寒いさむいサムイ

今日一段と寒くないですか?
帰り道の向かい風がひたすら強い
冷たくて寂しい
一人で帰ったせいなのだけれど

繁華街
人多くないですか?
すれ違う人の視線がひた ....

もしかしてもしかすると
今日はなんだかクリスマスらしい


何か予定がある訳でも
肩を寄せ共に過ごす恋人が
いる訳でもなく
幼稚園はキリスト教系だったなと
思い出 ....
ホームスィートホームから風俗嬢にならなければならなかったあなたへ

しんじゃった友達との記憶が許可無く薄らいでくつらみ
四角のなかのアナウンサーは巨大でにっこりともすんともつかぬ顔
ニュースを ....
静かな冷媒の音
誰かの企画が売買されている音
主張された封止のデザインを
ただ商品として見ること
喉の渇きを覚えるまえに
百円玉を入れること

なあ、ボタンが点灯するのに
あと10円足 ....
満月を目指して帰宅する
ラジオからは大相撲の話題
1月10日からの初場所が楽しみだ
できることなら
鴨南蛮を啜りながら
相撲が観たい
宝くじを当てたなら
それもできるだろう
今年は仕事 ....
貧乏臭い奴が
貧乏臭いハンドルネームで
貧乏臭いことを書き散らすのが
大っ嫌いだ

貧乏臭い奴は
貧乏臭い奴しかうつらない
伝染病にかかって
絶滅すればいいのに

ただし、貧乏臭い ....
24時間ゆうやけになる 飲み込んだチョコレートが
胃の中でどろりと溶ける
何の役にも立たない甘さ
何の役にも立たない苦さ

悪い夢を見た朝に
汚してしまった下着の色
一日中ついて回る後味の悪さ
標的もいないま ....
   芥子色の北風をついて
       冬至の太陽が
    レースのカーテンに
   無味乾燥の原版として
      いろつや褪せた
  庭木のかげをはりつける
       卒寿と ....
鋼鉄の揺らぎ
電波の囀り
電気信号の連鎖・やり取り

未熟児がギャーギャー喚く
僕らは手を拱いて
そいつを生かそうと努力をする

空が紫色に染まる頃
タバコの煙が寂しく揺れる

 ....
私は一篇の詩になりたい
それはたとえば路傍の風景

私は何も語りたくない
ひととしてのさびしさなど

私は私でありたくない
私にとって 私でありたい

私がどうしてひとであるのか
 ....
私は一篇の詩になりたい
それはたとえば路傍の風景

私は何も語りたくない
ひととしてのさびしさなど

私は私でありたくない
私にとって 私でありたい

私にどうして姿があるのか
多 ....
これまで失った大切なものを
一つずつ数え上げよう
そうだろう
君が今流している涙もその一つだ
渇望していたけれど来なかった
プレゼントの数も数え上げよう
届かなかった手紙の数で ....
私のすべてに帰依するもの。
私から外へ帰依するもの。
消えていく、あるいは、
はじまっていく暗い闇さえ、
今は一筋の光に照らされている。

手にした者しかわからない、
痛みとぬくもりが、 ....
言葉の空には
二本の虹が架かっている

一本は物から伸びている虹
もう一本は心から伸びている虹

二つの虹は交錯し
その部分の色は
一際濃くなっている

そして
物に近ければ
 ....
夏に
その場所に貼りついて
そのまま
息絶えた
ひとりの蛾が


いつしか淡い影となって
冬には、なくなった


それはありふれた風景だったし
毎年のように
繰り返さ ....
舌戦は凄まじかったし
リング上でもボコボコに殴り合っていた両者が
僅差の判定で 勝者と敗者にわかれ
汚い手で握手して抱擁するときに
がっかりするようなひとと
永遠にゴングの鳴らないリング上で ....
本屋の倉庫で縦横30センチあるかないかのすき間に両足をそろえ腰を下ろし一心不乱にバーコードを読み取っていた 非文明人がはじめてやるテトリスのようにだいたいの本が気を失っていた おれはそのひとつひとつに .... 熱流入、

自らに与えられた円還は
自ら綴じなければならない

神経ノイズ集積としての己
あらゆるノイズに揉まれて

熱流出。


愛・進化
キンタマ王子やすしこと
キンタマ王子清介は
サンタクロースを装って
深夜の民家に忍び込んだところ
薄目を開けて待ちわびていた子供が
大喜びで
抱きついてきたので
その勢いのまま
ブレー ....
晩祷を捧げる夜
聖橋を渡る人々が吸い込まれてゆく
鐘が静かに鳴り響き
賢者を祝う

まるで葬列のように
厳かな夜が果てしなく続く
わたしはわたしの世界を見る
薄ぼんやりとした世界の表情を
いくつもの闇の交わり 
いくつもの光の温もりを

わたしはわたしの世界を見る
とぼけた朝の鋭敏な世界の景色を
悲しみの重なりや  ....
紅蓮の業火が背中を焼き
腹は氷雪の海に閉じ込められている
隻眼の瞳は目指す方角を失い
同じ海域をグルグル周り
砂浜にたどり着くことは無かった
父母の名前を呼ぼうにも
卵から生まれたぼくは
 ....
ハッピークリスマスイブとまだ
誰にも云っていないイブ
陽光が不安定な
そとを想う

と、光りがこの部屋に訪れた
わたしはしあわせの意味を視る
光りの色は光り色
あなたの骨の、色のその次 ....
おばあちゃんは
クリスマスパーティに呼ばれたからいくといいました

なにを持っていくの?ときいたら
ごぼうを持っていくとこたえた
今朝ほりだしたから
お正月につかえるだろうからと

土 ....
 いまごろになって
         やっと
 起床直後の呪文が 
         癖となった
 仏壇にたてかけた
         亡妻の遺影に
 「おはよう」と
        口 ....
どんなに 綺麗な 夕焼けも
夜に なって しまえば
眺められなくなって しまうから

鳴って くれたら いいのに
「これから 夜が 始まりますよ」

そんな 合図だけ
待ち焦がれてる
 ....
浮世で築いた財の金ぴか
光る像は空のかなたへ信仰つなげ
天から光るのは太陽のような祈りのような

白い雪が螺旋に降りて
駆けあがる道を天までつなげる
祈りが届いたのなら
独り者だとか問わ ....
真鍮製の羅針盤は
あまりにも正確な方角を示し
一等航海士は舵輪をゆっくりと回し
船長は満足な頬笑みを湛えていた

明日は金曜日だから
今夜のメニュウは
特製のカレーライス
久々の上陸に ....
口に出して言えない心に
一体どんな意味があるだろう?
渡せない恋文で屑籠は溢れ
伝えられない言葉なんて
消えて無くなって終わりじゃないか
温めた卵を踏み潰して
醜い吐瀉物が見え ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冬のせい瑞海4*15/12/25 23:29
月見アイス凍月10*15/12/25 22:53
ホームスィートホームから風俗嬢にならなければならなかったあな ...モリマサ公1215/12/25 20:25
爆買いの世紀高橋良幸415/12/25 20:00
鴨好きレタス015/12/25 19:40
名取裕子花形新次015/12/25 18:14
恋をするとユッカ415/12/25 18:08
嘲ける人亜樹115/12/25 16:21
風の舌 八信天翁215/12/25 16:20
+1opus115/12/25 14:47
すみれ(習作)もっぷ3*15/12/25 11:38
すみれ(即興)2*15/12/25 11:36
クリスマスの数え歌葉leaf015/12/25 3:13
コンクリートあおい満月415/12/25 0:24
キンタマ王子、虹花形新次215/12/25 0:22
ホロウ・シカ...3*15/12/24 23:20
荒川洋治の詩を朗読もり1*15/12/24 23:00
赤いルビ3*15/12/24 22:35
愛アルカたけし415/12/24 21:13
キンタマ王子、やすしこの夜花形新次015/12/24 20:43
ニコライ堂レタス115/12/24 19:28
リアリズム鷲田515/12/24 19:15
罪業の果てレタス4*15/12/24 18:52
ハッピークリスマスイブ 2015もっぷ3*15/12/24 13:50
大地より朧月215/12/24 11:18
風と光の変奏 ⑤信天翁315/12/24 9:51
合図藤鈴呼2*15/12/24 9:33
太陽の日這 いずる315/12/24 1:14
捕鯨船長レタス115/12/24 1:10
墨塗りの夜空凍月7*15/12/23 22:47

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