回転木馬は 廻ります
ことくる ことくる
廻ります

まるで子供のように
陽気にはしゃぐ
あなたを 乗せて
回転木馬は 廻ります
ことくる ことくる
廻ります

あなたとの 初め ....
「傘なんか要らなかったね」

そんな風に笑っても

どこか気分が沈んでいるのは

心の霧が晴れていないから

空から覗く光が見えても

未来の事が分からないから


 ....
要らないものが多過ぎる!

下駄箱の中の履かなくなった靴
クローゼットしまい込んだ流行遅れの服
屋根裏部屋に放置された古い布団

断捨離にも体力が必要で
一日延ばしにする内に
どんどん ....
   消し飛んでしまいそうな
   この想いを
   受け止めてくれる
   熱が
   そこにはなかった
   冷たい水滴が頬をつたう




   
     ....
紙の橋
響きのなかに
消えかけた椅子
はらはらと
四角い影を残して


紙の羽
曇った朝の傾き
手のひらひとつの
まばたきとあざむき


雪が雪にわたす刃
 ....
あなたは私という平原を流れていく一筋の川
涼しい亀裂を走らせながら光として流れていく
あなたの源流はもう去ってしまったし
あなたの流れ着く海はもう干上がってしまったので
あなたは存 ....
絵の具がぶちまけられていた
字義ではなく文脈が読まれるべきだ
そう思いながら
僕は
誰にも見せない絵を描く
誰にも見せない絵を放つ
何処へ?
本棚の奥へ
埋め込んでしまい部屋を出た
 ....
豚を処理する夢を見た
腹が減っていたからだ

BBQにしてマスタードソースを
たっぷりかけたところで
目が覚めた

芳ばしい皮の匂いが
辺りに漂っている

身体が熱い
燃えるよう ....
うすっぺらいから日に翳せば透けてみえる

どっちが表か裏かも解らない

コインほどの厚みも
重さも
確率もないなら
潔くガラスになってみたら?

プリズムくらいなら
笑ってあ ....
ピアノ









ギター












出来上がったばかりの

僕が作った曲

 ....
ロケットみたいに
まっすぐとびます

余計なものをきりはなして
もっとうえへ

あしもとが
ぼうぼうもえて
それでもたかく

地面が恋しくなっても
たかくたかく

だって
 ....
嫌いなものを捨てていったら
自分が嫌いな自分だけが残った
空は眩いばかりの光に満ちていながらも知らん顔でもをしているようだ
胸の水面に浮かべた決意も
どこか夢心地のリアル

憧れに向け力強く背伸びするといふ
あすなろを想ふ

決して檜になれ ....
やわらかな月の宵に
ものうげなアルルカンがあらわれる
ここに来てくれてありがとう
匂菫の花束をあげましょう

少し遠くの霞んだ墓地では
姿のないコロスたちが歌ってる
アルルカン その歌に ....
散文は
徒歩
詩は
舞踊

散文は
直線
詩は
螺旋

ちぎって
つなげて
やぶって
なげて

言葉を排し
コトバの発現
記されるもの
しるしを授かる

 ....
桜の花に誘われて散歩するわたしの行く手の
立ち枯れた葦の叢から飛びだした番い  
ギャッと鳴いて 慌てふためき 灌木の陰に潜る雉子
間違えはしない
登校した私を小学校の玄関で
毎朝迎えて ....
あなたの声が聴こえてきます
空は美しいと知ったのは
それから間もなくのことでした

あなたの声が見えるようです
雲に隠れていても
太陽の輝きはわたしを慰めます

あなたとどうして出 ....
ついさっき猫は
まんぼうと腕を組んでそこを曲がっていったよ

わたしはそれまで
とても孤独だったのだ
ひとりで はだしで ふるえて
ひたひたと沈みゆく一日を感じながら
なすすべもなく ....
うす甘い空気ばかりをあつめて
思い出のような恋をしている
ないものがあるかのように
あるものをないもののように
かき抱いた空気はおだやかにつめたく
わたしの根に雨はふらない
塾なんて無かった頃
塾なんて行く人もいなかった頃
赤い鐘が鳴っても誰も帰らない
          誰も誰も
年上のあたしとY君はいつも考えてる
どうやればみんなが連れてくる
三才や幼稚園 ....
再放送のドラマは耳に煩くて
付けたはいいが直ぐに消してしまう


外には糸のような雨が降っていて
その柔らかさに若葉が震えている


下腹部に鈍い痛みが走り
私の身体にはもう少し ....
君が抱かれているあいだ
僕は麦焼酎をこぼして
歳時記がびしょ濡れだ
ティッシュが酒を吸収していく

桜の時期に夏の句を詠み
紅葉の時期に冬を詠んでいる
歳時記が乾くまで
ギターでも ....
あきれ顔を隠しきれない電話の声優しい 女の子として鉛筆削る そろそろ
おいとまをしようか
たくさんご馳走になったし
ずいぶんと愉快に笑った
これ以上長居をすると
ますます帰りづらくなる
それに遠慮がなくなって
無礼なこともしてしまいそう
今なら ....
雨上がりに
僕の頭から
貴女の頭に
虹が架かって
とても素敵だ
そのときは
二人とも
赤フンをしてるんだ

二人を結ぶ
虹の下を
世界中のばかというばかが
旗を振りながら行進し ....
再会という
残酷な喜びを
与えられた大人は
菜の花に囲まれた
少女になりたいと願う


胸の絡まりと
夢しかなかった
沈丁花の薫り漂う
あの頃からの染みを
どうして
抜き清める ....
Aへ
二人で共有できないことを
送ります

明日行くはずだったとこ
もう行ってしまった?
僕ももう少し

Aへ
階段の話
あれから
もうしていません
誰にもいうつもりもないです ....
崩れる 床はある
 バール 自らの肢体

気は 私の気は
 踊っている 縮退する
 
伸びた腕 足 首 目玉
 這っていく 稲妻 名状せよ
名状せよ 名状せよ 名状せよ

そこに淀 ....
しんをちょうせつして
つつをもちあげて
すこしだけすきまをあけて
まっちでひをつけて
しめるとどうじに
まっちをふってひをけす
ごっごっ と
おとをたてて
かなあみまでひがのびて
あ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜の回転木馬南無一515/4/8 15:48
雨上がりtetsu_2*15/4/8 14:50
【 断捨離できるか 】泡沫恋歌22*15/4/8 13:02
【 放射冷却 】[group]15*15/4/8 12:57
ふたつ ひかり木立 悟415/4/8 9:42
あなた葉leaf415/4/8 6:53
エルフの泉[group]ゴースト(無...6*15/4/7 22:29
BBQになる花形新次215/4/7 22:22
ムリマリー315/4/7 22:11
K.teller 僕の好きなもの世江015/4/7 22:09
とぶということ朧月515/4/7 22:00
嫌いなものリィ2*15/4/7 22:00
静かに泣いてしまいたいkeigo015/4/7 20:24
早春のアルルカン[group]塔野夏子6*15/4/7 20:07
しるしシホ.N215/4/7 18:43
雉子イナエ15*15/4/7 18:40
出会い乱太郎12*15/4/7 16:47
ついさっき猫はるな515/4/7 16:44
空気315/4/7 16:25
放送所の子供達は今岸かの子210*15/4/7 15:52
春の雨時子415/4/7 15:44
麦焼酎をこぼして北大路京介515/4/7 13:55
あきれ顔を隠しきれない電話の声優しい215/4/7 13:55
女の子として鉛筆削る115/4/7 13:55
おいとまやまうちあつ...5*15/4/7 12:58
楽しい花形新次115/4/7 8:29
別れの曲黒木アン915/4/7 7:10
Aへ佐藤伊織315/4/7 0:42
悪しき場所315/4/7 0:14
すとーぶアンテ615/4/6 23:42

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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