ホモになりたい
ものすごくハレンチな
モーホーに 、
「ひとおもいに断行してみるか」
「ひとおもいに断行してみるか」
男子はみんな一度ホモになるべきだ
いやすべて ....
俺の領域に 入って来るな
ぽっぽー
汽笛を鳴らすな 五月蠅いぞと
がなる灯台 睨みつけて 三分停止
自動扉が 開いたら
また 駆け出せる
硝子張り
外からは 丸見え
....
僕が目指す場所は、確かにその壁の向こうにあった。
僕は10年掛かってその壁を超克した。
すると目の前には、レンガが描かれた壁が立ち塞がっていた。
僕はまた10年掛けて大きくなり、その ....
鏡のなか
ひどい顔した女がいる
って思えるだけ
まだ冷静なのかな
フラれた女
みっともない女
マスカラぐちゃぐちゃにして
泣いてるフリして
ウソ泣きじゃない
ちゃんと目一 ....
スカートの裾を一枚、縫い合わせて閉じると、追い出された可能性としての空洞が、床に投げだされた他の萎れたスカートを花咲かせてしまうのではないかと、一枚、また一枚と、縫い合わせては閉じていく。鱗みたいな、 ....
武力放棄を
天安門広場で
訴えようとして
中国当局に拘束され
未だ音信不通の
東山田敏夫さん(53)を救うため結成された
「中国当局に拘束された東山田敏夫さんを救う会」
代表の八洲守人氏 ....
思い出すとかなしくなるからと
思い出さないようにしていたら
いつしかほんとうに
思い出さなくなっていた
本当に忘れたわけじゃない
あの日あのときの鋭利なうずき
もう世界が終わればいいと ....
我々は遣って来た
静かに踊る草木
仄かに香る蜜
ジャングルから遣って来たのだ。
転がる砂石から、森の王者まで、
横たわる樹木を避け、
動物達の営みはすべからく道から外れ、
初めからこ ....
海が
光の海が
広がる狭まる
明るみ眩んで
暗まり遠退き
揺らぎ揺らいで
静まる感覚
奥まる意識
秘かな降臨
気づきの一瞬
凝視の息切れ
いつもの ....
スマタの方が好き
という人もいる
書き出しは
こんな感じで良いと思います
挿入が
到達点と考えて
彼女に執拗に要求する
あなた
繋ぎも
こんな感じで良いと思い ....
めぐりめぐらされた
想いもいつか星になる。
そんなことはわかっていても、
手をふる指の後れ毛を追いかける。
私をのせた小舟はどんどん ....
150722
中三の音楽の授業中のことでしたが、
子守唄を教わっていた。
と言っても教科書の楽譜を見ながら
皆で合唱するだけなのだが
理論はともかく
一度唄えば覚 ....
白濁する森で。
蜘蛛が
雨糸をゆらすと、
針の穴ほどの
光たちが
きらきら
溶けあい、
うっすらと
午前十時五十分の星座が
現れる。
欲情する樹々が。
目覚めている
....
ここ二日でひと山越えた感のあるわたしたちは
次の山あるいは谷を想像できないでいる
見上げる山 天辺が雲に隠れて見えないほど
見下ろす谷 闇へかき消えるほど底なしの
....
左手のスマホから 右手へ「淋しい」と送る
右手のスマホから 左手へ「元気出せよ」と返す
LINEで一人芝居をして バランスを保っている
スーツの着こなしはスマートに ロンジンの腕時計が光 ....
グルーヴをください、グルーヴを
大事なこととそうでないものとを
一緒に放り込んでグルグル回して
全部大事なことにしてしまいたい。
グルーヴをください、グルーヴを
優しいウソで足腰が鍛えら ....
真理を見たのです
燃えて輝く光を
そうして心は石と化し
硬く刻まれて死の使者となりました
冷たい墓石のセールスマンが
来世を高らかに謳うように
ある日ミミズが降ってきて
声のよう ....
万物流転 諸行無常
そんな言葉を
ヘナタトゥー
幸せとすれ違ったら
今度こそ職質なしで
手錠で連行
どこともしれない場所で
いまがいつなのかもわからないままうずくまっている
うすいはいいろをした水を飲み込む
立ち込めた霧を食べているような気分になる
青と灰とが入り混じる
薄暗い湖の ....
大体が何時も、終わりも近くに気がつく
或いは思い出す
何々がしたかった、
何々をみたかった、
はっとするたび
ゆるやかな喪失とともに
探る腕がふえてゆく
....
いつかわすれたうたが
君のくちびるにのぼったら
一艘の舟がこぎだすだろう
夕陽の海へ 雲のかなたへ
(そして、振り返ることもなく)
いつかわすれたうたが
君のなみだにかわ ....
人の輪郭ばかりがまばゆく降り積もり
忘却される往還は歌として刻み込まれて
歌は正確に人のさざ波を導く
正しさに先立つ正しさは愛欲に似て
幾つもの河を集めては飛び立たせる
人生がすべて ....
complete
demand
encourage
allow
describe
concern
compare
include
involve
....
夢が時を忘れさせてくれる間に
現実が時を数え続けてる
夢から覚めた時
私は何を得たのだろう
あるひとは写真を見て灰色と
あるひとは訪ねて来てエメラルドグリーンと
イメージしたのは東京のほんとの空の色
それで決めた部屋の壁紙
灰色って聞いて眩暈
エメラルドグリーンって聴いて
ど ....
雨の雫色の時間を
一緒に過ごしてきた猫も
居なくなって久しい一人暮らし
いまもまだ雨の雫色の日日
…そんな歌があって名づけた
雨の雫色 って日本語もきらきらと
思い出なら懐かしく整えて ....
じっとして
まっしろな大きな雲
空の下
流れる大きな影は生きている
山々は深く静まる
生き物たちは
じっとして
私の影は深く沈むように
そして
シャボンのような日々の私が
ふわふわ ....
目を瞑っていても
追いかけてくる足跡の靴音を
遮るためにドアを閉めても、
靴音が追いかけてくる。
とくとくとくと ....
いじめをなくそうとするのは現実的ではない
いじめはなくならない
九電の原発を停止させたままにするのは現実的ではない
九州がブラックアウトしてしまう
現実的ではないことをすると
....
絡まりながら生きている
街を歩いて上を見れば電線が通り
地下も配線だらけらしい
僕たちは“ライン”でやりとりしながら
タップで網を手繰り寄せる
繋がったまま生きている
誰かと誰 ....
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