ある夜 それはそれは窓の会話がひどくうるさい夜に
乱暴な風に乗り なにかが天井から落ちてきたようだった 

パーンと心地の良い音を鳴らし 森丘の低い頂上にやってきた
あたりは靄がかかるように  ....
明日の俺の背中を追う 夢へ舵きる今日を生きる 涙がかけた虹が消えない 泣きはらした顔を凍らせたいのに
きれいな星がぼくのそばに
どんどん墜落する夜で
つちぼこりが目に染みる


感受性を死守したいだけ
ぼくの左胸に生える樹も
切り口からどろどろと泣いてい ....
テンドロイの音を聴く


……………………………。


まだ聴こえてる


……………………………。


鼓膜が音のネガを見つめてる


………………………………。

 ....
色褪せた
黴臭い絵葉書に
かつての
恋人へ向けて

近況と
思い出と
感謝と
文句を

編んで
正して
埃を払い
敷き詰めて

勇気の
すべてを
流し込み
届けても ....
中指がスマートフォンの画面こすっても音なんかでない
たぶんそれが重星だったらチキチキって音がする
近づきすぎたらキチキチキチってのに取って変わるから
ラーメンがのびる前にそこの箸取ってよお願い
 ....
人の祈りは
地を這う
蛇のように
朝霧のように


遥かな虚空に
宿る光を
畏れ


悠遠の彼方に
根ざす闇を
慕い


人の祈りは
天を指す
樹々のように ....
僕の入る風呂の温度が
70℃ぐらいなのは
出汁を取って
明日の仕込みをするためだって
昨日隣の原田さんに聞きました

愛していた
愛していたのに

お陰で僕はカスカスです

今日 ....
横殴りのことば
ひ び 割れた
       音 階

吹きっさらしのあなたの庭で
  浮浪者のよう
わたしは 火を焚いて 鍋をかけ
  煮ても焼いても喰えやしない
     虹色の肝 ....
クリスマスケーキのロウソクを
あたいの乳首に垂らしたまえ


(イントロ)

ローション・クリスマス
貴女に捧げる
とっておきのマイローション

ローション・クリスマス
お互いに ....
{引用=

毛細血管のめぐるあおい突端の、

これよりさきはもう冬の海しかひろがっていない、

さみしい風景のなかで、年増の女が、

少女のように手にもったポリエチレンの袋を、

 ....
箱の中に入っている人のこと
何も知らないのだがな 
どんな仕事していた人か 
どんな声で話す人か
葬式だから来いと言われてやってきたけれど
母の従兄弟と言われても 
母はとっくに死んで ....
添い寝する ぬいぐるみが
生きているような 気がしていた
少女時代

今じゃ この熟語で 
足の長い女性達が 浮かぶように
印象は 変わる

あんなに 可愛らしかった兎が
タ ....
あなたとセックスしたい
ベッドでセックスしたい
ソファでセックスしたい
庭でセックスしたい
プールでセックスしたい
近所でセックスしたい
市民会館でセックスしたい
ファミリーマートでセッ ....
他人の詩ばかり読んでいると自分の詩が書けなくなるよ。
僕は優れた批評家には成れないのだから 。
晩秋がない季節だった。
人々は衣服をかきあわせ
赤いままの木の葉が落ちる
寒風は人の息を白くした

電気ストーブの電源をいれた
この周囲が一番小さな世界で
これが一番の幸せの端っこ。
 ....
 昼、何もしたくなくて眠くなる寝る
 夜、皆は寝入っているので
 静寂は 何かを創ってみたくさせる
 脳の先、あらゆるイメージとひらめきが遊び回り
 皆の夜の中でポーズをとって ....
けだものは、恐れよと叫ぶ
にんげんは、わかって下さいと叫ぶ

血はめぐり夜の太陽
世界が目をつぶってしまった
風の音に耳を渡して黙る
明日も知らない男が一人

裾のほつれたズボンと ....
夢オチさえ夢であり蝶々とびはじめる 想いを遂げて夜が短くなる 火の酒を冬の海に呑ましてやる {引用=

鳴らなかった、管楽器の空洞に、落葉や、

発語されなかった言葉をつめている最中に、

妻はかえってきた、わたしはなんだか、

気まずい気持ちになって、ベランダへ煙草を吸いに ....
私は日本では貴重
天然記念物扱いよ

どうした早く言ってしまえ
デカイ団子虫にしか見えない

タイ旅行者からの
土産話に時たま聞く
私の話
少し卵抱いた私を蒸し焼きにして
甘い卵だ ....
手を繋いでも

一緒には 歩けない


さよならも言えない

弱虫な私たち


立ち止まっては 見て見ないふり

柔らかい匂いだけ 楽しんで


蜜を舐めつくして 空に ....
道の真ん中に
消しゴムが落ちていた
試しに道をこすってみたら
道がそっくり消えてしまった
ついでに空もこすってみたら
空もやっぱり消えてしまった
おかげで雲は行き場をなくして
おろおろし ....
世界が沈むことを早くしている
今日を忘れないようにしよう

魚は寒くないの
だいじょうぶよ

鳥は寒くないの
だいじょうぶよ

並木道には自転車と五十代と思われるジャージの夫婦
 ....
 チャレンジが与えてくれるのは

成功と失敗だけではない

それは、

チャレンジせずに

成功した者の不幸を願い、

失敗した者を笑う

という下衆に

ならなくてもい ....
しにたい!しにたい!
そう願いつづけるのも慣れて
死にたさはもう日常で
これが異常なのだと知ってはいるものの
それが普通なのだ

このまま死んでしまえばいいのに
生にしがみついているよう ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
星石のこえクロヱ2*14/12/4 2:20
明日の俺の背中を追う北大路京介414/12/4 2:01
夢へ舵きる今日を生きる014/12/4 2:01
涙がかけた虹が消えない514/12/4 2:01
夜光樹、成長痛吐水とり5*14/12/4 0:04
旋律やぶうちあい014/12/4 0:01
透明な声ボロレシート3*14/12/3 23:57
重星のこすれる音/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ4*14/12/3 22:46
祈り青井114/12/3 21:24
焼豚花形新次114/12/3 20:30
愛はくちびるから零れ腐る水ただのみきや17*14/12/3 20:18
ローション・クリスマス花形新次014/12/3 19:27
指先の冷たさについて、mugi7*14/12/3 17:24
棚から… イナエ8*14/12/3 17:22
波とオコジョ藤鈴呼3*14/12/3 15:54
あなたとセックスしたい左屋百色5+14/12/3 15:46
批評家アラガイs5+*14/12/3 14:30
急に寒くなった季節秋から二月へ這 いずる3*14/12/3 9:41
* 夢夫、夜のユメ夫 *ヨルノテガム414/12/3 6:57
叫ぶ男竜門勇気114/12/3 4:17
夢オチさえ夢であり蝶々とびはじめる北大路京介214/12/3 2:01
想いを遂げて夜が短くなる314/12/3 2:01
火の酒を冬の海に呑ましてやる314/12/3 2:00
喉の痛みについて、mugi6*14/12/3 0:46
カブトガニ[group]花形新次014/12/3 0:41
がらんどうスカイゴウ014/12/2 23:24
消しゴム青井314/12/2 22:52
冬、はじめました。クローバー5*14/12/2 22:43
チャレンジすることしょだまさし0*14/12/2 19:55
救世這 いずる014/12/2 19:48

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