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□愛している
□i see tail
□尾を参照してください
□オオサンショウウオしてください
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◆i see tail
◆尾を参照してください
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ふんわり膨らんで
適度な蓄熱の布団
気分よく寝過ごし
急いで冷たく硬い空気のなかへ
緩んだ身体を放り出し
冷えた下着に包み込んで始まった朝
雨戸を開けると
微かな野焼きの臭いが漂って ....
トイレにウンコが
こびりつきやすくなった気がする
女房に見せるのも気が引ける
仕方ないので
トイレクイックルで拭き取るが
何だか虚しい
思い切って、高嶋さんに相談してみた
高嶋さんは ....
俺たちは宇宙人を抱え、国道2号線を横断していた。
見つかってはいけない。曽根崎署の前を通る場合は特に注意が必要だ。
王将の駐車場では、ノラ猫とヤンキーあがりのカップルに注意を払う必要がある ....
時は無責任なもので
いつの間にかやって来ては
いつの間にかいなくなる
それでも時は来る、知らん顔で
時は心の中に住みつき
時が経つにつれて大きくなって
毎日毎日心を蝕んで行きます
自分が ....
朝から、あおぞら総合病院は混み合っていた。八時十五分。既に気温は二十五度まで上がっている。受付開始は八時二十分からだが、蛇行する人々の列が、今にもあおぞら総合病院の外側にまで溢れ出そうだ。 ....
地下室で生物学の実験をするのが私の日課である。
ネズミのあそこにゴム手袋を嵌めた指を突っ込み。コンクリートの塊りを引きずり出すのである。ピンセットで慎重に運河や国道をつまみ出すと、モ ....
アヒルとウサギが同居している私のなかで耕す土がないのはこのうえもなく好運なことで日本最大級の耕耘機はただただそこにあってやがては錆び付いてゆくのであった、あったからアッ宝を見つけても埋める場所さえない ....
自分が不愉快だった
だいいち
素面の自分が厭いだった
己の理性というドグマを
そら恐ろしいほどに信仰し
総ての世界を断じて
そのくせ
内心慄えながらみすぼらしい
自分に吐き気がしていた ....
ぼうぼうたる虚無が
そこにある
私は必死にそいつをやっつけようとするのだけどどうも上手くいかなくて
薄墨の不安が
塗りたくられている
私はそいつもどうにかあっちへやろうとするのだ ....
おお 始まる
ああ 始まった
ふう
おお
浅はかな自由を追いあの風見鶏は失墜した
今私たちは乱れている
何もかもが自由だなんだ
オレの権利だ私のものだ
まやかしのコインの様に貪られている事に気づかずに
私の片半分は一体どこへ ....
おのおのに、週末
なぁんだ
なぁんだそうだったのか
息をすることが困難な夜には
知らない地の夢を見るんだ
玄武岩質の平原、つきあたりの揺るがない闇
そんなものが僕らの孤独の限界だ ....
冷蔵庫の排熱で孵化する
鶏卵のカーブを美しいと思った
羊の毛を織り込んだコースター
ドライビールの透明な雫
泣きっ面に蜂の似合う自らの顔
要は何もしていない日曜日
何も関連していない日曜日 ....
一つの夜の中に生まれる物語を
取り留めもなく繋げて
理由を探して
残された光の残滓に縋りつく
寄りかかる椅子の心地よさ
ルーツを辿る 視線の先の
ガラスに埋もれた憧憬
「あの ....
宇宙ではなく
おのれを中心に
このことに賭けた
時間や労苦を思うとき
いま迎えている結果に
打ちのめされてしまう
おのれを中心にしているだけなのに
たんな ....
食器を洗っている時に 現れる私の子供
ご飯を食べたばかりなのに 私を見ながらスプーンを持って
お皿をカチャカチャ鳴らしては はしゃいでいる
私はお前に お匙でご飯を掬ってあげれらないのよ、 ....
今年の夜も
いらないことをたくさん考えながら
眠る日が多いのかな
毛布がいらなくなる頃に
薄着になってお昼寝したいな
なんて今から考えてるおろかな夜を
だれか笑ってよ
ベッドにくるま ....
風の止んだ朝 林は広くなって
生まれたばかりの顔をした 陽ざしが
汚れ果てた落葉を 白いレエスで隠す
あなたが霜柱を踏む 乾いた音
リズムは不規則で 頼りなく
不自由な足が もど ....
君がいなくなるくらいなら
今日だって終わらす覚悟さえある
大嫌いな口癖を呟いて
ふわふわになった髪を撫でて
真夜中には魔法がかかる
君の愛した私でありたい
いつだって君のために ....
嵐の予感ハズレて取り残されている
闇を開こうとするイライラした若さをじっと見ている
韻を踏まないラップでディスられている
一度にコンビニ弁当
3個買う俺に
「お箸は1膳でよろしかったですか?」と
便宜的に訊ねるのは良い
問題は言い回しだ
よろしかったですかって何だ!
私:私はデブなので
弁当は今夜
私 ....
霧のなかの火を取り
むらさきの足跡を照らす
海の風が運ぶ白
夜へ夜へ向かう径
白壁に描かれた窓も
やがて異なる白に消えてゆく
虹が折りたたまれ 灰曇になり
夜 ....
久々に平日休みの旦那と スーパー行脚
夕食を 何にするかと
立ち止まった コーナーは
丁度 値上げで タイムリーな
粉売り場
それでも たこ焼きを 買わんとす。
....
家族が一番大切
その家族が減った時に
話せる心の友は居るだろうか
抱いてくれる心の恋人は居るだろうか
待っていたって出来ないから
出会った人と培っていかなければ
けれど現実は酷だ
人 ....
とある強迫観念から
色恋沙汰から離れて数年
が経てしまい未だ恋愛小説が読めずにいる午後
デ・クーニングなる画家の記事を見つけた
クーニング、クーニング聞いたことないなまた東京か
等と他愛のな ....
明けましておめでとうございます。
僕の書斎兼
食卓兼
呑み場所の
宇宙の中心に猫好きなくにちゃんのミニカレンダーをすとんと置いてあるので
ことしは猫年になりそうです。
除夜の鐘をききな ....
新しい気持ちが足跡をつけて行った
年が明けてこの慶びを
刹那をまた覚える 覚えたよと対話する
生かされながらを暁に乗せ 意志は控えめに変わらない良さを運んで行く
新しい気持ちに ....
1681 1682 1683 1684 1685 1686 1687 1688 1689 1690 1691 1692 1693 1694 1695 1696 1697 1698 1699 1700 1701 1702 1703 1704 1705 1706 1707 1708 1709 1710 1711 1712 1713 1714 1715 1716 1717 1718 1719 1720 1721
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