夜明けの淡い光が ゆるやかな
丘の木立を 悪夢から救い出すとき
白い衣の少女たちが 透明な微笑を
ローリエ樹の 木末の葉先に 露を宿す


遠い思い出に浸って 白い午後は
菜の花畑の ....
小さな町は大きな街に憧れて 
いつも大きな街の姿をテレビで見ていた

小さな町は大きな街が大好きだったけど
大きな街に行くと自分がいかに 
小さな町であるか知ってしまうことを恐れて  ....
父さん居るのなら聴いて
日日ほがらかに楽しいです
あなたの最後の願いのとおりに
日日はとてもさいわいに満ちています
私の右手は人を指差すためにあるのではない
私の左手は施しを掴むためにあるのではない
昨日も
今日も
明日も

水の色を眺めている

優しい
優しい
水の色

地球に生まれたことを感謝する刹那に
ぼくは水の色をチェックする
それがぼくに与えられた使命だから

 ....
日が短い秋の夕暮れに気づいた
俺はあとをつけられている、
たしかに後ろで何かが擦れてリズムを刻んでいる
こうして気づくことはその音速と
歩くスピードの関係で起こる現象だ
俺は尾行者に通告して ....
カキフライだもん
大丈夫だと思うだろうよ
確かに生焼け感が
ハンパなかったけどさ
新鮮さを生かした
シェフの技術だと
納得して食っちゃったじゃんか!
おかげでゲゲゲの下痢だよ!
最近見る花は
山茶花と残菊くらいしかない
少し寂しくなっている

梅の花までは遥かに遠い

でも 多分今年の冬には
雪の花を眺められるだろう

季節の移ろいの美しさは変わることなく
 ....
巨大な画面のなかにキミがいる
わたしはあなたをにくんでいません
とてもスキで大切にしてる
そちら側
わたしは全身で
泣いているそばから
涙が雪になって風花みたいに消えていく
体の中心 ....
人に国籍はどこですかと問われれば
宇宙人と応えるしかない
前世にはどの星に生まれたのはわからないし
来世もどの星に生まれるのかもわからない

民族とか宗教の境界線は
ぼくの中で消化されてい ....
万物に作戦はアリ
ヒトにサクセンはアリ
作戦にアリはあり
とかをいうことが
とかをいわれることは
決して ナイ のだと
知らズ
窓からの光を迎えたのでアッタ
わたしをつくったのはだれですか

どうしてつくったのですか

びょうどうとはなんですか

それはいいものですか

わからないことだらけです

わからないままおとなになってもいいので ....
1
僕は勢いよく駆け出した!!

身体が軽い、痛みも消えた
毛並みも艶やかで若々しい

僕は解放されたのだ!

僕は夜の街を走る
いつもの散歩道、僕の街
家の中から地球の裏側まで
 ....
温泉に入ると
深く広々と湛えられたお湯が
私を首まで飲み込んだ
温泉の広さと深まりを前に
これが私の水位
これが私の容量
これが私の精神
これが私の闇
これが私の歴史
こ ....
神が六日間でこの世を創り
母が十月十日で僕を創った

僕はこの世に産まれ
きっと謳歌する

感情
感覚


匂い
世界
この世の総て

やがて絶対母が死に
多分きっと ....
 
あなたの息づかい

あなたの体温

ほんとはね、わたし、それだけで生きていけるの



 
鯨の遠吠え
骨横たわり
ラッパ吹く
誰がため
月が傾く頃
金色の砂が器から溢れ
胎内に響く
もうすぐだね
もうすぐだね
梟のウィンク
深淵なる森の一瞬
針葉樹の欠伸
我らからすれば永遠に等しく
命が宿るは奇跡に等しい

明星 ....
さり気なき言葉端々に、
乙女惑わす恋の技巧(からくり)。
感づるがまま君見つめ、
感づるはただ罪と密(みつ)。
真冬の園(その)には早すぎた、
不埒な青き春の花。
私からジャンとハイジを取り上げたなら私は発狂するだろう 真白になった
彼女の肌の小川に流れる純粋
くるくるまわった
私には得ることのない美しさ

美しさって
死を内包しているような
気がする
可愛さに絶望
美しさに絶望
比較的後者の方が ....
散歩をしようと思い
外に出た 私は 
北風が来月には吹き荒れていることだろうと思う 
もう 暗かった 外は 
恋人たちの恋に熱を上げていた
路地を通る 人気のない夏の日の思い出された
今は ....
太陽が大爆発したあの時、僕の頭の中ではゴミ収集車の音楽が鳴り響き、郷愁とは言い難いさみしい気持ちで満たされていた。

燃え盛る破片が隕石となって地球に降り注ぎ、人々の阿鼻叫喚が温泉のように街中で溢 ....
あやまったら大抵のことはおk
そんな考えでもいい?
そんな気分の夜

まじめに生きないって本を
読みながら風呂にはいろう

どうせ朝がきたら
起きるんだし仕事にいくんだし
はみだして ....
ひょい、と
おまえを肩に乗せると
よりいっそう
にぎやかな
居間になる

わたしには
さほど高くない
いつも通りの目線だが
おまえにとっては
宇宙ほどの
高みであるのかも ....
大人になって
子供の頃遊んだ公園や
学校の通学路を歩いてみると
昔と随分変わったなぁと思う
公園の遊具は無くなり
遊んでいる子供もいない
学校の帰り道によく
駄菓子屋に行き
友達とお菓 ....
色のない空気が
皮膚に纏わりつく時の流れ


すっかり固まって
ただ立っている
ただのぼく


四方八方
積み上がるノイズ
耳を覆うほど
騒がしくて
本当に聞きたい音が
ど ....
顔を合わせることもないのだが
納品先のユニークな店長

真夜中の搬入なので
鍵を開けセキュリティを解除して
作業をするのだが

厨房内のホワイトボードを
ふと見れば

  欲しいも ....
井の中の蛙だったのさ
大海に飛び込んでみたら
周りはたくさんの生き物であふれていて
埋もれてしまうだけの存在

されど空の深さを知る なんて言ったのは誰だっけ?
空の深さすら知っているかど ....
私を打ちのめすような
強い何かを探していた
打ちのめされて立ち上がる力をくれるような
強い何かを探していた

だけど実際私を打ちのめしたのは
自分が認められなかった
ただその一点だけだっ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
日曜日藤原絵理子615/11/30 21:54
狼煙為平 澪10*15/11/30 20:41
往信もっぷ515/11/30 20:22
8:00p.m.615/11/30 20:13
透明になるレタス1*15/11/30 19:52
尾行高橋良幸3*15/11/30 19:44
キンタマ王子、ゲゲゲの下痢花形新次115/11/30 19:42
冬の花レタス115/11/30 19:16
これはなに?わたし?モリマサ公315/11/30 19:06
国籍レタス115/11/30 18:57
ナンラカノ作戦あさかみ015/11/30 14:32
とくい朧月315/11/30 11:01
レオ3*15/11/30 9:22
温泉葉leaf415/11/30 5:32
赤い微睡みに馳せ秋也015/11/30 2:28
ほんとはね殿上 童17*15/11/30 2:27
深海より愛を込めて秋也315/11/30 2:02
280日間 近くて遠い日515/11/30 1:58
恋の技巧ケルリ115/11/30 1:08
マイ・シュタイフもっぷ315/11/30 1:01
真白瑞海4*15/11/30 0:45
秋の街角で番田 115/11/30 0:30
ソレイユwakaba115/11/29 23:10
もじどおり朧月215/11/29 22:29
肩車千波 一也1015/11/29 21:32
帰ろうリィ1*15/11/29 21:08
ノイズノイズ寒雪115/11/29 20:00
店長梅昆布茶1115/11/29 19:53
所詮は天竺葵115/11/29 18:30
打ちのめされることなど 2015/11/29 18:22

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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