私の紡ぐ糸は 笑顔の意図ですか
細く 永く 棚引きますか
補足しないと いけないくらいの笑顔ならば
要らないと
手の甲と 掌を 等間隔で
チラチラさせては イケマセン
....
おまえのアソコは
臭うものだと
思っていた
おまえには一言も言っていない
黙って愛撫してやる
それが男の優しさだ
第一、俺はおまえの
アソコの臭いに
惚れたわけじゃない
形に惚れ ....
会社を辞めたのは転勤の話が出たからだった。
もともと地元採用だったのだがぼくの仕事ぶりが無残で本社で無期限の研修を言い渡されたのだった。
たしかに会社には迷惑をかけていた。
でも妻と ....
夢中で追いかける姿が かわいくて
手を振って スピードを上げてしまう
いつのまにか 意地悪をしている 自分がいる
初恋の相手に 意地悪をした記憶がよみがえる
意地悪でしか 愛情 ....
ジーマミ豆腐
海ぶどう
島麺エンサイ
胡麻浸し
青パパイヤと
シークワサー
沖縄の風
炊き込み御飯で
アーサー汁さ
しまぁー会席
近海寄せの
美味養老
万年先でも
辺野古海風 ....
自然な姿
包み隠さず素直に
輝きを放っている
花が持つ力は強い
香りと見た目で癒やされる
花畑を歩く
天国に降り立ったみたいに
全身が愛になっていく
まだ見たことがない花に ....
あるあどけなさのなかで
こころを解いた きみの睫毛に
七色の光
ぼくが望むべくもない未来
頬の冷たさにとまどう
その柔らかい白の闇に溺れてゆく
思いだせば luv & hatred
....
コトコトと
コトコトと
お鍋の中でじっくりと煮る
お肉のような気分
身体も気持ちも柔らかくなって
景色も回想も流れる流れる
ここはどこだか知らない街で古い町
コトコトと
コトコ ....
春野里
想いて旅立つ
あなたの命に
菜の花と
桜を散らして
ひとりで
寂しくないように
途中まで
一緒にいきましょう
あなたを想う
たくさんと
途中まで
一緒にいきましょう ....
(ぷつぷつ)
海ぶどうの外灯が
(ぷつぷつ)
光の波を地上へ送る
(ぷつぷつ)
交差点
....
雪が解けた、駒ケ岳の峰。
麓に向かい、流れてゆく水が
悲しみも流してゆく。
不意に通り過ぎた突風が
父からの「がんばれよ。」にも聞こえたようで
南の方角に手を振った。
(生 ....
ぽこぽこ生まれる
春の訪れ
風はまだ冷たいのに
鼻をくすぐらせる
漂う甘い匂い
団子のような
もちっとした梅の花が
ぽこぽこと
まだなの
いまかいまかと
春を待つ
金もらえんなら
「きみは一人じゃない
きっと誰かが見ていてくれる」
ぐらいのクソセリフ
いくらでも言いまっせ
でも、実際は
金もらえないどころか
気持ち悪がられるんだから
どうせなら
....
「生」が図太かったら
短命でも良しとするかい
それとも
長命にめぐまれたら
「精」の脆弱さに甘んじるかい
卒寿のおひとりさまになっ ....
誰しも飲まれてる
誰しも溺れてる
いわゆる「世間の荒波」とかいう概念
誰も時化たツラしてる
俺も溺死しかけてる
藁にもすがりたい気分
そんな連中尻目に
涼しい顔してみせる少女
....
廃工場が西日で赤くなる
いつもここから見ている
鉄の階段を駆け下りる夢から冷め
夕映えに気がつく
カーテンのレエスの模様から抜け出たい
破きたい生温かい今日だ
くるまれたまま夜を受け入れる ....
月の表面がつるつるであったと信じられていたころ
自作の望遠鏡での観察で月の表面がでこぼこであることを発見した
ガリレオ・ガリレイ
プトレマイオスの天動説はキリスト教神学オフィシャルサイトの既 ....
歌わないでほしい外が歌っている
空が久しぶりに色彩を取り戻したきょう
けれども風の帳に覆われて
わたしはあきらめた
木琴の音色はいったい誰が担当しているのか
いろいろにたずねてみるし
....
解体された桜花が一方向に流れてゆく
姿だと悟ったのは間近にしたからだった
視覚はいつでも偽られ偽ることを好む
ゆうべの青いかがやきはちっとも
かがやいてはいなかった
明けて、暴かれた結果論た ....
昨日のネガティブ
引き摺って無駄にする今日を
増やしたくない これ以上増やしたくない
明日のポジティブ
描きすぎて無駄にする今日を
増やしたくない これ以上増やしたくない
....
雑草の中にまみえる私
誰かが足を止めるのを
待っているかのように
じっと雑草の隙間から
空を眺めて佇んでいた
こうしてしおれて行く
雑草にもなれずに地を
這う小さなロゼット葉
思い ....
微量にパーツを変えていく日常は
常識にぬめらせた目じゃ感知できない
日々古くなっていくはずの顔は
本当に古くなっているのだろうか
たまに悪戯っぽく新しい面を見せる
そして急に老け込んだりする ....
''僕はあなたの、
死んだ魚のような目が好きです"
そのにごった、
あきらめたような。
でもそれは、あたたかい。
真っ当じゃなくても良い。
誠実じゃなくても良い。
ただ ....
ガタコトゆくのは2両電車
田舎のしがない私鉄です
その座席に座るわたしは
上下左右にからだすべてが
揺れるのです ....
たくさんのひとの手に触れて仕事を終えた。
アルバイトといっても仕事は仕事だ。
半年前会社を辞めて就活はうまくいかなかった。
就活を休憩することに決めて地元のコンビニで働いていた。
....
紙の実が地に落ち
音にまみれる
土ぼこり
鳥の声
水の庭
鳴りつづける標
海へ 海へ
蒼は岩をすぎる
百合の耳の子
息つく間もなく染まる羽
何も ....
自分はいま、ここに立っています
大学時代 何も決められなかった僕が
いまやえらそうに 人に講釈垂れたりします
そんなにえらいとおもったことはないけど
高校時代 自分の居 ....
ある時点で
僕は全て
いや全てといえるものがあるということなど
含め
全て疑って
憑かれて毎日日記帳を尖るボールペンで彫刻した
僕の日記は
僕の毎日を綴ったり紡いだりもしたが
それはと ....
ぎゅうぎゅう電車がゴロゴロ走る
レールを潰してゴロゴロ走る
メール見るのに体をひねり
携帯取ればメールの先の迷惑顔
おっとおどきとお姉さん
通れぬ隙間を抉じ開ける
私の隣に入り込み ....
君と交わした会話の一つ一つを思い出してみる
君と交わした笑顔を一つ一つ思い出してみる
君に伝えられなかった言葉を星に呟いてみる
君に見せられなかった表情を空に映してみる
君の温かい手の ....
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