかなり
興奮する
それに対して
ビヨンセだったら
かなり引くと思う
ドン引きだと思う
この違いはいったい
 ....
空を飛ぶ 夢をみた

子供のころから あこがれていた
空を飛ぶという 夢だった

鳥のように かろやかに
大空を 自由に 翔けめぐった

でも それは やっぱり ただの夢

あ ....
傾いた地軸
偏った陸地
青い皮膜の
かなしい星

辿りついた{ルビ宇宙=そら}の墓場で
焦げ付いた岩山
焼け落ちたジャングル
壊れた玩具のような都市の欠片
積み荷を降ろし
今はすっ ....
夜な夜な隣の家から
変な呪文と甘ったるい匂い

お化け屋敷に住むのは
お婆ちゃんに化けた女の子

大鍋に入れるのは
吸血鬼の冷蔵庫から盗んだ
ラズベリージュースと
人魚と取り ....
 太陽が寝ている ジュースを零している
 仮面を被った人たちが畑を耕している
 汗が落ち 汗をぬぐう
 音なく鳥の群れは水平に空を滑ってゆく
 風の囁きが過ぎる
 白い砂と黒 ....
目立たぬようにまとわりついてきたあなたたち
こんばんは
眠れないので話そうか

寝返りを打つたびに首の汗を拭う
空腹
泳ぎくたびれた金魚
月の無い窓際
控えめな秋の羽
消えゆく蝉 ....
セロリくん
臭いから苦手だっていう人
あんがい多いんじゃないかな

触感はシャリとして蕗みたい
いたって淡泊な味なのに
強烈な野菜臭で
やたらと自己主張している

漢方薬みたいなあの ....
多摩の春は立ち
梅の便り
雪の予報
氷のうさぎをせがむこども
声は眠らず
温もる床を抜け出る
もう未明なのに
待ちわびている

あなたが呼吸を恐れ
感じすぎるのだと胸を震わせる
 ....
平面に示された
ネジは回り
夕焼けを締める
オレンジ色を背景に
立体的な歯車を動かすと
連動して
月が登りはじめる
夜も来ないのに
固定された夕焼け
胎動する世界
現れる月
半分 ....
寒くて蒼く光る冷たい夜に
ちらほらちらほら
白い雪が舞う
冷たい風なのに
浮いたり泳いだり
跳ねて回ったり楽しい気分

消えるのは一瞬だけれど
溶けてなくなる白い幻は
きっと叶うだろ ....
大概のことはできない
中でも勉強が一番できない
ダイソンに
失礼、正直に言って
頭が悪い
だからテニヲハがおかしい

そんな私の書いた文章を
進歩派教師は
彼には詩的才能がある
と ....
かなしいことでも かなしいとわかることが うれしいことであったり
かなしい と かなしい が じつはちがうことが わかってしまったりする

かなしい映画をみて かなしい家路
かなしい道には か ....
囲まれて
絆(ほだ)されて
抱きしめる

おいで おいで
その言葉を 信じたら
ごま塩頭の あの人が
ニヤリ 笑った

何も 悪いことなんて してないよ
怖いことなんて ....
気持ちを、大きく放つ。

砲台を唇に

爆弾代わりの言葉をセットして。

(囁いて・問いかけて・叫んで・・・・。)

零れ落ちる感情を

受け止め切ることが出来ない。

あなた ....
物を落とした日

探しても見つからないと

諦めて無かった事にした。

(心の針を一巻きして、出会う前の私に戻ってゆく・・・・。)

顔と名前がちぐはぐで

「あなた、誰?」すらも ....
死を待つ女が一人

手を組んでいる。

これまでの歩みと

関わった人々に感謝を表すかのように。

父が死んだ日は声を殺し

読経が響く斎場の前列で

ひたすらに泣いた。

 ....
そうさ目が覚めて朝が来るただただただただ
そうか気づいたらどこにもいないなんでなんでなんでなんで
貴方はふたつ結びが良く似合う
幽霊船に乗っかっていた少女に似ていた
バイバイ幽霊ガール思い出す ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
裸になってもイナエ8*15/2/14 9:27
夜と雪葉leaf215/2/14 8:48
夜の帳たけしいたけ115/2/14 8:11
栃木国花形新次115/2/14 7:43
湧き水夏川ゆう215/2/14 5:59
君だけ流星を見て大人になってしまった北大路京介515/2/14 2:38
意識朦朧として冬のウロボロス215/2/14 2:38
明日流れる涙となる梨を喰う215/2/14 2:38
電車にてコトバスキー3*15/2/14 0:09
無題服部 剛315/2/13 23:42
幸福の秤  315/2/13 23:37
コーラスサークルLucy11*15/2/13 23:29
流星5光年とよよん5*15/2/13 23:23
舐められて花形新次015/2/13 23:14
空を飛ぶ夢南無一215/2/13 23:12
Lucy7*15/2/13 23:02
セイント瑞海5*15/2/13 22:50
臓器に咲くヨルノテガム015/2/13 22:30
残暑たちばな ま...615/2/13 22:29
【 セロリくん 】泡沫恋歌9*15/2/13 22:28
黎明たちばな ま...8*15/2/13 22:12
不夜見 秋也1*15/2/13 22:02
白い幻ちらりほら灰泥軽茶515/2/13 21:45
勉強もできない花形新次115/2/13 21:41
かなしいこと佐藤伊織115/2/13 21:07
夜の光と雪や海藤鈴呼1*15/2/13 20:53
○○。梓ゆい215/2/13 18:52
封印。015/2/13 18:50
死の間際。215/2/13 18:49
バイバイ幽霊ガールこめ315/2/13 18:10

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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