毎日僕はいくつもの錠剤とセックスをする

快楽と絶望を繰り返しながら行為は止まらない

今日は僕に任せて 明日は君たちに身を委ねるかもしれない

君たちのことは好きでも 嫌いでもない

 ....
幼い頃の私
皆から愛されたいと
思っていた
永遠に不可能な事に
気付かさせてくれた
私を嫌ってくれた人達よ
感謝の意を贈るよ

とても魅力的な
マリリン・モンロー
皆から愛されたい ....
境内につづく階段は長くて
手をつないでいると
歩きにくいのに
離したら二度と会えなくなりそうで
はじめて着た浴衣の
袂をゆらしていた
あれは
いくつの夏だっただろう

抱きかかえ ....
世の中には
あまりにも分からないことが多すぎて

私には
あまりにも分からないことが多すぎて

私には
経験しなければならないことが多すぎて

経験しなければ分からないことが多すぎて ....
ふってくるものがたとえ伝えたいことでなくても
私のところにふってくるのなら私がそれを伝えよう

どうしても走り出さずにはいられないのは
扉だけが幾つも私たちの家の中にあらわれるからである
 ....
記憶以外の記憶がある

ねえねえねえと腕をひっぱる甘い声は
三半規管が記憶している

ひまわりのようにうれしそうな笑顔は
水晶体が記憶している

しなやかにぬめる桃のような姿態は
皮 ....
詩人がみんな
ことばが消え去るのをまっている
画家が黒と白の絵の具を混ぜつづけるように
教師たちは生徒を置いて家へ帰る
神父さまは折れた十字架でシャーベットをすくう
詩人はみんな
こと ....
まだまだ生きろと言われる
みんななにも知らないくせに
向けられた刃物
目には見えぬ言葉のナイフ
摘み上げられ乗せされた天秤
もういいでしょう、もういいでしょう

突然に漆黒の闇が襲ってき ....
月夜の晩に
遠くで
猫が
鳴いています。

それは 激しく
狂おしく
まるで
赤ん坊の 泣く
声のようでも
ありました。

月夜の晩に
哭く声は
猫のようでも
赤ん坊 ....
白衣の悪魔からもらった
白い粒たちを飲み干す

ひんやりとした床に寝そべり
四角い空を見つめる
雲は流れ 空気は色を変える

ぽわぽわとする意識の中
ただ二酸化炭素を吐き出し
何の生 ....
あめのひのおむかえってきいてきいろい
あまがさながぐつすがたのこどもになっ
てみようとしたけどうまくいかないのは
そんなおもいでどこにもないからなのね
お迎えといって思い出すのは高校生の頃
 ....
水たまりが銀色に太陽を反射していた。
午前中の予定を終わらせて、
冷蔵庫から低脂肪乳を出して
ラッパ飲みした。

NHKの集金人がやってきて、
インターフォンを押している。
郵便局員が納 ....
気がつくと
恐ろしいほど
時間が過ぎている

あの時俺は
一体何をやっていたんだ?
もっと
他のことが出来たのではないか?

それが生きるってことだと
分かってはいても
残された ....
優しければいいってもんじゃないけど
時には優しいほうがいい

風はほとんどが冷たいものだから
家のなかはふんわり
優しいほうがいいよ

言葉ってつかわないと
固くなるから
おもったこ ....
旅行者たちの
スーツケースの色のひとつひとつを
記憶に残して
休日を満たす
左側の視界が急に
暗くなり
右側の明るさが少し
邪魔になる
蛇行しながら
虚構に近い方へ
わずかな猶予に ....
愛を馬鹿にする奴は
愛を知らないだけ
愛を知った時
愛なしでは
生きては行けず
愛にすがって生きて行く
それは恥ずかしいことじゃない
好きと共に生きてゆくこと
好きと共に死んでゆくこと ....
その日、
僕は小学3年生で
塾の帰りだった
家の最寄りの駅まで着いて
ホームを出たら
あら、びっくり
見慣れた街は
雪に埋れていた

その日は記録的大雪で
世界はシンと静まり返っ ....
少しの間
思い悩んで
ためらいがちに
目を伏せた

言いたい言葉が
きっと何かあったね

あなたは
優しさゆえに
言葉を封じる力があった

まるで魔女のように 
猫は
誰知らずに ひっそりと
夜中じゅう 鳴いているのです

ただひっそりと つつましく
哀しく 鳴いているのです

まっくら闇夜の
その空に
かぼそい三日月が
突き刺さり
 ....
詩人と娼婦が恋をした。

詩人は娼婦を
身請けする金を持たなかったので
詩を書いた。

娼婦は感動を
伝える頭と言葉を持たなかったので
体を捧げた。

硬いベッドの上
二人は一つ ....
昼下がりの
うすむらさきに藤がひかる
森で
少女は見知らぬ少女と出会った


目を閉じて 見知らぬひとと
わたしの森を過ぎてゆく
風、


心臓の音だけが聞こえるでしょう
唇と ....
「妻の庭」

温かい光が
いっぱい,紅、桃、イエロウ
さーつと、蝶々が
訪れて、あいさつして
去った
風が吹いて
五月、青い空
お花は
沢山、沢山
今日は幸せです。
雨で
ヒゲが湿って
しょぼくれてる猫

軒下から
灰色の空を呪い
ふやけた肉球を
丹念になめまわす

寒いだろう、とか
冷たいだろうと思うのは
いつだって人間の勝手で

猫は ....
嗚呼そうだ

人ってイライラすると
舌打ちすると思い
普段はしないが
舌打ちをしてみた
いい気分にはならなかった

人っていい気分でないと
眉間にしわを寄せると思い
普段はしないが ....
私は何か失敗したり
悩みごとがあると
気持ちをくにゅくにゅさせる
細く伸ばして弾ませて
くにゅくにゅさせれば
ちょっとだけ楽になる
問題は解決しないけれど
背筋を伸ばして
首をぐるぐる ....
昨晩の雨は雪へと変わり

昼過ぎには太陽にバトンを渡す。

帰宅した父を囲み

静かに語らう母と娘たち。

その手は何かを決意し

何かを覚悟するかのように

しっかりと握 ....
近い距離
想像できるよりもはるかに
近すぎて
見るときに痛みを感じることも
できないような距離に
光源があった
安っぽい紙を巻いた芯が
屹立している
その光源から柔らかな
色彩がいく ....
ありがとう
ありがとう
ありがとう

好き
好き
好き

どうすればこの気持ちは伝わるのだろうか?

いくら形容詞をつけたって
この気持ちを表現しきれない

何か例えたと ....
生きててごめんなさい
安易に
そんなこと想ってごめんなさい

あやまってすまして
ごめんなさい

あやまるなんてなんでもない
傷なんてついてないんです

生きているから
生きてい ....
見知らぬ男に
いつかに刺された右脇腹
抜糸の痕と汗の匂い
蜃気楼を初めて見た夏
君がこの世に降り立った夏
今世紀最大の奇跡

真白で生まれた君
僕と同じ 驚愕した
右脇腹に抜 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
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