始める事が大切

初めてみなければ 何もわからない

愛してみる事が大切

愛してみなければ わからない

愛されることもない
うずうずする
{ルビ瘡蓋=かさぶた}を引っ掻いたら
僕の中から
僕の中身が滲み出た
あぶないあぶない
こんなどす黒いものは
絆創膏で塞ぐに限る
乾いてくれば痒くなり
ついなんどでも剥が ....
荒地の隅の
暗がりの
花火のように遠い花
すぐに見えなくなる


上を向いた眼
何も映さない眼
見えない何かが
のぞきこんでは過ぎてゆく


うたがひとつ
消 ....
一重の瞼のその奥の
瞳に映る景色は
美しいでしょうか
その中に私
映っていいのでしょうか

まるで毒を飲んでしまったようです
幾分前から苦しいのです
でもこそばゆくて
心地いいのかも ....
浴室に伏せて、日常という連続を流す
選べない明日になれないもの
排水溝手探りに口へ
盲目、目を剥いたら蟻が群がる黒い塊
窓の外には誰に泣くわけでなく呻く風
取り繕いか浴槽のシミに似た愛
 ....
 
羽根がはえたかと思ったんだ

ダウンジャケットのだったんだけどさ

けどね、ちょっと、ちょっとだけだけど空を飛ぼうなんて思ったんだ



 
心臓は崩れながら歪み、実体の判らぬビートを作り出す、ああ、脳天から逆さまに降る、死、詩、私!降り積もったさまはまるで賽の河原の石積みのようだ、鋭利なナイフのような真冬の空気、肉体をすり .... 記号にからまってもう神に戻れない 息が詰まるほどお月様の背中 ウイルスのせいだ支配者が宿題を忘れている   うつくしさだけを愛するわけにいかず
  わたしたちは雪をみている
  さくらいろの子供たちがはしり、
  ほほえみと陽の光がまじりあうのを
  胸にふるえを覚えながら わたしたちは ....
今日は少しだけ 暖かな
冬の道を歩いていた
どこへ向かってだろう
理由は なかった

八百屋でりんごを買った
家で切ってぼんやりと皿に置かれたそれを食べた
今日の思い出はユニクロ以外に思 ....
庭のすみで箱を見つけた

その箱の中に庭をつくった

その庭のすみに箱を置いた

その箱の中に庭をつくった

その庭の中で

ぼくとあなたが暮らした

おだやかな日差しを浴びな ....
雨が降り出した
街が洗われる
忘れた方がいいことが
無数にあった
手を挙げてタクシーを停める
肉球は見えないように
行先を訊かれて
nearと答える
「外国の人?」
車内では
天気 ....
妻は
ピストル🔫を手に入れたいと言う
それで僕を撃ちたいの?と聞く
弾が無駄だからイヤだと言う
まさか自分のこと?
馬鹿じゃないって顔をする
宅配便業者の頭に突き付けると言 ....
私がこんな風になったのは
全部あなたのせいなのよ
(Happyを聴きながら😉)

何度もそうじゃないって
言い聞かせたけど
やっぱり自分はごまかせない
(Happyを聴き ....
海の近くを歩く
ざっく ざっく

リュックサックを背負ったら
何だか 楽しい気分になって

ザック ザック
手にしたスコップ

何かが 釣れる 気がしたよ
ペンペン草も 応 ....
ただじっと腰掛けている
こんなに良く晴れている冬の穏やかのなか
ただじっと無為に時間を潰している
神さまのまなざしが

気になっている
私を判ってくれている
ぬくもりにもっと
愛された ....
大地と海が溶け合って
海洋生物は都会を目指す
ビルは大きな花となり
摩天楼に大輪が咲く

イルカが跳ねるたび
めくれかえるアスファルト
クジラの尾びれが歩道橋を砕いて
鉄骨の突き出たコ ....
十億年先は間違いなく未来だ
十秒先も

十光年先は間違いなく未来だ
十ミリ先も 

間違いなく
光は届く
例え
千を千乗した先の
未来や
暗闇にも
光を放つ
星やそれよりも小 ....
わたしたちは折れた木
生長はもうしない

わたしたちは老いた者
遅いが近くで遠くにむかう

暗闇の合間に
消えゆくものを作る

未来に共感しながら
先制攻撃に頼る

最後の敗北 ....
雨に濡れた砂浜にビニール袋を敷いて

途切れなく続く紫の波濤を眺めていると

運動場の端にある雲梯の下で出会った

一匹のコガネムシのことを思い出した

あの頃の私は手に取るように虫の ....
日本には妖怪がいて
いろいろと仕掛けてくる
問題は妖怪がおこしていると
マンガを見て子どもが言った

日本には町内会があって
いろいろと投げかけてくる
問題は町内会が起こしていると
回 ....
いよいよ
食う物がなくなったので
メンバーのうちの
一人を殺して
食おうと思うのだが
当然コイツらも
それぞれそう思って
いるに違いないので
先ずは
女は性欲処理に必要だから
除外 ....
私たちだけの言葉で検索して
webアーカイブに残された
掲示板を探してね

全部で100ある質問に
キーボードで答えてね

送信するを押したら
このページは存在しませんって表示されるけ ....
君は僕を
パーツごと
正しい言葉に分けて
時々、音を付けて歌い
だけどけして
名前を呼んではくれない

悔しくて書いた
「探して」と
ひと言だけ記した手紙
赤いポストの前で
 ....
全ての絵の具を混ぜると黒になるように
全ての人間の一日を混ぜ合わせると闇が出来上がる
光は失われたのではなく
闇を構成する一つ一つの物質の内側に
焼けそうなくらい熱しながら輝き続け ....
{引用=
沢山の色彩に溺れて、姿を見失ってしまった。少女の髪には、虹色のリボンがたなびいていた。(嘘でも好きな色を選べばよかった)と、はにかんで笑った。何と言ってあげればよかったのだろう。
誰 ....
初めて貴方と会った時
私本当に殺されてしまうのね
と思ったのよ ほんとよ

そんな素敵な貴方を
びっくりさせたくて
私決心したのよ

すごく勇気がいったわ
でもその勇気の賜物 ....
通り過ぎた時間の中に
少女という群があったことを
思い出す

離れたところで 嬌声を聞き

恐れて 憧れて
そして 離れて

近づくことが怖くて
その正体を知ることもできずに
今 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
始める佐白光0*15/1/19 12:46
瘡蓋花咲風太郎515/1/19 9:45
ふたつ さまよい木立 悟515/1/19 2:02
一重の瞼瑞海7*15/1/19 1:57
朦朧詩北井戸 あや...215/1/19 1:46
空を殿上 童16*15/1/19 1:22
ストレンジ・バット・トゥルーホロウ・シカ...2*15/1/19 1:11
記号にからまってもう神に戻れない北大路京介615/1/19 1:00
息が詰まるほどお月様の背中115/1/19 1:00
ウイルスのせいだ支配者が宿題を忘れている415/1/19 1:00
窓辺[group]草野春心515/1/18 22:49
今日は日曜番田 115/1/18 22:32
箱庭青井315/1/18 22:22
長靴やまうちあつ...6*15/1/18 20:05
妻の願い花形新次115/1/18 18:25
Happy015/1/18 17:23
Sea zakk藤鈴呼015/1/18 13:52
2015.01.18 (ただじっと)[group]もっぷ315/1/18 13:05
混沌とした歓喜木屋 亞万3*15/1/18 13:01
開け放ちながら未来を物語るようにrabbit...215/1/18 9:52
one of usmizuno...215/1/18 8:05
コガネムシ915/1/18 7:39
町内会ウォッチイオン2*15/1/18 7:38
世界の終わり花形新次015/1/18 6:32
cache'nmizuno...015/1/18 6:16
スラッシュ衣 ミコ3*15/1/18 5:29
葉leaf215/1/18 4:29
虹色リボン衣 ミコ4*15/1/18 4:20
再燃の海瑞海2*15/1/18 1:22
少女はて3+*15/1/18 0:30

Home 戻る 最新へ 次へ
1672 1673 1674 1675 1676 1677 1678 1679 1680 1681 1682 1683 1684 1685 1686 1687 1688 1689 1690 1691 1692 1693 1694 1695 1696 1697 1698 1699 1700 1701 1702 1703 1704 1705 1706 1707 1708 1709 1710 1711 1712 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.54sec.