僕はさようならに殺された 眠りでもない、目覚めでもない、そんな状態がもう幾時間か続いていて、その間何をするでもなかった、ただ座椅子に背をもたせて脚を投げ出し、わずかに上を向いて壁と天井の継目のところ .... 雨の日が、迎えにやってきた
長靴も傘もカッパもなくて、雨の日に失礼なことをした
みんなは、赤とか青とか黄色とかそんなのになっていった
それで帰っていった
僕には鍵があって、それ ....
グッドモーニング トゥー オール


ねぇきみって、って言うきみって誰のことだい
正直者の花が裂けている
アンラッキーとでも呼べばいいの、きっとあなたもそう
宇宙の前に正座してごらんよ
 ....
藤は支えが欲しかった
己が生きて行くための

桜は藤を必要としなかった
だが支える力は持っていた

今では一本の木のように
鬱蒼と密にからみ合うが

異なる性を持つもの同士
時を違 ....
白骨死体と言っても
完全に白骨化していれば
もはや化学物質の集合体なので
正直気分的にかなり楽なのは
否定しようもないが
身が残っていたりすると
それがちょびっとであっても
引いてしまう ....
無表情の酒に支えられ集中治療室 水より安い酒を友としている 死は結合された身体を
とく作業である
ほぐれていく身体はやがて二つにわかれ
それぞれ無のなかを漂う


互いが持っていた糸電話の
コップの裏に描かれていた顔は
ふたたびそれぞれ ....
長文及び乱文のごとく酒 運命とは。
戻ることはないから安心してもいい
並列された時間軸に迷いはなかった
それはみな意志の極限を指しているから。

時が鳴り響くように。
(私たちがモナドと呼んでいたもの) のよ ....
おてんとむしは かくれんぼ
ちいさな星は めだつけど
みかけよりシャイなのさ
スターの数は 数えないで


すっかり いじけた おてんとうむし
さいこうの隠れ家 見つけたよ
大切な 種 ....
スイッチ入れるとお湯が沸く
仕組みなんか知らないけど
お手軽ね、電気ポット
送信を押せば届く文字面
仕組みには興味ないけど
らっくらくインターネット

仕組みなんてどうでもいいけど
あ ....
言葉が詩に乗る
言葉が体から頭を駆け巡り
指から文章が出て
私はなにかを語りだす

幸せってこんな感じかな
脳から麻薬物質のようなものが流れて
幸福ばかりに満ち溢れている

幸福ばか ....
あなたが読もうと試みたと言うので
私は言葉を繋ぎ合わせようとしています。
言葉は心とおんなじで上手く私の手の中に収まってはくれません。
あなたへ向かって心は駆けていきます。

だけども、途中 ....
きみを覆うのは、世界中のあらゆる瑞々しさ。


この土手をもう少し行くと踏切がある
車どころか人だってあまり通らない
斜め前には所々が赤茶色に錆びた鉄橋
電車が通るたびに、じ、じ、じと振動 ....
依存症の集会所に
ジンジャーブレットマンが並んでる

俺たちを試すように
キャンディケインを持って
待ってる待たれてる
いつも雨の下というわけにもいかない

会えても会えなくても
変わらないものなんてない

私たちはたがいの
重力でだけ惹かれ合って

ボードゲームの駒みたいに
そ ....
人一人が到達できる地点はどう頑張っても限界がある

だから古人の知恵は無視できないのだ

姉はぼくにそう言い聞かせて本を閉じた

たしかにどの分野であれ成功する者は

古典に対して少な ....
疾走していくドープドープ
前髪ぱっつんと衝動は鋏の気まぐれ
紫の海の中でスモーキンビリー
片足だけ置いて旅立ちのジュークボックス

塗り潰しただけの似顔絵
君とあちら側でエンカウント
 ....
月が哭いている。
明日は嵐になるという。

茜色の感情だけが、夜に紛れることが出来ずに怯えている。
藍色は相変わらず。そういうことにだけは巧みに生きていける。

哀しみを通り過ぎた虚し ....
粥を含んだ口元。
生きる事をかみ締めるかのように
ゆっくりと唇が動く。

とろとろに煮込んだ粥は味付けも無く
米の甘みが弱った体に優しい。

おわん半分に残した粥を下げたとき
父は ....
昨日咲いた向日葵を見上げると
笑顔で眺める父が居る。

(お父さん、お父さん。今年の向日葵はいつも以上に大輪になりました。)

「小さくて、元気が無いのかな?」という一言が効いたのでしょ ....
いつまでたっても
つかまえられない人
何の疑問も抱かない

疑問を抱かない人に
疑問を投げかけても無駄

あなたは太陽と同じ

明るく熱く世界を照らし
エネルギーを爆発させ続け
 ....
薄汚れた右手で意味の無い言葉を書き連ねている。
B4の紙が深夜を迎える前に、僕はそれを突き破るだろう。
柔らかな筆先は優しさだ。
優しさが描き出すものが、いつだって優しいはずはないんだって、僕は ....
夜が来て
少し気が楽になった

今日が終わるからじゃなく
明日が始まるからじゃなく

私が夜の住人だからだ
しょうがなく付き合うフリ
したけれど
ホントは
誘ってもらってうれしかった

窓を開けると
思いのほか
風が強くて
帽子が飛んで行ってしまいそうだ
海と空が
あんなに近い

 ....
赤ちゃんの匂い 柔らかい肌の匂い
ふわふわの肌着の匂い あたたかいホッペの匂い
新生児のウンチは 美しいきいろ
お日様の下でひなたぼっこした後の
どんな高価な石鹸の匂いよりも
甘くて 柔らか ....
何故今オナニーについて
書こうとしているのか?
何故なら
今オナニーを終えたばかりで
清々しさと虚しさの
入り交じった感情を
もて余しているからだ

ちなみに
手は洗ったので
キレ ....
雨が強くなり始めた頃傘も差さずに泣いていたのは
怯える事を忘れかけていた少女の遊び
似合わない化粧と行くあてもない二本の素足が生を感じている
泥がはね、ワンピースも下着も先程までカールをしていた ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
さようならリィ1*15/6/3 0:55
朦朧たる旋律、そして簡略化された天井の構図ホロウ・シカ...1*15/6/2 23:29
雨の日のお迎えクローバー2*15/6/2 22:54
グッドモーニング トゥー オール1*15/6/2 22:51
藤と桜ただのみきや17+*15/6/2 22:44
白骨死体と私花形新次115/6/2 21:43
無表情の酒に支えられ集中治療室北大路京介015/6/2 19:53
水より安い酒を友としている715/6/2 19:53
身体佐藤伊織115/6/2 19:53
長文及び乱文のごとく酒北大路京介515/6/2 19:52
佐藤伊織215/6/2 19:02
 たんぽぽに抱かれてるるりら8*15/6/2 18:29
1/2/即興ゴルコンダ(仮)投稿.42こうだたけみ5*15/6/2 17:44
表現とは斎藤 九015/6/2 16:56
_きりえしふみ015/6/2 16:31
きみがいた、きみといた。あ。1*15/6/2 15:50
alcohol sex drug dependencemizuno...215/6/2 13:46
wait215/6/2 13:22
スリップストリームりゅうさん115/6/2 11:23
楽歌1*15/6/2 10:57
遠吠え1*15/6/2 9:43
1/2梓ゆい3*15/6/2 3:02
夏休み。215/6/2 2:40
私の太陽ガト015/6/2 1:56
hidari楽歌115/6/2 1:28
道化ガト115/6/2 1:26
海と空[group]アンテ315/6/2 0:53
あまいこと岸かの子27*15/6/2 0:46
何故今なのか2花形新次015/6/2 0:30
夕立の佇まい岸かの子24*15/6/2 0:13

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