失敗したのではない
成功しなかっただけだ

責任を取らされたのではない
責任を取らせてもらったのだ

誰でもできることは誰かでいい
誰もできないから私だったのだ

環境に左右されたの ....
逃げないで

まだ終わらない

忘れてしまいたい昨日も
何か一つのきっかけになる


見つめてみて
自分が歩いてきた道を

そしてこれからを



なにもないよ

 ....
今日は息子の成人式
スーツを着て一丁前だが
まだまだまだ
大人とは呼べない
まぁ火星人から
地球星人になれた
ぐらいの星人式

たぶん
聖人君子にはなれない
二十歳で諦める
自分 ....
玉ねぎを包丁で切ると目がしみる
時計の針の音を聞きながらカレーを作る
作り終えて コップにお酒を入れ飲む
子供の頃から読んでる漫画を読みながら

昔は使っていたけれど
今は使わない文房具が ....
気持ちの整理がつかない
ふつつかな子どもは今、いくつかな
もう気づくかな、ここに生きている価値を
蟻と平行線を続けてく
キリギリスには追いつけず
一心不乱に取り乱す
生きて行く道はオリジナ ....
…来るところまで来ちゃったんだろうな
懐から小銭入れを出して、
きょうのパンを買う代わりに
ついに切符を買う日が訪れたのかもしれない と

気持ちが揺れる
揺れるままに足はマーケットを過ぎ ....
私は一篇の詩になりたい
それはたとえば路傍の風景

私は何も語りたくない
私としてのさびしさなど

私は私でありたくない
私にとって 私でありたい

私にどうして姿があるのか
多分 ....
澄み切った均衡の成熟のもとに
季節の気まぐれな散逸を防ぐため
私は薪を手に取り機械で割っていく
身体が材料の要点をつかみ
材料を機械の中心に割り当て
身体と材料と機械とが
美しい諧 ....
 遠い昔。遥か彼方の銀河系で。



 帝国軍を鎮圧した同盟軍は、その後、新共和国を発足させた。長かった戦国時代は終わりを告げ、江戸 ....
オンコロコロセンダリマトウギソワカ

薬師如来の御真言だそうだ
仏経の事はよくわからないが
どうやら御真言の意味は秘密らしい

オンコロコロセンダリマトウギソワカ

パゴダには薬師如来 ....
あらゆる毛皮という毛皮を剥いで、
あなたをただ見つめる。
そこからはまるで、
万華鏡か走馬灯になった
私たちが見える。
私は手元を見つめる。
もうこれしかない。
新宿東口の街の片隅で、
 ....
のべつ幕なしぶちまけられる脳下垂体のジャミングに幻覚と幻聴のオンパレードだ、グラついた壁の下敷きになった二人の子供の話をだれかが耳元でずっと囁き続けている、それがどんなに酷く損傷していたか .... 数えているのは何?
そうやっていつまでも頭の中にいるのね
皮算用をして準備したことも
夢の泡沫に消える
選んだのは誰
選んだのは何

まるの形をしているのは
八の数字でも
六の数字で ....
掻き鳴らしたギター
空間に木霊した
演奏後の虚無

薄暗いジャズバーで
明日を語る
日付の感覚も無いまま
生きている感覚のみで

ベースの歪みが大きくなり
建物が共振する
心地よ ....
初夢はどんな夢を見ましたか
すべての夢は もろ刃のつるぎ
かざして何を想いましょうや

松飾をつけた車が 走っていた
正月だというのに梅が咲いている不思議な一日
うつくしさを か ....
三遊亭キンタマことキンタマ王子清介が
死んだ歌丸の代わりに
笑点のレギュラーになった

「申年と掛けまして
紅白の最後から二番目とときます」

そのこころは(死んだ司会の歌丸)

「 ....
ともだちってなんだろう
あんたとあったあといつもおもう

結構男前なあんただけど
あたしのことみくだしてるの気づいてるよ

そして
あんたも気づいてる

おんなどうしって
互いに相 ....
爆発する塊
黒い夢
揺れる雫

ゲイの少年が
少年の肩に触れる
少年の肌は陶器の様にツルツルしていて
ゲイの少年の性器がカチカチに固まる
その性器を口に含んで
舌でコロコロ動かすと
 ....
ひとを見て

ひとに触れて

ひとと関わって

ひとから聞いて

そう(理想)なりたい自分や

そう(願望)なれない自分が

顕れて



それはまるで物語のようだ
 ....
新月の子時。

広大な森林の奥深くに
闇を切り裂き閃光が走り雷鳴が轟く
それを受けた樹木が炎をあげ
火は連鎖的に燃え広がり山が焼き尽くされる

それは。



神々が手をかざし  ....
私のメガネのレンズは いつも薄汚れて 曇っている

ポケットに入れた手が掴んでいる しわくちゃのハンカチでも
はーっと息をかければ 少しは明るくなるのに

足元は 
山深い森の落ち葉
深 ....
姫様
こんな朝には目をつむり
芯部の痛みをやわらげるのです
色無き人々の圧迫などには
目も向けず
想うのです
ぼくを

スノーホワイト
赤い果実はあなたの芯部で
いかなる毒をしみ出 ....
聖夜に雪や星が降る

水平線にひかりの島

薬をビールで流し込む

キリストみたいな世捨て人

聖歌が夜にこだまする

車は30年前ので充分

それは見間違いかも


糞 ....
あの空の黄色と紺色が
どうやって繋がるものか
わからない

そこが
天国のありか

やり方の知れないことに
ほんとうのことは宿っていて
静かにいきものを見つめている
のだろう
 ....
…屋根から滴り落ちる水滴を見つめて

少しだけ ほんの少しだけ
水の音に耳を澄ませたい
鯉の泳いでいる 石に囲まれた
あの光景を思い出すから

かつての敗者だった僕に
送り届ける安らぎ ....
雑踏をかき分けながら
正午の鐘が鳴る
おなかも鳴れば
そこは立ち食い蕎麦屋
千円札を差し込み
天玉そばの食券がポロリと落ちてくる
ジャラジャラとおつりの音

男たちの背中をかきわけ
 ....
三年前にどうにも眠れなくて
三か月半の入院をした

そして今度はどうにも食べられなくなって
また入院する

そこはさまざまな動物が生息しているジャングルだが
静謐な時間が過ぎる場所
い ....
蒼い夜底の真ん中
白壁の沈黙、ふと絶え

薄い格子戸開ける女の白手
手招き三度、ゆらゆら揺れる

傷だらけの幼子の抱擁
骨組み晒し、癒されぬまま

格子戸の向こうに開ける界
二体の ....
痛んだ心は
解放を求めて
空へ飛ばしたくなるけれど

受け止めてはくれないから
胸に留めるしかない

だって
あなたは優しいから
「僕に分けて」って言うでしょ?


そんな ....
あぁ 想像の域をこえないで
6畳間に敷かれた闇を揺らしていく

胸を突く思いが漏れて 光になる
輪郭を探るように触れる 常に僕らは 泳いでいる回遊魚

忘れたはずの傷み抉り出して キスをし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
左遷の品格イオン2*16/1/11 12:26
顔をあげて幸絵216/1/11 12:25
この星の成人式イオン0*16/1/11 12:24
形の愛陽向∮9*16/1/11 12:07
押韻詩人独奏416/1/11 11:13
百七十六円で[group]もっぷ116/1/11 10:14
梢が春となる頃に (「すみれ」習作として)816/1/11 7:42
労働葉leaf416/1/11 1:18
STAR WARS ~episode11~TAT016/1/11 1:08
上野大仏2*16/1/11 0:15
毛皮あおい満月616/1/10 23:16
まともな話をするやつは正面からやってくるホロウ・シカ...1*16/1/10 23:04
数字の泡沫這 いずる416/1/10 22:50
HOPE八雲みつる116/1/10 22:09
かざしことば[group]るるりら15*16/1/10 21:58
キンタマ王子、笑点に出る花形新次016/1/10 21:29
おんなななめ朧月116/1/10 20:10
dissociationopus016/1/10 19:38
想い吉岡ペペロ516/1/10 19:11
焚き火HAL6+*16/1/10 18:38
そのような 澄みきった真実いねむり猫016/1/10 18:31
スノーホワイトシンデレラたちばな ま...4*16/1/10 18:10
世捨て人吉岡ペペロ516/1/10 18:06
歌の役割やまうちあつ...416/1/10 16:55
鯉の様に陽向∮7*16/1/10 15:03
立ち食い蕎麦チーズオムレ...716/1/10 15:00
ハートランドレタス816/1/10 14:23
逝く骨組みたけし6*16/1/10 14:20
あまのじゃく幸絵116/1/10 13:16
回遊魚ねこ歩き216/1/10 12:16

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