テメェらの陳腐な詩には飽き飽きだ!
そう言って僕は詩の世界から退いた
そうだ僕だってそんな内容しか書けない
知ってる、知ってる

児童虐待、親の愛、真実の愛、つかみ所のない恋
何を書いても ....
呼ぶ声の向こう側には
私はいない。
呼ぶ声の内側に私がいる。
声の内側は、
鮮やかな肉で、
血を吹きながら擦りきれている。

擦りきれた肉の隙間に入る風は、
冷たく心地よい。
無関 ....
風を知らない無知な私を、
笑う子どもがいる。
子どもは殖えていく。
げらげらからから、
騒ぐ鰐の口になって、
私を咀嚼する。
咀嚼されながら私は、
私から反時計回りにまわる
星の輝きを ....
通勤電車の厚い窓に
朝の光が 何層にも折りたたまれている

世界を遮断して 
許されたものだけが 透過してくる

見渡す景色が 放射状の光の道たちに
遠く近く切り分けられて
本当の姿を ....
ドロリ
ケーブルの中 濃密なインクが運ばれてゆく
末端で待ち受ける 退屈なひとたち 忙しいひとたち
虚無となれ合うための儀式
みんなハイになってる


眠れない 闇の一隅
不思議な薬が ....
流されていく 高いところから低いところへ

流れていく 目から頬へ

流れてしまう 重力に逆らえない

流れて 流されて 流れていく

嬉しい時は 踊るように流れる

悲しい時 一 ....
愛されたいと言うのなら

まず
あなたが愛さなきゃ


大切にされたいと思うのなら

まず
あなたが大切にしなきゃ



あなたが心を持っているように

彼も心を ....
 目の前にある現実を受け入れた時、
 世界がほんの少し明るく見えた。

 人の数だけ存在する悲しみを受け止めた時、
 ほんの少し自分の成長を実感した。

 苦しみを何でもないと思えた時 ....
電柱の下に女が立っていて
その両目が強く抉られている
古い古い傷
傷の奥にはきれいな屋敷があり
台風の夜など
海に向かって(蟻ほどのはやさで)
屋敷は崖からずり落ちていく
古い古い傷
静かな夜
波の音が響く夜
月がよく見える夜

あなたと強く抱き合う
気持ちを一つにしたくて抱き合う

明るい今を抱き締めて
明るいあなたの光が眩い

幸せの波が今を満たしている
 ....
キラキラの太陽の下 粒粒のサンゴ 咲いた
首飾りにするには ちょっと遅いね 君が言った

首元が 心許ないからなのか
その筋を 隠せるのかと 画策したのに
徒労に終わる

もう一 ....
『少女』

今日でハタチになるのよ
少女は花を散らして
その1秒を不器用に演じた


『宇宙』

置き石をみっつさせて
盤に星を置いてゆく
計算は怠らず
擦り合わせてジゴに ....
ベジタリアンの夫は機械が刻んだ野菜を好まないのでわたしは毎日大量の野菜を刻む、薄切り、千切り、いちょう切り、短冊、ささがき、タワーマンションの最上階に住んでいながら、窓の外なんかほとんど見 .... 窓の外の
雨の影に
音がないので
音がないので
部屋を満たす静けさが
宇宙の寂しさにつながってしまう


一人の時間を
刻む時計が
キックッ キックッと
決して分けられないはずの ....
そうやっていつも誰かの心を信じ
背かれても「人」を愛する君は
繰り返す涙を伝う前に隠し
お持ち帰りの痛みと
どうやって過ごすつもり?

白けた夕陽 滲む、憂いの瞳
本当の音で 眩しい未来 ....
彼には
歌詞カードが
欠かせない

言葉を大切にしている?

そうじゃない
歌を聴いているとき
言葉は二義的なものだ
それは彼にとっても
誰にとっても

彼が必要としているのは ....
私の胸から発する悲しみが
昏い宇宙を亘り
やがて優しさとなって
あなたの胸に届きますように
ベッキー相手に
ちんちん勃たせる
(手垢が付いているのは承知で
敢えてボッキー!)
奴はちょっと怪しい気がする

ベッキーで勃起するなら
ペコちゃんでも勃起するのではないか?
ペコちゃ ....
長い時間をかけて
黒く塗りたくった羽根を

君は
僕の背中から
剥ぎとったんだ



僕が
自分の足で
一歩ずつ
前に進めるように


自分の手で
一枚ずつ
 ....
背の高い男でした
私を食べたのは
盗まれたもの
はありません
私は私の肉体を
返却
します
借用証明書

捨てました
今度は
誰を
レンタルしようかしら

プライスカード ....
その日 久しぶりだった CDを借りて
そして 家のバカでかいスピーカーから流していた
そのCDを流す時 部屋で
かつての私が悲しく思える時の中で
政治や 経済とは
        無関係に
大宇宙の 風と 
小宇宙の 光りの 変奏に
あやつられながら
    生れいで やがて
   とわに 消えて逝く

そうだ そうとも
   ....
時間と空間の摩擦音が
遠くから響いている

全ての自動車はエンジンを失っている
速度だけが鮮やかに残った

街灯は顔だ
化粧した美しい顔

雲は空の濁り
人は歩く樹木

外の匂 ....
  そ    ス   こ    さ
  れ    ス   こ    ら
  は   そキ   ろ   カさ
 ゆ小  虫よの  切は  こ|ら
 めさ  のぐ音  な優  ぼテと
 入な   ....
旅人が蜃気楼に眼を奪われるとき
北極の海を渡る鯨の親子は水平線を越えた
ちから尽きて風が砂粒を運ぶ
まぼろしと磨きあげられた凸面鏡(レンズ)
囁きが星座を紡ぎ舵をきる
真夜中の帆先をみ ....
かけてきたんだ
ぼくら
あのはじまりの雨の日は
少なく見積もっても、一兆
毎日の電話で
二ずつかけていった
週末の映画館のエンドロールで
かける百九
その夜のキッスは
一兆八千七十三 ....
             160128

鬼の豆は大豆である
ダイズを焙烙で炒って
少し焦げ目が出来たかなと
感じた頃合いに火から下ろす
こりこりしてとても美味しい
鬼に食わすなんてもっ ....
昔から見ているAVがあった
私がまだ子供だった頃に見た女が出ていた
私には当時はその子は年上のおねえさんだった 
首筋に汗を滲ませていた
その子の姿を感じている 頭の中で
暴かれた世界に居場所はない
いつもぼんやりと生きていたいから
はっきりと輪郭が見えるとそれはもう
私とは違う誰か

私に暗闇を
私の顔と共に彼の表情も隠しておくれ
真っすぐな感情なんて見 ....
最近気になっているって言うか
口に出したくてしようがない言葉があるの
それはね
「前十字靭帯部分断裂」ウフッ❤
あなたも言ってごらんなさいな
せーの!
ぜんじゅうじじんたいぶぶんだんれつ! ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
スランプ斎藤 九116/1/30 12:48
あおい満月416/1/30 12:25
316/1/30 12:23
車窓いねむり猫116/1/30 11:41
ドリフターズ餅月兎8*16/1/30 11:37
ウォーター(水)佐白光1*16/1/30 10:21
大切なあなたへ幸絵016/1/30 9:20
ほんの少しで全て良し。ヒヤシンス5*16/1/30 6:06
古い傷春日線香016/1/30 5:57
抱き合う夏川ゆう216/1/30 5:54
珊瑚樹キス藤鈴呼4+*16/1/30 2:30
少女、宇宙縷々流 縷々116/1/30 1:13
カッティング・エッジホロウ・シカ...2*16/1/30 0:39
雨の窓豆腐小僧3+16/1/29 21:50
温もりの音颯太@0*16/1/29 20:39
音楽で数字を思う花形新次1*16/1/29 19:17
呟き或いは叫び渡辺亘116/1/29 18:41
ここで敢えてベッキー考花形新次016/1/29 18:35
君からのおくりもの幸絵016/1/29 16:12
レンタル伊藤 大樹316/1/29 12:26
その春番田 016/1/29 9:59
風と光の変奏(十)信天翁016/1/29 9:36
透明な通勤葉leaf216/1/29 6:13
日本の四季・秋颯太@0*16/1/29 6:06
惑星アラガイs12*16/1/29 2:54
もり1*16/1/29 0:21
鬼の豆くださいあおば8*16/1/28 23:15
昔のAV番田 016/1/28 22:51
スマイル八雲みつる116/1/28 21:28
好きな言葉11花形新次1*16/1/28 19:54

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