遠目から見れば透明な少女
空虚なココロは空気より軽い

二束三文で売った純潔
青い春はこれにて終結

「これっぽっちの温もりだったら
ひとりぼっちと大差ないや」

傷付いたって気付い ....
灰色の道の上に
ひとつの疑問が落ちていた
ずいぶん昔 この胸に生まれ
しなやかに若木のように育ち
そして出て行った
いつか答えを見つけるのだと
朝の光が包む白い道を
振り向くこともしない ....
子供たちと久しぶりに会うことになった。

金髪を見たらなんと言うだろうか。言わないほうがおかしい。

洗濯されたものだけを身につけた。

出かけるまえ父がじろっとぼくを見た。

晩ごは ....
君がみていた私
私がみていた君

それぞれ存在していたようで
輪郭のない者たち

今はもう触れる事はないすべて

知らない街で
バスを待ったけど
僕らの目的地に行くバスはこない ....
夜、部屋に帰って来ても
朝、起きても
置いた物は
みんな
置いた場所に
ある

一人 なんだなあ
自由 なんかなあ
「なんか、お前いつも1人ぼっちだよね」
「ううん、0.5人ぼっちよ」
「まぁそうだな、オレたちはまだ半人前だしな」
「誰か0.5人ぼっちの人いないかなぁ」
「それで1人になれるとか」
「うん ....
父の衣服が
風も無いのに揺れだした。

一人でうずくまる東京のアパートで。

死の間際
僅かな体力と精神力を右手に込めて
「お父ちゃん。お父ちゃん。」と呼ぶ娘たちの両手を
ほんの少しず ....
18歳のリーダー格の少年の
45歳の係長格の父親が
32歳の名前売りたい格の弁護士格の人間を通じて
当たり障りのない格のコメントを発表した

以下コメント

この度は
私の長男格の息子 ....
紙箱に仕舞われた
細いヒールの靴を
何十年かぶりに取り出す
一歩
二歩
あまりの痛さに
これはもう私の靴ではないと
知る
おそらく知っていたけど
今日、知ったことにする

おそろ ....
手ではない何かが動いて
君ではない何かを引き寄せた
恋という記号を剥ぎ取って
唇ではない何かが貪った

唇ではない何かが動いて
名前ではない何かを呼ぶと
君という記号を脱ぎ捨てて
 ....
私の紡ぐ糸は 笑顔の意図ですか
細く 永く 棚引きますか

補足しないと いけないくらいの笑顔ならば 
要らないと

手の甲と 掌を 等間隔で 
チラチラさせては イケマセン
 ....
おまえのアソコは
臭うものだと
思っていた
おまえには一言も言っていない
黙って愛撫してやる
それが男の優しさだ

第一、俺はおまえの
アソコの臭いに
惚れたわけじゃない
形に惚れ ....
会社を辞めたのは転勤の話が出たからだった。

もともと地元採用だったのだがぼくの仕事ぶりが無残で本社で無期限の研修を言い渡されたのだった。

たしかに会社には迷惑をかけていた。

でも妻と ....
夢中で追いかける姿が かわいくて

手を振って スピードを上げてしまう

いつのまにか 意地悪をしている 自分がいる

初恋の相手に 意地悪をした記憶がよみがえる

意地悪でしか 愛情 ....
ジーマミ豆腐
海ぶどう
島麺エンサイ
胡麻浸し
青パパイヤと
シークワサー
沖縄の風
炊き込み御飯で
アーサー汁さ
しまぁー会席
近海寄せの
美味養老
万年先でも
辺野古海風 ....
自然な姿
包み隠さず素直に
輝きを放っている

花が持つ力は強い
香りと見た目で癒やされる

花畑を歩く
天国に降り立ったみたいに
全身が愛になっていく

まだ見たことがない花に ....
あるあどけなさのなかで
こころを解いた きみの睫毛に
七色の光
ぼくが望むべくもない未来

頬の冷たさにとまどう
その柔らかい白の闇に溺れてゆく
思いだせば luv & hatred
 ....
コトコトと
コトコトと
お鍋の中でじっくりと煮る
お肉のような気分

身体も気持ちも柔らかくなって
景色も回想も流れる流れる
ここはどこだか知らない街で古い町

コトコトと
コトコ ....
春野里
想いて旅立つ
あなたの命に
菜の花と
桜を散らして

ひとりで
寂しくないように
途中まで
一緒にいきましょう
あなたを想う
たくさんと
途中まで
一緒にいきましょう ....
(ぷつぷつ)

     海ぶどうの外灯が
              (ぷつぷつ)

光の波を地上へ送る 
                 (ぷつぷつ)
        交差点  
 ....
雪が解けた、駒ケ岳の峰。

麓に向かい、流れてゆく水が
悲しみも流してゆく。

不意に通り過ぎた突風が
父からの「がんばれよ。」にも聞こえたようで

南の方角に手を振った。

(生 ....
ぽこぽこ生まれる
春の訪れ
風はまだ冷たいのに
鼻をくすぐらせる
漂う甘い匂い

団子のような
もちっとした梅の花が
ぽこぽこと
まだなの
いまかいまかと
春を待つ
金もらえんなら
「きみは一人じゃない
きっと誰かが見ていてくれる」
ぐらいのクソセリフ
いくらでも言いまっせ
でも、実際は
金もらえないどころか
気持ち悪がられるんだから
どうせなら
 ....
     「生」が図太かったら
    短命でも良しとするかい
           それとも 
      長命にめぐまれたら
 「精」の脆弱さに甘んじるかい
  卒寿のおひとりさまになっ ....
誰しも飲まれてる
誰しも溺れてる
いわゆる「世間の荒波」とかいう概念

誰も時化たツラしてる
俺も溺死しかけてる
藁にもすがりたい気分

そんな連中尻目に
涼しい顔してみせる少女
 ....
廃工場が西日で赤くなる
いつもここから見ている
鉄の階段を駆け下りる夢から冷め
夕映えに気がつく
カーテンのレエスの模様から抜け出たい
破きたい生温かい今日だ
くるまれたまま夜を受け入れる ....
月の表面がつるつるであったと信じられていたころ
自作の望遠鏡での観察で月の表面がでこぼこであることを発見した
ガリレオ・ガリレイ

プトレマイオスの天動説はキリスト教神学オフィシャルサイトの既 ....
歌わないでほしい外が歌っている
空が久しぶりに色彩を取り戻したきょう
けれども風の帳に覆われて
わたしはあきらめた

木琴の音色はいったい誰が担当しているのか
いろいろにたずねてみるし
 ....
解体された桜花が一方向に流れてゆく
姿だと悟ったのは間近にしたからだった
視覚はいつでも偽られ偽ることを好む
ゆうべの青いかがやきはちっとも
かがやいてはいなかった
明けて、暴かれた結果論た ....
昨日のネガティブ
引き摺って無駄にする今日を
増やしたくない これ以上増やしたくない

明日のポジティブ
描きすぎて無駄にする今日を
増やしたくない これ以上増やしたくない


 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
五月雨ガール捨我115/2/28 20:26
灰色の道ただのみきや23*15/2/28 20:07
4ジグソーみそ汁吉岡ペペロ615/2/28 19:29
永遠という名のバスそよ風115/2/28 17:49
置物金子茶琳1815/2/28 17:27
0.5人ぼっちイオン3*15/2/28 16:02
形見。梓ゆい415/2/28 15:29
18歳のリーダー格の少年花形新次115/2/28 13:41
靴を捨てる日そらの珊瑚1315/2/28 13:16
舞踏nonya14*15/2/28 11:48
笑顔の糸藤鈴呼2*15/2/28 11:45
ハードボイルド・スタンリー「横浜」花形新次015/2/28 8:53
3ジグソーみそ汁吉岡ペペロ515/2/28 8:18
猫じゃらし佐白光4*15/2/28 7:46
沖縄会席黒木アン1*15/2/28 7:27
花が持つ力夏川ゆう415/2/28 6:09
luv & hatred瀬崎 虎彦115/2/28 1:27
列車に揺られて灰泥軽茶815/2/28 0:44
Thank you黒木アン415/2/28 0:11
海の繁華街コトバスキー3*15/2/28 0:00
月命日。梓ゆい415/2/27 22:42
梅の花灰泥軽茶515/2/27 22:25
金では買えない花形新次015/2/27 21:30
唄はかすれて①信天翁315/2/27 20:41
ヘッドフォン・ガール捨我015/2/27 20:25
夕映えと春ゆきむし6*15/2/27 17:50
ガリレオの星梅昆布茶1615/2/27 17:17
如月町晦日界隈もっぷ615/2/27 16:44
いまさらの都合315/2/27 14:30
昨日のネガ 明日のポジ 今日のネジkomase...3*15/2/27 13:21

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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