眠れない春が君に似ている 同じ柔軟剤の香りつけて北窓開く 雪とけて太陽も笑いだした ガキの頃から消えやしない
神をも恐れぬ万能感
何でもできる気がしてる
実際はどうだかなんて
そんなの些細なことだろう

ティッシュ配り断るの苦手
散髪の予約がめんどくせぇ
ムカつくこと ....
あんぱんを買って
自由席に座ろう
窓の外を眺めるのに飽きたら
文庫本を読もう
何を読んでいるかなど
乗客は誰も気にしないだろう
昼過ぎには着くだろう
次はバスに乗り換えよう
冷たい水を ....
心の芯に哀しみがある
それがどうしても声にならない

岐阜駅から長良川まで歩く
今日は少し増水している
空は曇り
私の心も曇ったまま

心がしんと冷えて
命の底を視てみると
どす黒 ....
自分の姿も見えないくせに 多くの人を傷つけて
その傷口に入り込んでは 自分の居場所を見つけたりする
端役のくせに 主役をエキストラにしてみたり
助けたと思った相手に 救われたり
大事な ....
背伸びをしていた幼子が
やがて高い視点を持つように
何はなくともお前の魂は
ゆくゆくは輝くだろう
磨こうとして
擦り傷だらけにならないくていい
鈍い光を孕んでも
摩耗していくよりマシだろ ....
肛門科の医師で
自称UFO評論家である私は
今こうして
私の前で四つん這いになっている
貴女に対して
医師として接するべきか
それともUFO評論家として
接するべきか思案している
貴女 ....
値打ちの無い言葉がある
路傍のきみに聞かせたくない
そんな、
くそみたいなものが

だからわたしは泣いている
 エホバの兵士

トテチテタト
テチトトテチャー
トテチト、タテチャ
伝道奉仕のラッパなり

くりだす子供の兵士たち
長靴坊やはよろこびて
朝日を浴びて踊りだす

水玉ガールも背 ....
あの火、
「ほ」が
やって来て
声も、血も、涙も、
水も、空気も、
ぜんぶ苦くなった

タ、タ、タ、
バ、バタバタ、
しんで
薄暗くなって寒い

カタチのない
「ほ」が
じ ....
粗大ごみ置き場に 無造作にブリキのバケツにすてられ
つったっている木刀
それは僕たちである

僕は木刀をひきぬき
大声を出して空を切り おもいきり振り回した
それを見て子供たちが笑っている ....
人間でのびるものは髪と爪と心
必要以上にのびた部分を加工して
装飾につかっている

自由にのばせないが
自由にきれる
人間は
削って美しくしようとする
あなたにうがいを教えたことはないけれど
あなたはうがいを体得していた
言葉で教えられるよりも
見て覚えることのほうが
きっと何倍も簡単なんだと思う

それでもあなたが
うがいってなんなの ....
幾何学カットされた放射状のライトセーバー。
グラスに注いだ水はきらきらと反射をして
虹のアーチを作る。

日の光を全身に取り込んだグラスは
魂の輝きを映し出すかのように
手にする者を無言の ....
中途半端に目覚めた
朝のような
深い霧に包まれて

たった一人
地球に存在する
気分を味わう


誰にも断ち切れない
深い絆で
結ばれていようと
いつかは
この手を
離す時 ....
夜の静寂に歌のような言葉
耳たぶに引っ掛かって時を揺らす
此処にはいないはずの
あなたが聴こえてくるのです


  朝の雑踏に歌のような言葉
  靴紐を解いて時を忘れさせる ....
さよなら 理解不可能なもの
7文字以内で喋れる言葉たち

もう永遠に会うことはない
永遠を定義することもない
母校の裏山には防空壕があって蛸壺跡地なんて石碑があって見える子は兵隊さんが通るなんて言うんだから合宿の夜は少し恐かったけれどここまで戦争は来なかったんだ九十九里浜いまは桜がきれいに咲く池の畔のアヒルた .... 無能と言われ慣れ
居場所など無いと言われ慣れた
アルバイトは首になり
とうとう愛する者など現れない
俺の王国がなくなってしまった
人達が二つに割れるのを見た
そしてその両方が俺を追い出した ....
ジジイ、今だ、やってしまえ!
「ワカッタ」
ウィーン、ガシャン
ウィーン、ガシャン
ズダ、ダ、ダ、ダ、ダダーン!
ぎゃああああ!

ジジイ、あっちもだ
「ワカッタ」
ウィーン、ガシャ ....
しゃぼん玉のような瞳を漂う
異形のチューリップ
コクトーの詩がめらめらと
記憶から皮膚を炙る 匂い
生まれたての羞恥心に注ぐ
冷たい炎のバプティズム
春を纏ったものたちは戸惑う
羽化した ....
鈍痛で目が覚める
平日の昼下がり
調子が悪いんだ
いつものことだけど

気つけのアルコール
ツマミが無いな
まぁ別にいいか
たまにはいいもんが飲みたい

不健康な幸せだな
噛みし ....
三人の娘

京洛に育ちし娘あり
今ははや娘とは言わじ
?たけて、人妻にして
いつも遠慮し
京風なり

東北育ちは、わが妻なり
寒地に育ちし故に
勝気なり、されど
人を憐れみ,親切 ....
はぐらかしてる
1日数ミリずれて
いつかここではないどこかへ

そうやって進む
何かに押し出されるみたいにして

1日1歩にも満たない
でも、
生まれた場所と
死ぬ場所は少し違うか ....
やわらかくなるなら、
山も食べたい、
山を口にするとゆうれいが跳んできて、
目を見張る仕草がくべられた薪のように、
ぱちくりと聞こえる、
そこでぼくに歩くことを決めさせた、
ゆうれ ....
雨が降るようには
言葉は降ってこない
言葉は辺りを水浸しにしないし
視界を霞ませたりはしない

日が降るようには
言葉は降ってこない
言葉は全てを明らかにしないし
辺りを温 ....
今日は
風がお休みだから
空気がのんびりしている

日向ぼっこをしている庭を
転げまわる
子どもたちが
僕の人生の
すべてになる

老いるのも
成長するのも
同じ時の流れ
僕らが忘れてしまったせかいには
せいかいなどなく
かいせいな空など何処にもなかった

暇つぶしに小鳥たちが散歩しているのをみて
炊飯器の時刻が大分ずれているのを直して
取り替え忘れ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
眠れない春が君に似ている北大路京介615/4/19 20:56
同じ柔軟剤の香りつけて北窓開く115/4/19 20:55
雪とけて太陽も笑いだした215/4/19 20:55
堕天捨我115/4/19 20:37
透明湖やまうちあつ...115/4/19 19:51
太陽渡辺亘1015/4/19 19:39
盲目ピエロ為平 澪8*15/4/19 19:27
IMAGAM...115/4/19 18:53
「自称詩」医師花形新次115/4/19 17:33
愛かマグかもっぷ615/4/19 16:31
エホバの兵士生田 稔015/4/19 14:56
あの火、atsuch...7*15/4/19 10:23
木刀島中 充315/4/19 10:00
髪と爪と心イオン1*15/4/19 9:47
うがいそらの珊瑚21*15/4/19 8:18
真夏の家族。梓ゆい715/4/19 1:04
いつかの一人のために緑かな5*15/4/18 23:49
夜想曲 (四行連詩)乱太郎16*15/4/18 23:07
さよなら佐藤伊織315/4/18 22:55
浅い塹壕/即興ゴルコンダ(仮)投稿.28こうだたけみ1*15/4/18 22:14
何も持てなくなった日に奥畑 梨奈枝3*15/4/18 21:24
「自称詩」機械仕掛けの俺んちのジジイ花形新次015/4/18 20:43
たいこともべきこともなくていいただのみきや12*15/4/18 20:09
酔い待ち捨我215/4/18 20:07
三人の娘生田 稔115/4/18 19:56
進み方小原あき4*15/4/18 19:37
_ズー4*15/4/18 19:37
降る言葉葉leaf1015/4/18 15:57
風が休みの日金子茶琳2115/4/18 14:56
キリ/サク(ゴル投稿)百均2*15/4/18 14:28

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