Aは「冷たい」と言い、
Dは「優しい」と言う。

Gは「変態」と呼び、
Jは「変人」と呼ぶ。

「テクニシャンだよ」と、M。
「好き者すぎて付いていけないね」と、P。

「バカ ....
少し疲れている
何かしなくては、と思いつつ
無情にも日は暮れる

「やいやいお前さん、いいかげん
ちっとは力を抜いたらどうだい」

そうやってなだめてくる
どこぞの誰かと

 ....
朝は眩しい
昨日の出来事は夢と共に去っていき
見えるのは清々しい
外の景色

光が窓から差し込み
新鮮な空気が溢れる

おはよう
おはよう
という声が聞こえれば
皆、それぞれ ....
プラスになろうなろうと
生きよう生きようと
前に進もうとするの
それでも気がつくと
押しつぶされるように重なるストレス
ベクトルの合力はゼロをこえマイナスへ

プラスになろうなろうと
 ....
よる
世の中の
つくりが
つかめず

来る
狂おしさの
ひかりと
ひかげ

無言の
怒り
身を衝いて

無限の
祈り
みおの果て
朱の映える
あの海の
離宮を
帆を張って
目指そう

天の
ご機嫌悪く
空は
毎日 毎日
泣模様

ある冬日の
前の秋の日に
想いを廻らし
朱の中を
歩く

その日 ....
森の中に暮らせば
なんとか
いきていけると
思ってた

怖い人の群れから逃げれば
大地が優しくしてくれると


 誰もいない
 静かな町には
 誰もいない
 風が吹く
 それ ....
私のお父さんの仕事は
箱舟を作ることです
むかし、ノアとその家族と
さまざまな動物たちが乗り込んで
洪水から生き延びたという
あの箱舟です
いつ来るとも知れない洪水に備え
お父さんは毎日 ....
 突然の驟雨に匂い立つ森が私を呼んでいる。
 どうしようもなくお前たちに会いたいがそれが出来ない。
 胸苦しさが止まらない。
 次に生まれてくるなら私は森になりたい。

 何かに生かして ....
あなたには確固とした道があり
立派な道標もある
でもそれはあなたの道標
私のではない

あなたの道標では
私の道は歩けない
どんなにおぼつかない足で
曲がりくねった道を歩いていたとして ....
詩とは日常のなかの
些細な疑問であったり 好奇心である

たとえば植物の種子のように
風にさらわれ二度ともどらないもの
炭酸水のように底のほうから発生して舞いあがり
はじけて霧散してしまう ....
世話好きな暮らしを離れて
夜更かしの日常に
浸りきる

お節介な暮らしを離れて
自堕落な寝床に
根を生やす

まわりの奴等はといえば
どいつもこいつも
似たようなもんで
 ....
正しくなくていいんだけど
ちょっとそばにきてほしい

優しくなくていいんだけど
背中に手をあててほしい

たぶんそんなことだけど
だれにもあるとおもうんだ
祖母の言う
ちゃんとすること
は わたしの ちゃんと
と 違うことを感じる朝
すこしさむい

歳月という文字をおもいだす
まったく言葉がでないまま

背中は語るとかね
軽くうなづき ....
夜は時々恐怖が充ちた
般若あるいは快楽殺人者の白い仮面が小さな窓に浮かんだ
どこかの月が妖しく照らした

夜は時々味方になった
メランコリーと夢幻と孤独に溺死するための空気を含んだ
犬の遠 ....
眺めては映る
鏡に
光る光も
混ざりながら
増え減りながら
見せている
走り去る影
回る日差し
明滅する人工灯
不自然な熱の色
気づけばいつでもどのときも
色一つ違う日々で
 ....
正化さんじゅうなん年

世間では

本を検閲する政府と

守る図書館で

どんぱちやっているらしい

銃弾の飛ぶ

大通りの裏路地で

私たちは聞かせる

ひととき ....
どんな紐も 間違いではないとしても
許されてはいけない夜
打ちつけた卵から雛はかえらない

液晶、あるいはブラウン管
はじめてじゃないってことは
これからもまたってことなのかな?

 ....
人間みたいな猫を言いかえると
ここではしゃべる猫のことです
うんこ坊やはそんなこと
つゆ知らずなので
滑り台の上から見つけると
ねこにゃんにゃんと
呼びかけながら滑りおりて
ゆっくり近づ ....
キンタマ王子は
どうしても賞が獲りたかったので
ありとあらゆる賞に応募したが
今のところ
NHK俳句教室の
「選者のお前は誰で賞」の次点に
選ばれただけだった

どうしたらもっとメジャ ....
一本の木がいくつもあるから
枝はかぞえられなくて
そこにしがみつく葉も
かぞえられなくて

一陣の風がいくつも吹くから
音はかぞえられなくて
ただでさえ見通せない夜ならば
音は ....
  筆で 塗られただけのような
  柔らかい柱が 幾つか
  にゅんにゅんしなっている下を
  女たちは 明日、
  征くだろう 群れを成し
  綿埃の絡まった 長い髪をし
  く ....
キンタマ王子ぐらいの
キンタマになると
キンタマとキンタマの間に
キンタマ大のタマを挟んで
落とすことなく
トライアスロンが出来るので
キンタマ大のタマを挟まなければ
今すぐにでもオリン ....
シリア人の前で
移民の歌を
熱唱したいお前は
情性欠如者のつもりだろうが
そうはイカのキンタマタトゥーなのだ

キンタマにタトゥーを入れるのと
キンタマのタトゥーを入れるのは
一字違い ....
いつから積むようになったか忘れたが
もうほとんどれんがは残っていなかった
塀と不安は伸びつづける
いったい、この不安がなくなるか
れんがが先になくなるか
そのどちらが来てもわたしは
や ....
気温20度
湿度40%
朝には霧が晴れた
太陽が昇る前に出かけてゆく

今日はよく晴れた
気持ちの良い日が続いてる

明後日は天気が崩れるらしい
この頃体調が芳しくなく
風邪をひか ....
静まった水の鏡に ラムプの炎揺らめく
消え残った恋の余韻 燃えつきるまで
髪を撫でていて もう一度連れて行って
きみを振り向かせて 繋ぎとめたい


夜半にふと目が醒める 夜翔ぶ鳥の声 ....
両端が見えないほど長い橋の上
ひとつの影が立っている
呼びかけても応えない
近づいても近づいても近づかない


夜の左脚のしびれから
次々に飛び立つ火の鴉
水たまりの波 ....
微睡む

冬の愉悦

朝日さす

貴方の

うでのなか
黄昏色した髪の歌姫は
夜に目覚め
黒いドレスを身に纏い
ナイトクラブで唄っていました

安っぽい香水と目がチリチリするような紫煙と猥雑な嬌声に囲まれて
夜毎、淫らなうたを
唄って ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
私にまつわるエトセトラレモン6*15/11/17 19:35
がっぷり四つもり015/11/17 19:21
鷲田115/11/17 18:57
無題(仮題:生のベクトル)天竺葵015/11/17 18:55
みおつくしシホ.N415/11/17 18:31
冒険に!薫子115/11/17 17:56
ビーイング野澤 尚也1*15/11/17 16:23
箱舟やまうちあつ...515/11/17 15:22
曇りの日ヒヤシンス10*15/11/17 14:16
無題(仮題:道標)天竺葵215/11/17 12:54
散文・詩とは、w.tsub...315/11/17 12:43
問うてはくれない人もある千波 一也615/11/17 11:57
まなざし朧月115/11/17 11:56
ちゃんとしなさい315/11/17 7:56
サスペンス香椎焚315/11/17 5:05
_雨へのダブリ...015/11/17 0:44
正化フユナ3*15/11/17 0:35
液晶あるいはブラウン管はるな315/11/16 23:17
猫と桶谷015/11/16 23:11
キンタマ王子、賞を狙う花形新次115/11/16 22:46
鳴きやまない夜に千波 一也415/11/16 22:40
hashira[group]草野春心215/11/16 22:30
キンタマ王子、挟む花形新次015/11/16 22:18
キンタマタトゥーの女015/11/16 21:50
れんがはるな215/11/16 21:46
明日を占うレタス2*15/11/16 21:35
朝けの袖藤原絵理子515/11/16 21:32
夜の真昼木立 悟715/11/16 20:58
冬の朝薫子015/11/16 20:53
birdレモン5*15/11/16 20:51

Home 戻る 最新へ 次へ
1465 1466 1467 1468 1469 1470 1471 1472 1473 1474 1475 1476 1477 1478 1479 1480 1481 1482 1483 1484 1485 1486 1487 1488 1489 1490 1491 1492 1493 1494 1495 1496 1497 1498 1499 1500 1501 1502 1503 1504 1505 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.48sec.