ねえ、知ってる?
氷河期はまだ終わっていないって

たとえば
冷凍庫の扉を
誰かが開けて
昼飯は冷凍パスタかそれともピザか
焼きおにぎりも捨てがたい
うーん、どうしようと
うっかり長 ....
こんな小さなグラスの中に集められた
植物たちの静かな泣き声
融けたまま凍ってゆくのだ
凍ったまま開花してゆくのだ
こんなに晴れやかな宴席でも
酒は私を悲しくする
人生の苦節ごと ....
イドからは3kmあるいた
砂だらけの雑居ビルと
その隙間にある路地に
光が射し込んでは消え
射し込んでは消え

イドは虚ろだった
この階のボタンは押すと
カチャリとなる
頭上の雲に
 ....
ふぉーみーパエリア買ったらもひとつおまけについてきちゃったよ一人でこんなん食べきれないから禁断の奥義〈解凍品ヲ再冷凍〉をくり出すレンジでチンして四分の愛情だけに略して(4)レンアイノ温モリギッシリデス .... 砂は空を見る

短い時の嵐

過去と未来に分たれて

3分の1が残る

命が邪魔をする

エンタープライズに

人間は載らない
いつまでも夢を見ていたい
いつまでも少女のままでいたい
追いかけてもかなわない夢を
ずっと
ずっと
どこまでも追いかけていたい

ちいさなことにときめいたり
ささいなことで笑ったり
 ....
アメリカ軍基地移設に
反対する沖縄が
日本から独立するかを決める
住民投票を行うの
そして独立が多数を占めて
アメリカ軍も撤退しちゃって
そしたら途端に中国軍が上陸して
実効支配するの
 ....
小学校、教室の入り口には折り紙のリースが飾られ
お楽しみ会など開かれるクリスマス

君はサンタは来ないと言っていた。

うんとうーんと小さいときはどうだったのだろう
小さなお友達の「サンタ ....
風邪を引くと
体が弱くなるけど
風邪を押すと
体が強くなるかな?
あっち向いてホイで
聞いてないのかと
思っていると
しっかり聞いていて
あたしの指示に対する
レスポンスは完璧だった

あのとき、二人はやっぱり
一人だった
それはあなたも感じていた ....
いいたいことなんていえないよ
薄い膜をやぶったら
はっきりみえてしまうから

そうかもしれない
ちがうかもしれない
誤解の部分をのこしておく

あとでそぉっとひらけば
それがあしたの ....
余命いくばくもないかのじょが
嫁にいくはずもない

だからかのじょを月につれてって
星のあいだで遊ばせて
どこまでもひろい宇宙で夢中におどらせて

この世の果てまでつれてって
忍苦の悲 ....
遥か彼方に浮かぶ雲を追いかけるように、私たちは成長していく草花となって、どこまでもゆく、ゆらりゆらりと揺らめきながらさざめく、日照りの明日にあのノエシスとノエマが鳴り出す美しさは愛だと確信して、そんな .... 十二月の街並みが好き
イルミネーションで幻想的になる

忙しさはあるけれど
まったりとした心にさせる
雰囲気がクリスマスには流れてる

窓から粉雪が舞う様子を眺める
ホワイトクリスマス ....
憂き雨
ぱらぱらと
はねる雫を
うっとおしく思い

引き網
ピチピチと
跳ねる鱗を
うっとおしく思い

けったくそ悪い匂いだと 何十年も感じて育った
実入りの悪い商売だと 何年も ....
前を歩いていたあなたは
病棟をつなぐ廊下の途中で 
ちょっと振り返って
「じゃあね」と
奥の扉に入っていったきり…

少し左肩を上げ 
口の左端を上げてほほえむパジャマ姿の
あなた ....
オペラグラスに

映る舞台の上


心と体が

触れ合うような

愛を奏でる

あなたは綺麗だ


きっと私が

踊り続けても

辿り着けない
 ....
ヒヤリ ハッと なんて言葉を 握りしめ
そんな ハットを 抱きしめる

ハトは 何処まで 飛ぶものか
時計は 豆粒大

ぽっぽっぽ
まあるくなるのか あつくなるのか

丁度良 ....
TSUTAYAにビデオを返すついでに
夜明けの花を摘みに行く
それはとてもほんのりと光って
摘み取るとすっと消えてしまうけど
比喩の袋を持ってきたから
あいつに届けてやれるかもしれない

 ....
目を閉じると
空が緑の惑星にいた

土星のような縞模様
霧状生物が飛竜を捕食する

隣で寝ているあなたは
私の死に気付かない

外は雪にならない雨
人生が始まる

また

 ....
日光は天上の生々しい幾何学を
その原理から地上に与え続ける
地上では存在が羞恥を知らず
全てが有機的に淫らに絡まりすぎたから
地上がその官能的な闇の中へと
崩れ落ちてしまわないように ....
生まれた時に
僕は一瞬心臓が止まった

僕はまだ
目も見えなくて
いっぱい空気も吸えなくて

その時未知の世界で
どうしても どうしても生きたい
と思った

神様にお願い ....
チビチビと
バーボン呑んで
広大な宇宙を旅する

すると
世界はもとより
人々が
小さく小さくみえるではないか

酔いがさめると
ぼくは
人々に
総てに押しくるめられた
団子 ....
暗号化されたアートなるものを
読む、観る、聴く

体の芯を震わせる信号は
アナフィラキシーによって増幅される

農夫は頭蓋骨に侵入するたび
種をまき、水をかけ、肥料をやる
育つ苗に ....
電話のベルが鳴る
ぼくのペニスより
数センチ短いサイズのケータイだ
女はそれを握り締め
かすれた声でこう言った

面倒だから後にして

必要なものか
不要なものかなんて
た ....
別れる時に辛いのなら

一歩下がればよいのだろうか・・・・?

(軽やかに舞う身体。)

(杖に支えられる身体。)

相反する二人が

「さようなら・・・・。」と

呟いた。
 ....
真夜中の0時に
セルフのガソリンスタンドで
車の給油口に
ホースを突っ込んでいる人を見ていた

斜め向かいのローソンで
金髪に髪を染めた少年たちがたむろする
真夜中の307号線
 ....
ペンギンみたいに
体を凍てつかせながら
通勤電車に乗っている
つり革の輪っか
まるで手錠みたいだ
一度そこに首が通らないか
試してみたことがある
猫じゃあるまいし
通るわけもな ....
透明なスカイブルーの球体を見ている

ダンテの「神曲」を思い浮かべながらそれをみている
スエデンボルグを思い出しながらそれをみている

実に苦しみという感情から考察へ考察から無への移行
更 ....
流氷をじっと見てる



















吉原の花

ここじゃあオンタもメンタも手負いの獣

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冷凍金魚はいつか解凍される日を待っているそらの珊瑚16*14/12/26 9:08
葉leaf014/12/26 4:45
イド佐藤伊織114/12/26 1:55
プレゼント/即興ゴルコンダ(仮)時間外こうだたけみ3*14/12/26 1:53
Normal deathmizuno...214/12/26 1:15
「 憧憬 」椎名214/12/25 23:13
私の願い2015年バージョン花形新次014/12/25 22:17
サンタは来ないとよよん2*14/12/25 22:13
かぜリィ2*14/12/25 21:12
さむらごうち守夫「わかって下さい」花形新次114/12/25 20:21
終わりの今日朧月1+14/12/25 18:47
Take Her To The Moon浩一3*14/12/25 17:59
遥か彼方に浮かぶ雲をkaz.1*14/12/25 17:56
粉雪が舞う夏川ゆう114/12/25 14:29
輪廻的港町這 いずる2*14/12/25 14:25
あなたは…イナエ12*14/12/25 13:37
メタモルフォーゼミナト螢214/12/25 12:15
鳩帽子藤鈴呼0*14/12/25 11:14
夜明けの花やまうちあつ...114/12/25 8:21
Absent in the Christmasmizuno...214/12/25 4:18
日光葉leaf114/12/25 4:07
すくって瑞海6*14/12/25 1:34
宇宙の旅鵜戸口利明014/12/25 0:51
凡脳游月 昭214/12/25 0:05
口紅オダ カズヒ...1*14/12/24 23:42
ゆらぎ。梓ゆい014/12/24 22:37
ロープと完璧な数列オダ カズヒ...1*14/12/24 22:17
つり革と病院2*14/12/24 22:10
浮遊・・・tamami714/12/24 21:44
最果の旅TAT2*14/12/24 21:10

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