朽ちたソファに鳥が座って
判子をまっている
ねむたい もう
立っていられない
鳥たちを 待たせたまま
ぐらぐらする頭をはずして
眠ってしまう わたしは 眠ってしまう
判子は
抽斗の ....
苦しみは夜のネオンに芽生え
朝の日常に消える
そうして透明な世界は回ることができる

迷いは夜の闇に映えて
朝の陽光に存在を消す
そうして各々の生活が回り始めることができる

一人の人 ....
空蝉がしがみついていた 葉は紅く
翔び立った鳥の羽風に ゆらりと落ちた
机に頬杖をついて 知らない間に眠っていた 
痺れた腕は きみの髪の感触を覚えている


川に落ちたもみじ葉の 流 ....
              151215

ここの盛りそばはそばの材料は良いんだけど、打ちが悪いね・・、それにこのつゆは出来合いじゃないか、溺愛する者どおしがひそひそと不満をぶつける
その不満が ....
休日
つるつるのコンクリートに落ちた
真っ赤な枯れ葉を見たときに
すべてわかった
光でも色でも形でもない
存在がうつくしい
うまれてきたこと
死んでゆくことの
今、真ん中にいる
あっ ....
善意の塊のような
振りをしたあたしに
癒しを求めて
近づいて来た奴を
片っ端から
抹殺していった結果
前代未聞の
悪意の塊になることが出来たんです

スターリン!

あたし、あな ....
眩しさを思い返す

ルミナリエ
太陽が出ている時の
骨組みだけの状態
緻密で綺麗だった
静かに光を浴びていた
気が付いたら目を閉じて
手を合わせて祈っていた



 ....
男たちの港は
場末のパブで

みないい加減なことをほざいていた

ある奴は巨大な銛を引っ提げ
ある奴は真鍮の潜水具を抱えてきた
ある奴はフランス製の渋いマドロスパイプを手にし

自慢 ....
今しかない
今しかないんだ

スズメの大群
目がくらむほど輝く夕日
橙と黄金色に染まる街並み
金色に閃く窓ガラス
生物は黒に染まり
無生物は鮮やかに色付き煌めく
世界が反転する瞬間
 ....
どうしても人には言えないことがあって

どうしても人には言葉にできないことがあって

ただ冬の林の中で落ち葉を踏みしめるだけしかないことがある

枯れ葉を一枚手に取って
溜息を吐き
そ ....
刹那と永遠の狭間で
ぼくたちは何処まで飛んでゆけるのだろう
離反と螺旋を繰り返しながら
金の龍と銀の龍は交わることなく

極微から虚無の果てまで
火の玉のように
何処までも飛んでゆく
 ....
おーい 呼んでも 返事せず
多い 台詞を 繰り返し
たまに オイオイ 泣くのです

そんな シーンを ひとまとめ
ピーマン・ポールに まとめます

挽肉 詰めて 忘れます
憎々しげ ....
スタッ スタッ スタッ

大きな白いイキモノが用水路を移動して来る。
僕は思わず沿いの遊歩道に立ち止まる。

スタッ スタッ スタッ

水かさは30㎝程、幅約1mの用水路を、そのイキモノ ....
怨みや瞋りや憎しみを乗り越えようとするなら
相当な覚悟が必要だ
それには
相手を尊敬するしかない
相手に感謝するしかない
君のお陰で私は強くなれた
君のお陰で私は優しくなれたと
先生は言 ....
生きている人は傲慢だ
やすらかに眠ってください、とは
あたしらへむけての言葉だと思うけど
ほんとのところは
生きている人のための言葉なんじゃないか
そもそも死んだ人が眠ると決めつけてんのは
 ....
許せない
許せない
そう思い詰めて
12年も経ってしまった

恨む心が
生きる力を蝕んでいく
憎む心が
生きる力を削ぎ落としていく
いつの間にか
いつの間にか
私はこんなところま ....
あたしが何も気づいていないと思ったの?

優しさで
二人同時に傷つけたね

早く行きなよ
あの娘の傷は深いけど
貴方はそれを治してやれる

あたしの傷は
独りで治る
だけど貴方に ....
普通科文系女子にはいーらないってカガク蹴っ飛ばして地学で誤魔化す頭のなかにはどこさがしたって1モルなんかはございませんからあっさり省ける仕事の工程つけない高低あいまいな肯定わらって見せるのすらめんどく .... 過去も未来も無く
ただ美しいと思った

さよならの
指先を咬む

ひずみ
巨大キンタマの遠心力を
利用して8回転ジャンプを
試みたキンタマ王子だったが
キンタマがグルングルン回転したまま
止まらなかったので
会場の屋根を突き抜けて
そのままオスプレイのように
 ....
まっ白いスニーカー
土砂降りの雨の日におろすきみ
ぼくのこころ、
ふるえました

おくびょうなのはどっちだろう

長靴履いて
ふるえました

お互い傘も
なかったころ

そう ....
日曜日だもの
景気のいいこと ひとつやふたつ
言いたいよ
どんなに明るい話の裏にも
どんよりしたニュースは
こびりつくから
日曜日だけど
これから仕事のひともあるだろう
だから 決して ....
言葉でにぎりこぶしを作らないよう
ひらいて ひらいたら
ひとりごとが蝶々になって
くらりくらり とんでった


書いても書いても
何ひとつ
まっすぐ飛んでは行かないね
寄り道したり  ....
いつからだろう?

少し前までは
金床で鎚を振って
融けた鉄をなんとか
形にしようとしてたのに


気付けば錆びた普通の鉄だ
歪に固まったただの鉄だ
銅でも銀でも金でもなくて
 ....
ねむってたら
枯れた実になって転がってた
拾われて
じぶんもとうとう
あつい釜のなかへ と
身がまえていたら
偉いのがきて
それは数には入らないよ
と言う
ぬるく ちいさいての ....
空があんまり真っ暗だから
目印に月があるの

そこにつめをひっかけて
ペラとめくれば裏側になるの

地球はほんとは丸くなんかなくて
昼間しかない世界がひろがっている

夜と昼はいれか ....
告白した
付き合った
3日で振られた

大きい口開けて笑う女の子とは付き合えない。
ガサツすぎでしょ、ありえないんだけど(笑)

らしい!!!!!
もう大声で笑えないじゃないの
 ....
カラオケで踊ってくれたPerfume思い出して急に寂しくなった

愛してると僕ばかりが言って 君は返してくれない

  雪だるまのクリームパン 2割引きになってる
  君からの電話がない ....
ら行を話すときに
過剰なまでに
舌がまわる奴が
気持ち悪くて嫌いだ

分かんない?
なら、らりるれって
繰り返してみ

らりるれ
らりるれ
らりるれ
らりるれ
るれりら
ら ....
コンビニでタバコの銘柄を、聞き直されることが増えた。
滑舌が悪くなったのかもしれない。
一回で聞き取れない店員に、イライラするようになった。

動きが遅い店員に、イライラするようになった。
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ソファはるな315/12/16 0:01
展覧会鷲田715/12/15 22:57
枕に消ゆる藤原絵理子5*15/12/15 22:55
1モルの理想を省くあおば6*15/12/15 22:41
めざめよりもねむりよりもやすらかなものユッカ415/12/15 22:23
キンタマ王子、スターリン花形新次015/12/15 21:55
ルミナリエ凍月5*15/12/15 20:04
真夜中の港街レタス315/12/15 17:54
今しかない6*15/12/15 17:20
青蛾レタス3*15/12/15 17:18
水への回帰215/12/15 16:50
ピーマン・ポール藤鈴呼2*15/12/15 16:42
在る ということたけし8*15/12/15 15:30
無題渡辺亘115/12/15 15:12
風の伝言そらの珊瑚1715/12/15 15:01
生きる命をとりもどす渡辺亘315/12/15 9:57
友達Lucy915/12/15 1:01
1モルの理想を省く/即興ゴルコンダ(仮)時間外.96こうだたけみ3*15/12/15 0:51
アウローラレモン16*15/12/15 0:30
キンタマ王子、世界最高得点花形新次015/12/15 0:01
ふるえましたもり2*15/12/14 23:59
日曜日の詩015/12/14 23:58
ひらがな豆腐小僧615/12/14 23:28
鉄塊凍月3*15/12/14 22:09
はるな315/12/14 21:59
隠し扉朧月115/12/14 21:28
真夜中会議瑞海5*15/12/14 21:27
雪だるまのクリームパン北大路京介1315/12/14 20:40
キンタマ王子、らりるれ花形新次015/12/14 20:35
前朱夏藤山 誠115/12/14 18:40

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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