都会の夜にまたたく星は必要だ
手をのばしても届かない それ
わたしにも、必要だ
「もうすぐです。その日が、来るのかも知れない・・・・。」
(あと、5年です・・・・。)と言われたけれど
2倍の10年目になります。
正面を向いた顔が髑髏に見えて
ぞっとしました ....
心を
言葉に託すのだ・・・・。
限られた時間を
色濃くする為に・・・・。
ただ一言
「すき。」を伝えてゆこう。
たった2文字のひらがなで
誰かが幸せになるよう ....
もともと正しさなんてないとすれば
あなたも罰せられることはないね
はじまりも不明確なら
終わりはもっとぼんやりしているでしょう
倫理や道徳という文字面の正義ほど
力のないものはないこ ....
掘る土の固さ
上下する肩の重さ
あてどなく進み滞っては流れる
水のように豊饒の鉱脈を望みつつ肉体は運動する
無から有を
創り出すことなど可能かと
疑う気持ちがあるうちはきっと
セレン ....
水が集まる
眠らない真夜中のドアに
水道の蛇口が少しゆるんでる
しずくを跳ねている
泣いている 恋人の砦
水が集まる
朝日に映える信号の一列
三階建てのビルの裏に
水は ....
大体ネットに自称詩を
投稿する奴なんて
不幸せな欲求不満女👩か
変態ストーカー男👨なんだから
お前は欲求不満女👩だ❗とか
お前は ....
共産主義者です
資本主義に対する
異義を唱えるのです
右翼的な罵り
ああ痛いよ
共産主義国家は手段に過ぎない
社会主義の
押し売りであるTPP
USSRが瓦解したの ....
雪忘れ村の男は
余った皮を結んで
約束を誓う
約束を破った場合
破った方は
皮が切られるため
それ以降包茎ではなくなる
包茎でなくなることは
雪忘れ村にいられないことを意味する ....
鏡よ鏡
おぬしに聞きたいことがある
この世で一番美しいのは誰じゃ
それは愚問です姫様
あえて申しあげれば
姫様ではないことは確かです
鏡よ鏡
それは承知の上
我はただこの世 ....
やさしくなければにんげんじゃない
私は優しいだろうか
決して優しくは無いと
自己認識した瞬間に
人間としての私が崩壊する
だからと言って
自死を選びはしない
「それって自分に ....
あなたがあのこにあげた
ほそいほそいやくそくは
ざんねん、ね
ねむってるうちに
みごと
わたしのもの
かみをといてあげたの
しらないでしょう
わらっていたの
なんにも ....
ひらり翻す スカートの裾は
真夏に蝉が鳴く焦げた匂いがします
身体に残る 幼い傷跡は
あどけない睫毛が世界を包む優しさに似ています
頭の中を充満する 疑問符は
染色液が空から降り注ぐ ....
古く錆びれたドアの前にはふたつの石が置いてある、ひとつの石にはわたしの名前、もうひとつの石にはあなたの名前が書いてある
ふたつの石は苔生して、きちんと目をとめて見なければきっとそれは土塊 ....
西日の強い秋の日に
燃え落ちた赤ピーマンの残骸に目をやりながら
駅前のツタヤと惣菜屋へ向かう
ジャーのご飯に合う惣菜を
ツタヤで十代に戻れる私を
選んだはずなのに
コンビ ....
きらめく街に二重映しに
廃墟が黒々と微笑んでいる
何からの自由 何への自由
星が降る 壊れながら降る
その欠片が傷つけてゆく無数の意識
何からの覚醒 何への覚醒
君はいつ泣いていた ....
キッチンのテーブルで
言葉をこねくりまわしていると
いつしかガイコツになっている
ガイコツは書く
普段の僕が言わないことや
普段の僕が知らないことや
普段は誰にも聞けないことや
普段の世 ....
余った皮同士を結んでも
それは二人のつながりでしかないじゃないか❗
それに比べて
アナルにポコチンを入れれば
我々はずっと永久につながっていられるんたぞ!!
ぐるっと一周し ....
輝く
輝く
色のない空に色付ける透明な黄色
たがために輝くのではない
たがためにあるのではない
月は月のために
月は月のうさぎのためにそこに
理由をつけるのは人
あ ....
はじめ名刺は刃のように
私を私から切り離した
名刺の上には私の生首が乗っていて
所属や肩書など嘘ばかりべらべらしゃべる
私は生身の人間だ
そんな機関にはまだ身を任せていないし
....
眠れないのかい?
そんな時はひつじを数えるといい
ひつじがいっぴき
ひつじがにひき
ひつじがさんびき
ほら眠たくなったでしょう?
わたしも
ひつじがいっぴき
ひつじがにひき
ひつ ....
自転車に羽根つけて坂の多い街
2番目に高いビルで人間の真似事
寝酒も涎も吸った枕を抱く
ひつじがいっぴきもいなくなった
こまったしつじはこんせきをたどった
まだあたたかいねどこやら たべかけのくさをみつけては
あしもとをみて ちをはうようにそうげんをいく
たくさんあったあ ....
家族の中にあって孤独を感じる魂が木の十字架のある教会に飛んでゆく。
縁も由もないこの教会に慰めを求める気持ちは分からない。
消えてしまいたい。
愛したはずの人達が頭の中を駆け巡り、記憶の糸は縺れ ....
ひつじのひるね
の
ねじまわせ
ののじにねじ
はずれると
あとには
ひひ と つる
の
さんどうぃっち
ぱくり
ねるひのじつひ
は
ひがふたつある
のが
よりめだつ
....
僕が好きなのは
きっと 君ではなく
君の声
澄んだような
歪んだような
僕が好きなのは
きっと 君ではなく
君の姿
分度器ではかった
かざりもののような
僕が好きな ....
白く 冷たく 硬くなった
肉が溶ける迄の
束の間の完璧な陶器人形になった君の身体
手に入れたそばから崩れ落ちる
君が愛おしい
三丁目商店街の豆腐屋の角を右に曲がると
車の通れない狭い路地に至る
正面から見てみれば袋小路かと錯覚するが
曲がり角から猫が飛び出してきたので
そのまま歩いてみることにした
やが ....
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